日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は四日、「第三極が一つの固まりとして選択肢を提示すべきだ」と述べ、合流交渉の不調を受けて悪化しているみんなの党との関係修復に強い意欲を示した。市役所で記者団の質問に答えた。同時に「仲たがいをしているのではないかと世間に思わせたが、誤ったメッセージだ。正さなくてはいけない。両党の政策はほぼ一致している」と強調した。 橋下氏と維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事、みんなの党の渡辺喜美代表は八月、大阪市内で合流について協議したが、「大阪維新の会も全て吸収するような話だった」(橋下氏)として物別れに終わり、関係が急速に冷え込んだ。