生涯現役の条件とは何だろう? 高齢者の労働経済に詳しい慶応義塾長、清家篤さん(59)に聞いた。(村島有紀) ◇ --現在の高齢者の労働環境をどう見ますか? 「4月からの改正高年齢者雇用安定法で、60歳以上の希望者全員が雇用延長されるようになった。しかし、継続雇用制度の場合、労働条件が極端に下がる。今後は年金の支給開始年齢が段階的に65歳まで引き上げられるので、65歳までは定年が延長されないと、つじつまが合わない」 --65歳以降は? 「65歳からの平均余命は男女ともに20年前後ある。大学を出て、22、23歳から働いたとすると、働く期間と余生が2対1近くなり、個人としても社会としてのバランスを欠く。日本は世界一長寿でもあり、現役期間を延ばすべきだ。国民皆保険・皆年金ができた昭和36年頃の平均寿命は、男性65歳、女性70歳で、退職後の余生は今よりずっと短かった
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
千葉県が実施した終末期医療に関する県民調査で、自らへの延命治療を望まない意向を示した人が8割を超えたことがわかった。 一方で、延命治療の意向について家族と全く話し合ったことがない人は6割以上に上り、県は「結果を参考に終末期医療を理解してもらえるような啓発プログラムを作りたい」としている。 調査は、高齢化が進み終末期医療の重要性が高まっていることを受け、県が今年2月、県内在住の40歳以上の男女を対象に、民間委託してインターネットを通じて実施。1万126人から回答を得た。設問は、死別した家族が受けた医療や、今後終末期を迎えた際、自分や家族への延命治療などについて約60問。 自分への延命治療について「望まない」は56・8%、「どちらかというと望まない」は29・3%と、ほとんどの人が延命治療を希望していないことが分かった。「望む」は3・3%、「わからない」は10・7%だった。 家族への延命治療は「
初めてのアルバムを制作した三浦明利さん=大淀町下渕 奈良県大淀町の浄土真宗本願寺派「光明寺」21代目住職で、シンガー・ソングライター兼作家でもある三浦明利(あかり)さん(30)が、メジャーデビューとなる初めてのアルバム「灯(あか)り」を制作、発売した。 11曲を収録。お経で鍛えられた歌唱力に、住職の生活の中で紡ぎ出されたメッセージ性の強い詩が特徴だ。 小さいころから母親に連れられクラシックコンサートや歌舞伎、オペラ、ロックコンサートなどジャンルを越えた鑑賞をしたことがこの道に導いた。高校、大学、大学院とバンドを結成して活動。5年前に父から住職を引き継いだ。 一昨年秋に結婚し、いま赤ちゃんが宿っている。「好きだった絵を描き始めたり詩を書き留めたり。おなかの中にいただいた命に気付かされたようです」
福祉の現場に音楽で場づくりを!”自分らしく楽しむ”を誰にとっても当たり前にする「リリムジカ」 2013.06.06 森近 恵梨子 あなたがもし介護が必要になったら、と想像したことはありますか?わたしたちは事故にあうかもしれませんし、おじいちゃんおばあちゃんになったらだれかの助けが必要になるかもしれません。 一方、この記事を読んでいる方の多くは、好きなことを選んで楽しむことができます。例えば、好きなアーティストの音楽を聞いたり、ライブを観に行ったり、楽しい時間を自分でつくることができる。 しかし、もし介護が必要になったら、生活が制約され、人間関係は家族や介護職員にかぎられてしまうこともあります。介護現場の職員は利用者の生活をもっと豊かにしたいという思いを抱いていますが、人材不足等の理由で業務が忙しく実現できないことが多いそう。 こうなると、当たり前にできていたはずの“自分らしく楽しく生きる”
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く