沖縄県民の声を踏みにじる新基地建設(名護市辺野古)への安倍政権の暴走が続くなか、県知事選挙(11月16日投票)まで3カ月を迎えました。安倍政権の暴走の背景には新基地建設を許さない“島ぐるみ”の世論への焦りがあります。新基地建設反対の「オール沖縄」「島ぐるみ」の流れと、この流れから脱落して県民を裏切り、安倍政権に追随して新基地建設を推進する勢力との歴史的なたたかいが始まっています。 「保守と革新という政治的立場の違いを乗り越えて、市長と私たちを結び付けているのは『建白書』です。私たちの先頭に立っていただき辺野古新基地断念を実現するまで私たちも一緒にたたかう」。11日、翁長雄志(おながたけし)・那覇市長への県政野党・会派の出馬要請の席で日本共産党の赤嶺政賢衆院議員はこう語り、翁長氏と固く握手を交わしました。 オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念を掲げた「建白書」。2013