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ブックマーク / current.ndl.go.jp (331)

  • 米国国立公文書館(NARA)、トランプ政権の公式ソーシャルメディアのすべてのコンテンツを収集・保存・提供すると発表

    米国国立公文書館(NARA)、トランプ政権の公式ソーシャルメディアのすべてのコンテンツを収集・保存・提供すると発表
    shigak19
    shigak19 2021/01/18
    短期的にはトランプのSNSの内容流通につながるかもしれないけれど、長期的には最も辛辣なトランプを批判し歯止めを掛ける取り組みになるかも
  • E2327 – カナダの冊子体資料共同管理に関するプロジェクト最終報告書

    カナダの冊子体資料共同管理に関するプロジェクト最終報告書 名古屋大学附属図書館・村西明日香(むらにしあすか) 2020年9月,カナダ研究図書館協会(CARL),カナダ国立図書館・文書館(LAC),およびシェアードプリントを実施している国内のコンソーシアムからのメンバーで構成されるCanadian Collective Print Strategy Working Group(CCPSWG)は,同国の冊子体資料の共同管理に関するプロジェクトの最終報告書“Final Report of the Canadian Collective Print Strategy Working Group”を公表した。稿では,この報告書の内容について概説する。 電子資料の普及やキャンパス・施設のスペース圧迫により,同国のみならず世界中の図書館で大規模な資料の除籍が行われる中,冊子体資料を複数機関で共同管理す

    E2327 – カナダの冊子体資料共同管理に関するプロジェクト最終報告書
  • E2329 – 研究支援における社会的相互運用性に関するOCLCの報告書

    研究支援における社会的相互運用性に関するOCLCの報告書 大阪大学附属図書館・小村愛美(こむらいつみ) 米国の研究大学は高度に分散化され絶えず変化する機関であり,独立性の高い様々な業種の関係者が存在する。こうした環境は種々の課題を生み出し,課題を解決するためには,協力と相互理解を促進する個人や組織間の関係構築と維持,つまり社会的相互運用性が必要である。このことは研究支援に携わる関係者にとって,特に重要である。 上記のような,大学における研究支援と社会的相互運用性に関して,2020年8月,OCLCは調査報告書“Social Interoperability in Research Support: Cross-campus partnerships and the university research enterprise”を公開した。同報告書では,米国の大学における研究支援の幅広い関係者

    E2329 – 研究支援における社会的相互運用性に関するOCLCの報告書
    shigak19
    shigak19 2021/01/04
    部署間連携
  • E2334 – 米国議会図書館の検索ツールNewspaper Navigatorについて

    米国議会図書館の検索ツールNewspaper Navigatorについて 電子情報部電子情報企画課次世代システム開発研究室・木下貴文(きのしたたかふみ) ●はじめに 2020年9月15日,米国議会図書館(LC)は,米国の歴史的な新聞に掲載された写真等を探すための検索ツール“Newspaper Navigator”を公開した。このツールは,LCのInnovator-in-Residenceプログラム(以下「IIR」)の一環として,米国のワシントン大学博士課程のリー(Benjamin Charles Germain Lee)氏が作成したものである。IIRは,専門的な知見を持った個人を短期的に招き,LCが保有する資源の革新的かつ創造的な活用を支援するプログラムである。具体的には,アートや,インタラクションデザイン,デジタル人文学,データジャーナリズム等の分野でのプロトタイピング等の実施が想定され

    E2334 – 米国議会図書館の検索ツールNewspaper Navigatorについて
    shigak19
    shigak19 2021/01/04
    新聞からの写真画像抽出
  • E2333 – 第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>

    第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>神戸大学附属図書館・久我彩乃(くがあやの) 2020年10月2日,第1回SPARC Japanセミナー2020「研究データ公開:フルオープンと制限公開の境界線」がオンライン開催された。 冒頭に,国立情報学研究所(NII)の朝岡誠氏から概要説明があった。研究データの公開が推奨される一方で,例えば調査対象者のプライバシー保護の観点等から公開になじまない性質のデータがあり,公開/制限公開/制限共有/非公開の線引きは容易でない。制限公開は条件を満たした利用者にデータを提供すること,制限共有は特定の機関・研究グループ内でデータを共有することを指す。今回のセミナーでは,各機関が,線引きの基準やデータ所有者・データ利用者との取り決め,データ共有のプロセスについて報告し,課題を明らかにすることが目的であると紹介された。 文教大学の池内有為氏からは,セミ

    E2333 – 第1回SPARC Japanセミナー2020<報告>
    shigak19
    shigak19 2021/01/04
    制限公開関連
  • E2340 – 感情労働者たる図書館職員を保護するための指針(韓国)

    感情労働者たる図書館職員を保護するための指針(韓国) 関西館図書館協力課・武田和也(たけだかずや) 日においては,以前から,利用者対応に関わって,図書館職員の疲弊・困惑・憤りや,退職に追い込まれた事例の報告・紹介が行われている。そのような現場での問題を受け,この間,図書館界の専門誌では,図書館職員のメンタルヘルス・感情労働(感情を管理して職務を遂行する労働)・カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する記事も現れ始めてきている。そこでは,日図書館界においても,米国と同様,図書館学・図書館情報学の見地からの図書館職員のストレス緩和等に関する研究・考察の拡充(理論)や,組織全体でのメンタルヘルスの体制の整備(実践)の必要性等も指摘されている。 隣国・韓国の首都・ソウル特別市(以下「ソウル市」)でも,同市が2019年6月から11月にかけて市内の公共図書館を対象に実施した「公共図書館運営・雇用

    E2340 – 感情労働者たる図書館職員を保護するための指針(韓国)
  • E2339 – 韓国図書館界,ポストコロナの図書館を考えるフォーラム開催

    韓国図書館界,ポストコロナの図書館を考えるフォーラム開催 利用者サービス部政治史料課・藤原夏人(ふじわらなつと) 2020年9月4日,韓国において,大統領所属図書館情報政策委員会(以下「図書館委員会」),韓国図書館協会(KLA),韓国国立中央図書館(NLK)の共催により,ポストコロナ時代の図書館の在り方について検討するため,「ポストコロナ,新しい日常と図書館の挑戦」と題する政策フォーラムがオンラインで開催された。 同フォーラムは,基調講演,主題発表,パネルディスカッションの順に進められ,多様な立場・観点から議論が交わされた。稿では,フォーラムで行われた報告や議論の主な内容について紹介する。 ●基調講演「グローカル・デジタル時代‘生きている’知識プラットフォームとしての図書館」 延世大学名誉教授で文化人類学者のチョハン・ヘジョン氏が,現代の知識情報社会では,既存の「教科書的知識」を習得する

    E2339 – 韓国図書館界,ポストコロナの図書館を考えるフォーラム開催
  • フィンランド国立図書館、シベリウスの手稿譜コレクションの入手を発表

    2020年12月8日、フィンランド国立図書館が、ジャン・シベリウスの手稿譜コレクションを入手したことを発表しました。 同コレクションは、1,230ページ以上の手稿譜であり、ジャン・シベリウス直筆の注釈が付されたスコアや、リヒャルト・シュトラウスによる手書きの注釈が付されたスコア等で構成されています。 発表の中では、手稿譜は研究や音楽界にとって重要であり、加えて、文化的・国家的遺産としても価値があると述べられています。また、今回の入手は、Ella and Georg Ehrnrooth Foundation等からの助成や民間スポンサーからの寄付によって実現したと紹介されています。 UNIQUE SIBELIUS MANUSCRIPT COLLECTION RESCUED TO THE NATIONAL LIBRARY OF FINLAND(National Library of Finlan

    フィンランド国立図書館、シベリウスの手稿譜コレクションの入手を発表
    shigak19
    shigak19 2020/12/18
    「助成や民間スポンサーからの寄付によって実現したと紹介されています」
  • E2268 – 英国の機関リポジトリにおけるウェブアクセシビリティ対応

    英国の機関リポジトリにおけるウェブアクセシビリティ対応 電子情報部電子情報流通課・横田志帆子(よこたしほこ) 英国では公共部門のウェブサイトに対し,誰もが利用できる形で情報や機能を提供すること,すなわちアクセシビリティへの対応が,2010年に制定された“Equality Act”(平等法)において義務付けられている。2018年に施行された規則で対応期限が示されたことを背景に,大学等の機関リポジトリの運営者コミュニティにおいて議論が活性化している。稿では,英国の機関リポジトリにおけるウェブ技術のアクセシビリティ,すなわちウェブアクセシビリティ対応に関する検討の経緯と現状を概観する。 ●2018年以前:ウェブアクセシビリティとオープンアクセス 機関リポジトリにおいて提供される論文・記事等のコンテンツが,障害の有無にかかわらず誰でも利用可能であるべきだという議論は,法整備により義務付けられる以

    E2268 – 英国の機関リポジトリにおけるウェブアクセシビリティ対応
    shigak19
    shigak19 2020/06/21
    リポジトリに限定されない、むしろ法改正に伴うウェブサイトなども含めた障害者サービス対応の話
  • E2267 – 英国図書館が進める音声記録の保存事業

    英国図書館が進める音声記録の保存事業 利用者サービス部音楽映像資料課・鈴木三智子(すずきみちこ) ●事業の概要 英国図書館BL)では2015年に,録音資料の保存のために我々に残されているのはあと15年ほどである,という報告がなされた(E1753参照)。それを受けて同館では音声記録の保存プロジェクト“Save our Sounds”を発足し,その一環として,“Unlocking Our Sound Heritage”(UOSH)を2017年から開始した。UOSHの目的は,記録媒体の物理的劣化や旧式化により再生できなくなるおそれがある音声記録50万点を保存することである。BLが地域のハブ機関である国内10機関と連携して希少なコレクションをデジタル化・目録化し,その音源を誰もが自由に聴くことができるウェブサイトを開設する計画である。対象となる音源は録音の歴史が始まった1880年代からの多彩な音

    E2267 – 英国図書館が進める音声記録の保存事業
  • E2266 – 台湾における公共貸与権の試行導入

    台湾における公共貸与権の試行導入 関西館アジア情報課・丹治美玲(たんじみれい) 2019年12月31日に,台湾教育部および文化部は記者会見を開き,公共貸与権の試行導入計画を発表した。公共貸与権(Public Lending Right;CA1579参照)は,「公共貸出権」「公貸権」ともいい,「図書館の貸出しに着目して何らかの金銭を作家に支給する制度」である。欧州を中心に30以上の国・地域で導入されているが,東アジアでは初の試みである。 台湾では,2003年には公共貸与権に関する研究が行われていたことが確認できるが,公共貸与権という概念が台湾のメディアに登場したのは2008年と言われる。文化部は,2012 年頃から公共貸与権に関する検討を進めており,2017 年度には公共貸与権に関する委託調査を実施し,2018年に調査報告書を公開した。試行導入計画は,この調査結果も踏まえてまとめられている

    E2266 – 台湾における公共貸与権の試行導入
  • E2265 – 「北海道学校図書館づくりサポートセンター」のオープン

    北海道学校図書館づくりサポートセンター」のオープン 北海道ブックシェアリング・竹次奈映(たけつぐなえ) 選書や装飾作りなどの支援,有益な情報の提供を通じ学校図書館をサポートする,北海道学校図書館づくりサポートセンター(以下「サポートセンター」)が,2020年4月15日に江別市(北海道)内にオープンした。サポートセンターを開設した一般社団法人北海道ブックシェアリング(以下「当会」)は「だれもが豊かな読書機会を享受できる北海道にしよう」を合言葉に,2008年から活動しているNPOである。を必要としている施設や団体に読み終えたを無償提供する活動や,被災地(東日大震災・北海道胆振東部地震)の読書環境の整備支援,公共図書館などが主催するブックイベントへの協力,道内の学校図書館の調査などに取り組んできた(E2045参照)。 サポートセンター開設の背景には,学校図書館の調査で感じてきた地域や学校

    E2265 – 「北海道学校図書館づくりサポートセンター」のオープン
    shigak19
    shigak19 2020/06/21
    道教育委員会の下部かと思えば、NPOとは
  • E2264 – 企画展の工夫による少女雑誌の利活用促進

    企画展の工夫による少女雑誌の利活用促進 菊陽町図書館・松和代(まつもとかずよ) ●少女雑誌の概要 「少女雑誌」とは 菊陽町図書館(熊県)では,2020年2月15日から4月13日まで「-WANTED-乙女のふろくを救出せよ!!」展を開催した。 当館には,当町在住の村崎修三氏が収集し,2003年に同氏から寄贈を受けた少女雑誌コレクション(雑誌約3,000冊,ふろく約1,600点)がある。当館では1900年代から1970年代に発行された「連載小説が掲載されているもの」を「少女雑誌」と定義している。主に現在における小学校高学年から高校生くらいの年齢の少女を対象とし,小説,詩,ファッション,ヘアスタイル,インテリア,料理,芸能,手芸等多岐にわたる分野について書かれていた。現代の文芸誌とファッション誌を合わせた総合誌のような存在であったといえる。川端康成,西條八十,吉屋信子の小説や随筆,ヘッセやハ

    E2264 – 企画展の工夫による少女雑誌の利活用促進
    shigak19
    shigak19 2020/06/21
    これ使った卒論や修論は結構出来そう/これまでも何かで名前を聞いたなあと思ったら、田中芳樹関連で色々なさっている館だった
  • 国文学研究資料館、アーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会)の地方開催継続を目的としたクラウドファンディングを開始

    国文学研究資料館、アーカイブズ・カレッジ(史料管理学研修会)の地方開催継続を目的としたクラウドファンディングを開始
    shigak19
    shigak19 2020/06/02
    研修を対象にしたクラウドファンディング自体は勿論新規性があるのだけれど、しかしながら多くのクラウドファンディング同様にこのように本来は基幹的であるはずの事業予算を外部資金に依存する構造自体には何とも
  • 文部科学省、ジャーナル問題検討部会(第2回)の議事録・配布資料を公開

    文部科学省のウェブサイトにおいて、2020年4月20日にオンラインで開催された科学技術・学術審議会情報委員会ジャーナル問題検討部会(第2回)の議事録と配布資料が公開されています。 ジャーナル問題検討部会 議事録・配付資料(文部科学省) https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu29/001/giji_list/index.htm ※第2回の議事録・配布資料も掲載されています。 参考: 文部科学省、ジャーナル問題検討部会(第1回)の資料を公開 Posted 2020年1月30日 https://current.ndl.go.jp/node/40101

    文部科学省、ジャーナル問題検討部会(第2回)の議事録・配布資料を公開
    shigak19
    shigak19 2020/06/02
    ざっと拝見した限り、今のジャーナルの価値の源泉、研究業績としての投稿論文という枠組み自体の検討として研究評価の問題を取り上げよう、という辺りとzoom形式らしいやりとりの2つの印象
  • E2258 – 山形県立図書館のリニューアルについて

    山形県立図書館のリニューアルについて 山形県村山総合支庁(元山形県立図書館)・菊池綾子(きくちあやこ) 2020年2月1日,山形県立図書館がリニューアルオープンした。現在の遊学館に移転した1990年から四半世紀が経過し,開館当時と求められる役割や活用状況が変化したことに加えて,一部施設・設備の老朽化が見受けられたことから,県立図書館のさらなる活性化に向け改修することを決定し2016年3月にその指針となる「山形県立図書館活性化基計画」を策定した。翌2017年12月には工事概要を公表し,「県民が集い・学ぶ のまち」を基コンセプトに,2018年8月に改修工事は始まった。 改修工事では,外観は基的に変えず内部の改修によって図書館エリアの面積を1.5倍,閲覧席を約3倍にすることを目指した。また,「開館しながら」の工事を実施した。工事期間中は施工場所を切り替えながら,開館エリアも移動してサービ

    E2258 – 山形県立図書館のリニューアルについて
    shigak19
    shigak19 2020/05/29
    「小さな県立図書館は」はご謙遜かと感じたが、蔵書数とか職員数とかに言及がないので正直規模感が分からない。『日本の図書館 統計と名簿』で観れば良いとはいえ。
  • E2259 – CUPからのRead & Publishモデル契約の提案について

    CUPからのRead & Publishモデル契約の提案について 大学図書館コンソーシアム連合事務局 ●はじめに 大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE;E1189参照)は,2019年8月29日に英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)からのRead & Publishモデル契約を含んだ提案に合意した。この合意は,JUSTICEにとって初のRead & Publishモデルに関する合意となった。稿では,この合意に至るまでの経緯とその提案内容について紹介する。 ●OA2020関心表明への署名 JUSTICEは,2016年8月9日付けで,学術雑誌のオープンアクセス(OA)出版への転換を目指す国際的なイニシアティブOpen Access 2020(OA2020)の関心表明(Expression of Interest:EoI)に,運営委員会委員長名で署名した。 OA2020は,購読モデルの撤

    E2259 – CUPからのRead & Publishモデル契約の提案について
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    shigak19 2020/05/29
    「結果として13大学がRead & Publishモデルを選択して契約している」
  • E2261 – ORCIDへの期待とコンソーシアム

    ORCIDへの期待とコンソーシアム 東京工業大学・森雅生(もりまさお) 2020年4月,ORCID日コンソーシアムが格的に始動した。日におけるORCIDコンソーシアム設立に関する明示的な検討は,2017年9月に国内の会員機関のORCID担当者による会議から始められた。それまでにもコンソーシアム設立に対する期待はあったものの,実現に向けた明示的な行動は見られなかった。しかし,この会議において有志によるコンソーシアム設置に向けた努力を進めるという合意がなされ,2020年3月までに2年間で18回のコンソーシアム運営委員会(以下「運営委員会」)が行われ,準備が進められた。筆者は,このコンソーシアム運営委員会の発起人の一人であり,委員長として関わっている。 ORCIDは,永続的な研究者識別ID(PID)として2010年代初期に世に出た(CA1740参照)。ORCIDのようなPIDに最も期待され

    E2261 – ORCIDへの期待とコンソーシアム
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    shigak19 2020/05/29
    「運営委員会は一般社団法人大学ICT推進協議会(AXIES)に協力を求め, 2019年5月にORCID日本コンソーシアムのリード機関となることをこの法人は決定した」
  • E2263 – 吉永元信国立国会図書館新館長インタビュー

    吉永元信国立国会図書館新館長インタビュー 編集・聞き手:関西館図書館協力課調査情報係 2020年3月31日付けで国立国会図書館NDL)の羽入佐和子館長(E1811参照)が退任し,翌4月1日付けで吉永元信新館長が第17代の館長に就任した。NDLの元職員が館長となるのは,第15代館長を務めた大滝則忠元館長(E1289参照)に続き二人目となる。今後どのようにNDLを運営していこうと考えているのか。いまの想いについて吉永館長にインタビューを行った。 ――吉永館長のこれまでの経歴についてお聞かせください。 兵庫県芦屋市生まれで,団塊の世代真っただ中です。幼少期にはまだ戦後が色濃く残っていましたが,高度経済成長の中で,戦後民主主義を最も重く受け止めた世代だと思います。ちなみに中学校の同窓に作家の村上春樹氏がおります。 高校時代には図書館へは受験勉強のために毎日のように通いましたが,勉強する受験生が閲

    E2263 – 吉永元信国立国会図書館新館長インタビュー
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    shigak19 2020/05/29
    2011年に退職して司書課程教員に転じていたとのことで、さすがにご自身で書いたカレントアウェアネス・ポータル記事はないか
  • E2254 – 蔵書2,000冊 書店による企業主導型保育所「本のほいくえん」

    蔵書2,000冊 書店による企業主導型保育所「のほいくえん」 今井書店・島秀佳(しまひでよし) 2020年2月,株式会社今井書店は,島根県松江市に企業主導型保育所「のほいくえん」を開所した。「なぜ,書店が保育所を?」と思う人も多いだろう。もちろん当社グループの従業員の働きやすさの向上や,松江市の待機児童の課題に貢献する目的もあるが,実はそこには当社の創業者の思いが大きく反映されている。 当社の創業者・初代今井兼文が鳥取県米子市で書店を開業し,出版物の販売をはじめたのは明治維新真っ只中の1872年のことである。創業当初は呉服屋のような「座売り」だったと資料が残っている。さらに,その12年後には活版印刷所を開設し,印刷業も始める。どちらも,地域が発展するために,そこに住む人達に知識や文化が備わるようにという思いから出発した事業である。その創業の精神を私たちは受け継ぎ,書店や印刷業以外にも地

    E2254 – 蔵書2,000冊 書店による企業主導型保育所「本のほいくえん」
    shigak19
    shigak19 2020/05/14
    「本の学校」今井書店の保育所