新横浜駅前のドトールにいる。私は新潟生まれで、日本海の夕日を見て育った。夕日を見ると「終わっちまう」と思う。終わらないでくれ、という懇願にも似た切なさが胸を抉る。明るいだけが取り柄です。そんな自己紹介があるが「暗さにだって、取り柄はあるぜ」と思う。闇が深いほど、星は輝く。その夜が切ないものであるほど、私は「明るくならないでくれ」と願う。昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。俺の中に昼があり、俺の中に夜がある。当たり前だが、どちらも自分だ。 ここは天国にも、地獄にもなる。決めるのは自分。人生は苦行にも、義務にも、遊びにもできる。決めるのは自分。自分を狭い世界に収監することも、自分に広い世界を見せることもできる。決めるのは自分。決めているのは自分なんだ。 音楽をやりたい訳ではない。 - いばや通信 https://t.co/LhtKwuTnpl— 坂爪圭吾 (@KeigoSakatsume)
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