結構なベテラン わたしは18才のときに父を亡くし、喪主として送りました。死亡宣告の数時間後には葬儀社との打ち合わせが始まります。母は離婚していませんでしたが、幸いにも近所の年長者達のアドバイスで「見積もり」が完成しました。そして最後に葬儀社は言いづらそうにこう切り出します。 「これに消費税がかかります」 この年の4月より日本では消費税が導入されたのでした。あぁそうか、ひとが死ぬことも「消費」だとすれば気の利かないジョークだと、肉親を亡くした悲しみのなか、浮かんだ皮肉を噛みしめたことを今でも思い出します。 2030年には日本国民の3割が65才以上となるどころか、75才以上が2割を占めると推計されています。そしてひとはいずれ死にます。ゆえに次のビジネスチャンスは「葬儀」と言われています。若くして喪主を経験したがためか、葬儀社と縁があり、何社とも仕事をしましたが彼らの多くは0.2です。 イオンの
![エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち -(199) イオンと真心と葬儀0.2](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aaf3cdadf6833d93b86f02b9a04b52617eafa6df/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Ftechplus%2Farticle%2Fitshacho-199%2Findex_images%2Findex.jpg)