あちこちの先進国で、格差反対デモが起きています。ちきりんが滞在中のローマでも先週土曜に大規模なデモが起き、逮捕者だけでなく死者まで出たとのこと。かなり大規模な騒動だったようです。(今は平穏に戻っています。) “アメリカンドリーム”とやらを誇っていた国で格差反対デモが始まったり、グローバリゼーションが大嫌いな、日本の“デモ好きな人達”が、グローバル・デモに同調しているのも興味深いことに思えます。 その一方で、イタリアを旅行中のちきりんが今回やたらと目にするようになって驚いたのが、「インド人の団体旅行客」です。 今までも“海外旅行をするインド人”には、よく出会いました。でも、その多くは、超リッチなファミリーや一流ビジネスマンで、彼らは個人旅行や家族旅行をしていたのです。 こういう人たちが免税品店でブランドものを買う様子をみていると、ちきりんよりよほどお金持ちに見えたし、下手をすると「家に象を飼
雑記 | 02:13 | 昨日読んだfromdusktildawnさんの記事、「思考途中の記事を叩いてネットの最良の部分を潰してしまう人たち」には大いに共感した。(以下、引用)だれかが思考途中の未熟な考えを記事にして、それを読んだ人が「いやいや、それは違うだろう」とつっこみ、「いやいやいや、そもそも。。」とやってる、軽いやりとりは、緻密に組み立てられた難解な本や長文記事よりも、よっぽど多くの人に読まれるし、自分でものごとを考える力を養わせてくれる。(中略)だから、この知識のアクティブ化プロセスこそが、現在のネットの最良の部分の一つだし、そのプロセスがインターネット全体で公開されて行われているからこそ、多くの人がそのプロセスを通じてアクティブな知識を身につけることができている。 私自身も、至らないエントリーを書いた後で、有意義なコメントをいただいて自分の忘れていた知識を思い出したり、考えがま
「デジタル・デバイド」という言葉は、通常「コンピュータを持っていて(或いは使える環境下にあって)、これを使いこなせる能力をもった人と、そうでない人の間に生じる格差」のことを言う。(この場合、コンピュータは、勿論インターネットに接続していることを前提にしている。) 何故コンピュータを持っていない人がいるかと言うと、お金がないからか、興味がないからであり、何故使いこなせないかと言えば、教育が受けられなかったからか、興味がなかったからだ。今の日本には、お金がないという理由だけの為にコンピュータが使えないという人は殆どいないように思うから、興味の有無がこの両者を分けているかのようだが、その一方で、教育についていうなら、不思議な事に、日本では、小、中、高の何れの過程においても、コンピュータ教育は殆ど無視されてきている。 しかし、日本とは異なり、発展途上国の多くでは、お金がないことがこの両者を無慈悲に
葬式しか仏教と接する機会がないほど寺離れが進んだ状況を変えようと、近畿や関東の10宗派24カ寺が集まり、「お寺さんの会」を発足した。中心になった泰心山西栄寺(さいえいじ)=大阪市西淀川区、浄土真宗=の山田博泰(ひろやす)住職(70)はこれまで、婚活イベントやカラオケ同好会などユニークな活動で親しみやすい寺の在り方を探ってきた。「伝統にあぐらをかく寺であってはいけない」。宗派を超えた「現代の駆け込み寺」を合言葉に活動を広げようとしている。 山田住職はかねてから葬儀社に紹介されるまま故人と生前縁のなかった寺で葬儀を行う人が多い実態を疑問視。葬儀の際、「相場」とされる高額なお布施を支払った人らが寺全般に不信感を強めていることも寺離れの一因になっていると感じていた。 「寺が葬儀をするためだけの“パーツ”になるのはおかしい」。付き合いのある他宗派の寺にも同じ危機感を抱く住職らが多いことが分かり、山田
(2011年10月14日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国の石油サービス会社ハリバートンが10月初めに上級職40人を募集する就職説明会を開いた時、数百人に上る米航空宇宙局(NASA)の元従業員が姿を見せた。会場となった会議室はすし詰め状態で、多くの人がドアから中に入れなかった。 「ここにいる人たちは全員、何年もの経験を持っています」と、8月にNASAのスペースシャトル計画から解雇されたリーランド・ジャクソンさんは話す。「競争はかなり激しいですね」 シャトル計画終了で解雇された7000人の元NASA職員 景気の悪化を受けてNASAのシャトル計画が打ち切られ、多くの応募者が生涯かけて築いてきたキャリアが失われた。再訓練を必要としているのは彼らに限ったことではない。 米国の労働人口の9.1%が失業しており、雇用創出を促進する政府の最新計画が10月11日夜に上院で否決されたことから、新たな技
英歌手のクリフ・リチャード卿(71)=写真右から2人目=が、『安楽死』を支持する発言をラジオ番組のインタビューの中で行ったという(写真は「デイリー・メール」紙より)。 「デイリー・メール」紙によると、リチャード卿は、BBCのラジオ番組内で、もしも、老年性認知症のアルツハイマー病を患うことになれば、『安楽死』も考慮するだろうと発言。母親のドロシーさんがアルツハイマー病で10年間も苦しんだ姿を見て、3人の妹のうちのひとりと、認知症について話し合ったことや、もしもどちらかが認知症を患うようなことになった場合、お互いに『世話をする』約束を交わしたことを明らかにしたという。 リチャード卿は「『もし、自分が認知症になったら、長引かせないで欲しい。誰の負担にもなりたくないから。君がそうしてくれるなら、僕もそうするから』と、妹に頼んだ」と説明。「僕が90歳になるまでには、20年ある。それくらいたったら、(
アクサ生命保険は17日、公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンが今秋から本格展開する、東日本大震災の被災地域の"絆"の回復を目指した活動を支援すると発表した。 ケア・インターナショナル ジャパンは、世界有数の国際協力NGOであるCARE International(国際ケア機構)の日本事務局で、発展途上国や紛争地域における人道支援を活動の中心としている。 ケア・インターナショナル ジャパンでは、今回の東日本大震災による被害の甚大さを鑑み、日本においても、現在岩手県沿岸地域を中心に支援活動を展開。今秋からは、"地域の絆や結びつき"を後押しすることを目指した活動を、本格展開する予定となっている。 地域の社会福祉協議会と協力して、被災者を対象に、折り紙教室、絵画教室、手芸教室、温泉旅行などを実施するためのクラブ活動「コミュニティサロン」や「コミュニティ・カフェ」、子育て中の母親を対象にし
日本の国際ジャーナリストさんとかがぶちまけるヘタな陰謀論のような図柄でもあるが、「ウォール街占拠」運動にはどうも、うさんくさい影がある。本当に自然着火なのだろうか。 欧米では「これってソロスが後ろで糸を引いているのではないか」という噂があり、しかも、リンボーあたりが気炎を吐いているならば、苦笑して通り過ぎるのが常識人だし、お利口さんならクラウトハマーのように「馬鹿なスケープゴート運動やりやがって」(参照)とかするのが定番だが、どうもそれで納めるにはなんとも、嫌な印象が残る。 と思っていたところに、ロイターが直球に見せかけてクセ玉を投げ込んだ。13日付け「焦点:格差是正求める反ウォール街デモ、背後に富豪ソロス氏の影」(参照)である。長いがジャーナリズム検証の意味もあってあえて引用したい。 [ニューヨーク 13日 ロイター] 米国でニューヨークから各地に広がっている「反ウォール街デモ」は、平均
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