【西表】2011年度野生生物保護対策検討会・イリオモテヤマネコ保護増殖文科会(座長・土肥昭夫元長崎大学環境科学部教授)が21日午後、西表島の町離島振興総合センターで開かれ、11年度のイリオモテヤマネコの保護増殖事業の実施状況が環境省西表自然保護官事務所などから報告された。 生息状況のモニタリングでは、11年の目撃件数がほぼ前年並みの200件(前年217件)。ほとんどが県道上で、前年同様に特定個体の路上出現が多発していることが分かった。 特に大富前良地区では2頭の子ネコが27件、古見や美原地区でも14件目撃され、そのうち1頭は8月10日に事故死した。 野原県道沿いヨナラ川付近のノバル地区では、放浪個体を主として19件(うち特定個体5件)の目撃があった。 県道沿い6地区のモニタリングポイント計29カ所で実施されている自動撮影調査では、定住個体20頭、放浪個体12頭の計32頭が確認された。 生息
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