加計学園の獣医学部新設を巡り、愛媛県が作成した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)との面会記録に、安倍晋三首相が加計孝太郎・加計学園理事長と会食した際の記述があることが、「週刊文春」の取材でわかった。 記録によれば、2015年4月2日、柳瀬秘書官は首相官邸で、愛媛県地域政策課長や今治市企画課長、加計学園事務局長らと面談し、次のように発言したという。 <加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった> 男たちの悪巧み(昭恵夫人フェイスブックより) 安倍首相は、昨年夏、国会で次のように答弁していた。 「(加計理事長からは)『獣医学部を作りたい』、さらには
電子ブックシリーズ「歴史文化ライブラリー」「読みなおす日本史」 が利用可能となりましたので、お知らせいたします。 ご活用くださいますよう、お願いいたします。 ■「歴史文化ライブラリー 」「読みなおす日本史」 とは 吉川弘文館が刊行している歴史シリーズのオンライン版です。 閲覧・検索・エクスポートが可能です。 ■アクセスの手順等 同時アクセス数は1です。 学外からの利用も可能です(認証GWサービス利用申請が必要です)。 ・https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookList? 出版社/提供元を「吉川弘文館」に指定してください。 E-journal&E-book portalからの利用も可能です。 ■お問い合わせ先 文学部図書室 受入担当 ukeire@l.u-tokyo.ac.jp(@は半角に置き換えてください)
二階俊博・自民党幹事長(発言録) (加計学園の獣医学部新設を巡り、当時の首相秘書官と面会した愛媛県作成の記録文書が存在したことについて)当事者が明確に説明すべきことだ。(森友文書改ざん問題や加計問題など)誠に残念でならない。明けても暮れてもこういうことに終始するということは、国民の皆さんもうんざりしていると思いますが、我々も実際はうんざりしております。こういうことは早く明確にしていく、解決していくということが大事だと思います。(国会内の記者会見で)
山本幸三地方創生担当相「今治市に確認したところ、官邸には行ったが、今後の今治市の議論に支障が生じる恐れがあるため情報公開条例の趣旨にのっとり相手方についてはお答えできないとのことだった。一方、内閣官房に確認したところ、訪問者の記録が保存されていないため確認できなかった」 森氏「山本さんに聞いていませんよ。首相官邸の話。菅官房長官、分からないんですか。何で記録が廃棄されちゃうんですか。2年前のことですよ。平成27年4月2日、今治市の課長、課長補佐、官邸を訪れているんです。なぜ分からないのか。一体誰と会ったのか」 菅氏「外部からの入邸者数が一日に300人から400人いるということだ。これを全て保存すれば個人情報を含んだ膨大な量の文書を適切に管理する必要が生じることもあり、公文書管理法や関係規則に基づいて遅滞なく破棄する取り扱いになっている」 森氏「遅滞なく破棄する、そこが分からない。参院でも会
森裕子参院議員(希望)「平成27年4月2日、今治市の担当者は首相官邸で誰と協議を行ったか」 萩生田光一官房副長官「平成27年4月2日に今治市の職員が官邸を訪問したかは、訪問者の記録が保存されていないため確認できなかった。先日も(森)先生からご質問を受けて、安倍晋三総理に直接聞くようにということだったのでお答えしているが、改めて総理に直接確認したところ、面会したとの記憶は全くないとのことだった。一般的に市の職員が安倍総理と面会することは考えにくいと思っていて、どなたとお会いしたかは確認できていない」 森氏「首相官邸ですね。平成27年4月2日です。パネルにも示しているが、今治市の行政文書、情報開示によって提供された行政文書、合計で7800枚以上ある。これが行政です。そのうちの一部です。きちんと書いてあるじゃないですか。 平成27年4月2日、15時から16時30分まで、首相官邸、議題はそこに書い
急きょ東京出張の日程が変更になった。二〇一五年四月二日夕。帰りの航空機の便を遅らせて、愛媛県今治市の職員が首相官邸を訪れた。 待っていたのは、柳瀬唯夫(やなせただお)首相秘書官(当時)。県職員と学校法人「加計学園」(岡山市)の幹部も同席した場で、県と市に学園の獣医学部新設を進めるよう対応を迫ったという。 柳瀬氏は、安倍晋三首相が創設した国家戦略特区を担当。アベノミクスの恩恵を全国に波及させるとして、地方創生につながる特区提案を近く募ることになっていた。 市の文書には、この日の午後三時~四時半、「獣医師養成系大学の設置に関する協議」のため、市の担当者が官邸を訪問した出張記録が残る。 しかし、今年七月、国会の閉会中審査で、官邸での面会の事実を問われた柳瀬氏は「記憶にない」を連発。かたくなに面会を否定する政府に対し、県幹部も苦言を呈する。「何で国は隠すんですか」 官邸訪問から二カ月後、県と市が国
学校法人「加計(かけ)学園」が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画に関し、首相秘書官だった柳瀬唯夫経産審議官が同県や今治市の職員らと2015年4月に面会した際の記録が残っていたとの報道に対し、柳瀬氏は10日午前、コメントを発表した。柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはない」と明言した。 愛媛県の記録に、柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたと記されていることについては、「具体的な地点の選定手続きは、総理秘書官の職を離れてかなり時間が経ってから始まり、今治市が特区を活用して、獣医学部新設を行う規制改革が決まったのが平成29(2017)年1月だった」と説明。「私が外部の方に対して、この案件が首相案件になっているといった具体的な話をすることはあり得ない」とした。
愛媛県の中村時広知事が10日の記者会見で「職員が作成したメモ」と認めた文書の内容(全文)は以下のとおり。 ◇ 報告・伺 獣医師養成系大学の設置に係る内閣府藤原次長・柳瀬首相秘書官との面談結果について 27.4.13 地域政策課 1 4/2(木)、獣医師養成系大学の設置について、県地域政策課長・今治市企画課長・加計学園事務局長らが内閣府藤原次長及び柳瀬首相秘書官らとそれぞれ面談した結果は、次のとおり。 《藤原地方創生推進室次長の主な発言(内閣府)11:30》 ・要請の内容は総理官邸から聞いており、県・今治市がこれまで構造改革特区申請をされてきたことも承知。 ・政府としてきちんと対応していかなければならないと考えており、県・市・学園と国が知恵を出し合って進めていきたい。 ・そのため、これまでの事務的な構造改革特区とは異なり、国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい。 ・国家戦略特区は、自治体
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