1通の辞職願で上小阿仁村が揺れている。村唯一の医療機関「上小阿仁村国保診療所」に勤務する有沢幸子医師(65)が「精神的に疲れた」と先月下旬、突然、退職表明し、61年ぶりの無医村になる可能性が出てきたのだ。関係者は必死の慰留を続けているが「辞職の意思は固い」という。休みは20日に1回という激務に耐え、地域医療を支えてきた有沢医師に何があったのか。(糸井裕哉) ■村の神様 「死に水を取ってもらえた」「こんなに話しやすい先生は初めて」。村を歩くと村民から、有沢医師への感謝の言葉が聞こえて来る。有沢医師は昨年1月の赴任以来、午前8時30分〜午後5時15分の定時診療のほか、早朝や夜間の往診も自発的に続けている。 脳梗塞(こうそく)で倒れた母(88)の看病を続ける小林ユミ子さん(66)の元にも、有沢医師は診療時間の合間を縫って連日訪問。今月8日の流動食開始日には3度往診し、「鼻から胃へ液体を落とすのよ
先日の「日本の問題は、「人の流動性」が低すぎてノウハウが循環しないことにある」に対して、はてなブックマークでこういうコメントがあった。 <あなたが社長なら、解雇された人間を自分の会社に雇いますか? と聞きたい。解雇されっぱなしの一方通行地獄の始まりでは?>(ToMoNyaさん) もちろん雇う。というか、解雇されたかどうかは関係なくて、欲しいと思う人材だったら雇うだけの話だ。 とはいえ、これは私の考えにすぎない。日本企業一般では、「解雇された人間」を回避するような傾向はおそらくあるだろう。しかしこれは、現状ではまさに解雇規制があるために、企業が採用失敗リスクを最小化しようとして、属性による「統計的差別」をおこなうからだ。新卒偏重も、学歴重視も、女性・中高年・未経験者が不利なのも、すべてここに発している。いわば「解雇規制が差別を生み出している」のだ。 解雇規制のないアメリカでは、1年のあいだに
コンファランスに出席するために、今週はニューヨークに滞在しています。そこで、ついでに以前からの友人であり、大手有名ファンドに在籍するアジア担当のエコノミストたちと、日本の経済や政策について本音で意見交換したところ、以下のような非常に厳しいことを言われました。 日本のトータル・パフォーマンスを 米国金融関係者はこう見ている ●日本郵政の事実上の再国有化は、まったく理解できない。かつ、税収が少ないにも関わらず、ここまで歳出を膨張させるのも、理解に苦しむ。民主党政権はどこまで財政赤字を拡大させるつもりなのか? ●菅財務大臣が日本銀行にプレッシャーをかけているが、一体どこまで真剣なのか? また、日銀がそれに応じる可能性はあるのか? 景気やデフレのことを考えると、金融緩和は正しい政策であるが、一体それがいつ実現するのか懸念している。 ●菅財務大臣が消費税増税に言及し始めたが、正気なのか? 景気回復と
不良債権という言葉を使ったので、誤解されないためにももう少しだけ詳しく述べておいた方がいいかもしれません。男女が同じ時期に同じだけ不良債権化すれば問題ないのですが、時期も違いますし性質も違うために問題が生じてしまいます。 夫婦の資産価値は常に変動していますが、一般的に、夫婦間の資産価値の増減を長期的に考えると、まず妻の方に著しい資産価値の減少が起こり、夫が定年を迎える頃に今度は夫の著しい資産価値の減少が起こります。 結婚する時点では、男性の方の資産価値にばらつきが大きく、平均点で表すと女性より低いので、男女を比べると女性の方が資産価値が高いのが普通です。 しかし、女性は生花と同じように急激に視覚的な劣化が生じるため、視覚を重視する傾向の男性は相手の資産価値が減少したと考えるようになります。ただ毎日顔を合わせているので、自分が年を食ったことが自覚できないように、妻の視覚的劣化も驚くほど発生し
三井物産のベンチャー投資部門である三井ベンチャーズとティーガイアが共同で開催した、次世代携帯電話向けのアイデアプランコンテスト「i*deal Competition 2010」の最終審査会が3月10日に開催され、最優秀賞が決まった。受賞したのは、電子書籍上に透明なレイヤー(層)を重ねることで新たな読書の形を提案するProject LRの「Layered Reading」と、SNSやECサイト、実店舗などにおけるユーザーの行動履歴を集約し、新たなビジネスにつなげるグレップファインドの「FICCLe」の2つだ。なお、Layered ReadingはT-GAIA賞も同時に受賞している。 レイヤーが電子書籍の可能性を広げる「Layered Reading」 Layered Readingは、電子書籍の上にさまざまなレイヤーをかぶせて、機能や情報を追加できるサービス。著者やほかのユーザーが書いたコメ
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