[エルサレム/カイロ 27日 ロイター] - エジプト軍報道官は27日、パレスチナ自治区ガザとの境界にあるラファ検問所付近で銃撃があり、エジプトの治安部隊員1人が死亡したと発表した。現在調査を進めているという。
【11月1日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)とエジプトの境界にあるラファ(Rafah)検問所が1日、同地区を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)によるイスラエルへの大規模攻撃後初めて再開された。大勢の外国人と負傷者がガザを脱出し始める様子を、現地で取材に当たっているAFP記者が確認した。 ハマスがイスラエルを攻撃した先月7日以降、緊急に必要な支援物資の輸送車両はエジプトとガザ間を往来していたが、人の通過は認められていなかった。 検問所には1日早朝から、人々の列ができていた。外国人や二重国籍者計545人と、傷病者約90人の出発が見込まれていた。エジプト側では、傷病者を搬送するため救急車が待機していた。 ガザの保健当局によると、イスラエルの報復攻撃による負傷者は1万5000人を上回っている。死者は8500人以上で、うち3分の2が女性や子どもだという。(c)AF
(CNN) イスラム組織ハマスによる先週末のイスラエル攻撃を受け、パレスチナ自治区ガザ地区がイスラエルの空爆にさらされる中、隣接するエジプトに対応を求める声が強まっている。 イスラエルはハマスによる攻撃の後、ガザ地区との境界にある検問所2カ所を閉鎖。ガザ地区を「完全封鎖」し、燃料や電気、水の供給を遮断した。 これにより、住民の脱出や物資の搬入に使用可能な出口は、ガザ地区とエジプトの境界にあるラファ検問所のみとなった。ただ、この検問所にしても機能しているかどうかは不明だ。 ヨルダン高官が12日にCNNに明らかにしたところによると、ラファ検問所のエジプト側は開いているものの、パレスチナ側はイスラエルによる今週の空爆の影響で「機能していない」という。ヨルダン、エジプト両国は支援物資を運ぶトラックが空爆の脅威にさらされずに検問所を通過できるよう、イスラエルから安全許可が下りるのを待っている状況だと
エジプト・アレクサンドリアでイスラエル人観光客グループが襲撃された現場を封鎖する警察官(2023年10月8日撮影)。(c)AFP 【10月9日 AFP】エジプトで8日、同国を訪れていたイスラエル人観光客グループに警察官1人が発砲し、イスラエル人2人と地元ガイドの計3人を殺害した。地元メディアが報じ、イスラエル当局も発表した。 襲撃された観光客グループは、エジプトの地中海沿岸都市、アレクサンドリア(Alexandria)を訪問中だった。政府系の民間テレビ局エクストラニュースが治安当局筋の話として伝えたところによると、警察官は「私物の武器」をグループに「乱射」し、「直ちに逮捕された」という。 イスラエルは、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)による大規模攻撃を受け、宣戦布告した。そうした中での事件を受け、イスラエルの国家安全保障
エジプト首都カイロ北方カルユーブで起きた列車脱線事故の現場(2023年3月7日撮影)。(c)Khaled DESOUKI / AFP 【3月8日 AFP】エジプトの首都カイロ北方のカルユーブ(Qalyub)で7日、列車が脱線し、2人が死亡した。保健省が明らかにした。 保健省は当初、負傷者は16人で、いずれも命に別条はなく、6人は既に退院したとしていた。 鉄道当局は、カルユーブ駅に進入する旅客列車が停止信号を通過した際の事故で、動力車と2両目が脱線したと説明している。 エジプトでは列車事故が頻発しており、原因の大半を設備の不具合と保守管理の不備が占めている。(c)AFP
エジプト南部ルクソールで発掘された1800年前の「完全な植民都市」。観光・考古省提供(2023年1月24日提供)。(c)AFP PHOTO / HO / EGYPTIAN MINISTRY OF ANTIQUITIES 【1月25日 AFP】エジプト当局は24日、南部ルクソール(Luxor)で1800年前の「ローマ帝国時代の完全な植民都市」を発見したと発表した。 エジプト考古最高評議会(Egyptian Supreme Council of Antiquities)のムスタファ・ワジリ(Mostafa al-Waziri)事務局長は、2~3世紀のもので、ルクソールを流れるナイル川(Nile River)東岸で見つかった中では「最も古く重要な都市」だと説明している。 発掘されたのは「多数の住宅」、ハトを飼育するための「ハトの塔2基」や「多数の鍛冶場」など。鍛冶場では鍋や道具類、「ローマ帝国時
イスラエル南部アシュケロン上空で、防空システム「アイアンドーム」により追撃されるロケット弾(2022年8月7日撮影)。(c)JACK GUEZ / AFP 【8月8日 AFP】イスラエルとイスラム過激派組織「イスラム聖戦(Islamic Jihad)」は、7日午後11時30分(日本時間8日午前5時30分)から停戦に入った。エジプトが仲介した。 パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)地区では、3日間にわたる武力衝突で子ども15人を含め少なくとも44人のパレスチナ人が死亡した。 空爆やロケット弾攻撃は停戦直前まで続き、イスラエル南部では発効後にもサイレンが鳴り響いた。 イスラエル軍は停戦入りした3分後に、「イスラエル側にロケット弾が発射されたことを受け、(ガザ地区にあるイスラム聖戦の)標的を攻撃中」との声明を出した。その後、「最後の」攻撃を行ったのは午後11時25分だったと発表した。
【ロンドン=板東和正】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区からアラブ諸国に移住したウイグル人が現地で拘束されたり、中国に強制送還されたりする事案が欧米メディアで相次いで報じられている。中国が経済的につながりの深いアラブ諸国に拘束や送還を要請しているもようだ。欧米メディアや亡命ウイグル人の組織「世界ウイグル会議」の幹部は、アラブ首長国連邦(UAE)に「ブラックサイト」と呼ばれる中国の秘密収容所がある可能性も指摘している。 英スカイニューズ・テレビは9日、中国の要請によりアラブ諸国で拘束されたり、中国に強制送還されたりしたウイグル人は2001年以降で290人以上にのぼるとの推計を報じた。UAEのほか、エジプト、モロッコ、カタール、サウジアラビア、シリアが中国のウイグル人弾圧に加担していると分析した。 スカイニューズや米CNNテレビによると、UAEに住むウイグル人男性、アーマドさんは2018年2
コンテナ船「エバーギブン」。スエズ運河の一部を形成するグレートビター湖で。マクサー・テクノロジーズ提供(2021年4月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / SATELLITE IMAGE ©2021 MAXAR TECHNOLOGIES 【4月14日 AFP】(写真追加)エジプトのスエズ運河(Suez Canal)で3月に座礁し、約1週間にわたって世界の貿易を混乱させた巨大コンテナ船「エバーギブン(Ever Given)」が裁判所命令によって差し押さえられた。運河当局が13日、発表した。 スエズ運河庁(SCA)のオサマ・ラビ(Osama Rabie)長官は政府系日刊紙アルアハラム(Al-Ahram)に、9億ドル(約980億円)の賠償金が支払われないため、エバーギブンを差し押さえたと語った。 日本の正栄汽船(Shoei Kisen)が所有し、台湾の海運会社が運航するエバーギブンは、3月
サウジアラビア北西部ウラーで、湾岸協力会議(GCC)首脳会議の開幕に先立ち写真撮影を行う(左から)クウェートのナワフ・アフマド・サバハ首長、カタールのタミム・ビン・ハマド・サーニ首長、オマーンのファハド・ビン・マハムード・サイド副首相、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・ハリファ皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)副大統領でドバイ首長のムハンマド・ビン・ラシド・マクトム氏、GCCのナエフ・ハジラフ事務局長(2021年1月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / SAUDI ROYAL PALACE / BANDAR AL-JALOUD 【1月6日 AFP】(更新)サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン(Faisal bin Farhan)外相は5日、同国を含むアラブ4か国とカタールの間で3年以上にわたり断絶していた国交が完全に回復した
スーダンの首都ハルツームを流れるナイル川を船で渡る漁師(2020年6月9日撮影)。(c)ASHRAF SHAZLY / AFP 【6月22日 AFP】ナイル川(Nile River)の巨大ダムをめぐりエチオピアとエジプトの対立が深まっている問題で、スーダンは21日、対立の激化に警鐘を鳴らし、両国にさらなる交渉を促した。エジプト、エチオピア、スーダンは数年にわたり、大エチオピア・ルネサンスダム(Grand Ethiopian Renaissance Dam)の貯水量や運用をめぐって何度も協議を重ねてきた。しかし合意には至らず、3国の緊張関係は高まっていた。 スーダンのヤセル・アッバス・ムハンマド・アリ(Yasser Abbas Mohamed Ali)かんがい・水資源相は21日、「わが国は対立の激化を望んでいない。交渉こそが唯一の解決策だ」「わが国にとって、合意文書への署名はダムへの注水の前
エジプトにあるクフ王の大ピラミッド中心部に巨大空間があるとした名古屋大などの国際グループの発表に対し、エジプトの考古学者らが声明を出し、「内部に空間が多いことは以前から知られており、新発見ではない」と批判した。これに対し、名大の研究者らが6日、「空間の大きさが従来の知識と全く違い、思い違いがある」と反論した。 名古屋大など国際グループは、宇宙から降り注ぐ放射線を利用して「透視」する技術でピラミッド内部を調べ、中心部に長さ30メートル以上の巨大空間が見つかったと、英科学誌ネイチャー電子版に2日、発表した。 AFP通信によると、エジプト人考古学者らが4日、この発見を批判する声明を発表した。エジプト考古省の科学者が「大ピラミッド内部は空間だらけなことがわかっており、新発見ではない」と話したという。 名大の森島邦博特任助教らは6日、東京都内で会見を開き、「ピラミッド内部に、エジプトの考古学者らが指
エジプト・カイロ南郊にある、クフ王のピラミッドとして知られるギザの大ピラミッド(2016年8月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/KHALED DESOUKI 【11月5日 AFP】エジプトのギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)の中心部に「旅客機サイズの空洞」が見つかったとする専門家チームの発表について、エジプト人考古学者らは4日、この発見発表を批判する声明を発表した。 エジプトのピラミッドの内部を宇宙線による最新の透視技術で解明しようと試みる「スキャンピラミッド(Scan Pyramids)」に参加する研究者らは2日、宇宙から飛来する粒子を用いた透視技術で巨大な空洞を発見したと発表。ピラミッド中心部にあるクフ王(King Khufu)の玄室と外部を結ぶ全長約50メートル、高さ9メートルほどの大回廊(Grand Gallery)の上に位置する空洞は全長が少なく
[ドバイ 5日 ロイター] - サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンは5日、テロリズムを支援しているとしてカタールと国交を断絶した。 トランプ米大統領の中東訪問が今回の断交につながったとの見方が出ており、同氏の中東訪問から2週間あまりで、新たな傷口が開いた格好となる。 カタールは長らく中東地域の紛争の仲介者の役割を果たしてきたが、エジプトのほか湾岸主要国はこれまでもカタールがイスラム組織「ムスリム同胞団」などを支援しているとして非難。今後、カタールがムスリム同胞団や、域内でサウジと対立するイランを支持しているとの非難が強まることになる。 4カ国の協調断交に続き、イエメン、モルジブ、およびリビア東部を拠点とする世俗主義勢力もカタールと断交した。 カタール政府は他国に干渉しているとの批判を否定。同国の外務省は「断交は「不当で、事実無根の主張や疑いに基づいている」との
ロンドン(CNNMoney) 欧州諸国に中東やアフリカから難民、移民らが殺到している問題で、エジプトの富豪は6日までにイタリアもしくはギリシャで島を自費で購入し、これらの人々を収容させる支援策を申し出た。 この人物は通信企業グループ「オラスコムTMT」の経営者で中東でも指折りの富豪とされるナギーブ・サウィリス氏。ツイッター上で、イタリアやギリシャ両国に島を売るよう呼び掛け、島の名前を「希望」にすることも示唆した。購入費については「いくらでも出す用意がある」としている。 両国沖合には無人の数十の島々があるとし、10万~20万人が居住可能と指摘。自らの案は決して馬鹿げたものではないとも主張した。 また、同氏はCNNの取材に応じ、極めて簡単な解決策と説明。島を買った後、臨時の避難施設を用意し、小規模の港を造って難民らの船を到着させるとの考えを示した。難民らを雇用して自宅、学校、病院、大学やホテル
(CNN) 中東の衛星テレビ局アルジャジーラは21日までに、同局のジャーナリスト、アフメド・マンスール氏がドイツ当局に拘束されたと発表し、ドイツ側に釈放を求めた。 マンスール氏はベルリンの空港で、カタール行きの便に搭乗しようとした際に拘束されたという。 同氏はエジプトで、2011年に首都カイロのタハリール広場で弁護士を拷問したとして被告不在のまま裁判にかけられ、昨年禁錮15年の刑を言い渡されていた。 エジプトは国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)にマンスール氏の手配を要請したが、アルジャジーラによればインターポールはこれに応じなかった。 マンスール氏は声明で、ドイツ当局がエジプト当局の要請を受けて自身を拘束したとの見方を示した。同氏はドイツ警察に対し、インターポールがエジプトの要請を拒否したこと、自身が手配されていないことを証明する書類もあることを改めて伝えたという。 エジプトでの
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