11月16日投開票の知事選で那覇市長の翁長雄志氏(63)の擁立を目指す経済界有志の同志会は8日午前、那覇市内で翁長氏に出馬要請した。翁長氏は「今日の申し入れをしっかりと受け止め、その方向性で力を合わせて頑張っていきたい」と述べ、あらためて出馬に意欲をみせた。
経済界有志の「同志会」共同代表の呉屋守将氏(左)らから知事選出馬の要請を受ける翁長雄志那覇市長=8日、那覇市のサザンプラザ海邦 11月の県知事選で翁長雄志那覇市長の擁立を目指す経済界有志が設立した「オナガ雄志知事を実現する同志会」共同代表の呉屋守将氏(金秀グループ会長)と平良朝敬氏(かりゆしグループCEO)らは8日午前、那覇市内で翁長氏に出馬を要請した。 翁長氏は「しっかり受け止め、皆さんの方向性において力を合わせていきたい」と述べ、重ねて出馬に強い意欲を示した。 要請後、翁長氏は記者団に対し、自身が提唱してきた「オール沖縄」の枠組みについて問われ「(名護市長選からの)半年の流れを見るとDNAは消えていない。さらに構築が進んできた。その中から大きなパワーで問題を解決していく形になりつつある」と自信をみせた。 【琉球新報電子版】
11月の県知事選に翁長雄志那覇市長の擁立を掲げて経済界有志が設立した「オナガ雄志知事を実現する同志会」の拡大会議が6日午後、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで開かれた。 県内経済界の代表や従業員ら1450人(主催者発表)が集まり、翁長氏への出馬要請書の内容を確認した。8日午前に翁長氏に直接要請する。 要請書は「沖縄の尊厳を問う選挙で、沖縄の進むべき未来を決定する。保革を問わず沖縄のアイデンティティーを確立できるリーダーとして立候補の決断をしていただくよう要請する」と求めている。同志会共同代表の呉屋守将氏(金秀グループ会長)は「今回の戦いをきっかけに沖縄から国の形を変えていこう。沖縄を平和、経済のキーストーンに変えていこう。県民と一緒に、県民のための、県民による、県民の政治を展望して最大限の取り組みをしよう」とあいさつした。 もう1人の共同代表の平良朝敬かりゆしグループ最高経営責任
安倍政権が強権で辺野古に新基地を押し付けようとしている沖縄県名護市の稲嶺進市長と市議会与党市議団15人は4日、県内に新たな基地は造らせないと、保守・革新の立場を超えて民意結集の先頭に立ってきた翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長に、11月16日投票の県知事選への出馬要請をしました。 与党市議団を代表して比嘉祐一市議会議長は、政府が大多数の県民の意思に反し新基地建設を推し進めている中、米軍普天間基地の「県内移設断念」を迫る「建白書」運動の先頭に立ってきた翁長市長の政治姿勢について「多くの県民から高い評価を受けている」として、出馬への決意を求めた要請書を読み上げ、手渡しました。 稲嶺市長は「ウチナーンチュのアイデンティティー(沖縄県民のよって立つところ)を前面に、観光を柱とする自立した経済を打ち立てていくためにも、子どもたちに未来を引き継ぐためにも、基地は絶対に造らせてはならないとずっと言ってき
「自民党が変わる前に自身が変わってしまったのではないか」。7日の代表質問で国民民主党の玉木雄一郎代表はこう指摘した。首相になる前まで「党内野党」といわれ、歯切れのよい発言を続けてきた石破茂氏の後退が目立つ。 総裁選で「国民に判断材料を提供するのは新首相の責任。本当のやりとりは予算委員会だ」と言っていたにもかかわらず、予算委を開かずに衆院を解散する。裏金議員の公認問題は「責任を持つ」と述べたが、非公認となるのは40人を超える衆院の裏金議員のうち一部だ。 総裁当選後に裏金議員全員を公認する手のひら返しをみせたが、少人数とはいえ非公認候補が出るよう変えたのは内閣支持率の低さに驚いたからではないのか。朝日新聞によると「支持する」は46%で発足直後の内閣としては過去2番目に低く、不支持率は2番目に高かった。日本経済新聞の調査では過去最低の支持率となった。 支持率が低迷するのは、総裁選で主張した政策を
自民党執行部は11月16日投開票の沖縄県知事選で、3選を目指す仲井真弘多(ひろかず)知事(74)を支援する方針を固めた。党執行部は当初、独自調査で苦戦が予想された仲井真氏でなく、別の候補者擁立を模索したが難航。仲井真氏の立候補の意志が固く、党沖縄県連も支援を決めたことから、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設を進める仲井真氏の支援はやむを得ないと判断した。 仲井真氏は7日に正式に立候補を表明する。知事選には県内移設に反対する翁長雄志(おなが・たけし)那覇市長(63)が立候補に強い意欲を示している。党執行部が仲井真氏の支援を決めたことで、普天間移設問題が最大の争点となる構図が固まった。郵政民営化相を務めた下地幹郎前衆院議員(52)は、移設問題について「当選後に県民投票で賛否を問う」として立候補を表明している。 自民党は当初、仲井真氏が高齢で、党の調査でも劣勢だったことか
11月の沖縄県知事選に向け、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する稲嶺進・名護市長(69)が4日、翁長雄志(おながたけし)・那覇市長(63)に知事選への立候補を要請した。翁長氏は「真剣に受け止め、みなさんの輪の中に入って頑張りたい」と、前向きな姿勢を示した。 稲嶺氏は名護市議会の与党系市議らとともに那覇市内で翁長氏と会談。「普天間の移設問題は地元に立ちはだかる大きな壁。ぜひ(立候補を)決断して、今の流れを止めていただきたい」と求めた。 翁長氏は「気持ちが盛り上がる。身の引き締まる思い」と語り、9月上旬をめどに結論を出す意向を示した。翁長氏に対しては、普天間飛行場の辺野古移設に反対する那覇市議会の自民党系会派や県議会革新系会派、経済界の一部なども立候補を求めている。 翁長氏は那覇市議や県議を経て市長4期目。知事選には、昨年末に辺野古の埋め立てを承認した現職の仲井真弘多
那覇市の翁長雄志(おながたけし)市長(63)は四日、十一月十六日投開票の沖縄県知事選に出馬する意向を表明した。那覇市内のホテルで、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対する立場が共通している稲嶺(いなみね)進名護市長が出馬を要請。翁長氏は「真剣に受け止める。方向性は一緒だから私も輪の中に入り頑張りたい」と応じた。 翁長氏はその後、記者団に辺野古反対で勢力が結集しつつあると指摘。「この輪を大切にし、みんなが考えるような沖縄の将来をつくりあげたい」と述べた。
名護市議団から県知事選出馬要請を受け、比嘉祐一名護市議会議長(中央手前)と握手する翁長雄志那覇市長(右手前)。出馬要請に同席した稲嶺進名護市長(左端)=4日午前11時10分ごろ、那覇市旭町のサザンプラザ海邦 名護市の稲嶺進市長と市議会与党議員全15人は4日、那覇市長の翁長雄志氏(63)と那覇市で面会し、11月に行われる県知事選への出馬を要請した。稲嶺市長は政府が進める米軍普天間飛行場代替施設の名護市辺野古への移設に言及し「大人が子どもたちの未来を守り、支えないといけない。それができるのが翁長市長だ。県民も期待している。ぜひ決断し、沖縄を引っ張っていただきたい」と出馬を求めた。自治体首長が別の自治体首長に知事選出馬を要請するのは異例。翁長氏は「自分の気持ちも大変盛り上がってきた。皆さんの思いを真剣に考え、私も輪の中に入って頑張っていきたい」と出馬に意欲を示した。【琉球新報電子版】
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