このところ、メディアは米国の財政の崖(fiancial cliff)が回避されたというニュースで賑わっています。今日の新聞USA TDAY(01.03.13)では、「今回の財政の崖は回避された。しかし、次の財政の崖が待っている・・・」と。 日本のメディア(ウェブ)の記事を読むと、米国の財政の崖が日本経済に与える影響は・・・?といった論調が目につきます。なんだか違和感を覚えます。というのも、米国では今回の財政の崖を回避した後の問題は、「国はいくらまで借金していいか?」というものです。例えば、今日のCNNテレビでもこの問題を議論していましたね。 米国の借金はGDPとほぼ同規模です。日本の借金はGDPの約2倍です。米国ではこの程度(?)借金した段階で、増税と歳出削減を実施しないと借金が膨らみこのまま何もしなければ返済不能になる、だからどうするか?という議論が財政の崖の問題がでてきた。 日本ではG