一橋大(国立市)の学生団体が、学内の性被害やセクシュアルハラスメントの具体例に関するアンケートの報告書をホームページに公表した。指導教官らが固定的な性役割や結婚を促すような発言をしたとする回答が多数あった。学生団体は、近くハラスメント防止講習の徹底をはじめとする改善策を大学側に要望する。 (竹谷直子) アンケートは、性暴力のない一橋大を目指す「Bridge for all」と、LGBT学生らを支援する「LGBTQ+ Bridge Network」が実施。昨年十一月〜今年一月、差別やハラスメントの被害者、セクシュアリティを巡り違和感を感じた経験がある学生ら百十二人から回答を得た。 三月にまとめた報告書では、教授らから結婚や性役割を押しつけるような発言をされたとの経験が目立った。ある学生は、教授からゼミで「結婚しなかったらOBOG会に入れない」と言われたと回答。進路相談の際に「女性は結婚できる
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