市民に幅広く寄付を呼び掛け、非営利の市民活動や市民事業を助成する公益財団法人かながわ生き活き市民基金が発足し、5日に横浜市内で約80人が参加してキック・オフ・レセプションが開かれた。公益財団法人による市民基金は県内初。 生活クラブ生活協同組合(荻原妙子理事長)が呼び掛け人となり、県内の市民団体や有識者などの賛同を得て、385万円の寄付金を基に設立された。生活クラブは10年前から、組合員から月100円の寄付を集めて、さまざまな慈善団体などに助成を行ってきた実績がある。公益財団法人設立で寄付する側が税制優遇を受けられることもあり、そうした活動を母体に市民レベルの活動に発展させたいという。 本年度は県内を拠点にボランティアで福祉事業を行っている団体などに総額500万円(1件の上限100万円)の助成を行う予定で、助成を希望する団体を募集している。 2014年度以降は「事業指定助成基金」「テー