世界各国の男女が、家事などに1日平均どのくらい時間を充てているか調べた報告書をOECD=経済協力開発機構が発表し、日本人男性が家事や育児に充てる時間は1時間余りで、最も低い水準にとどまりました。 この報告書は、OECDが、加盟国のうち26か国の男女について、家事や育児、仕事、それにレジャーなどに1日平均どのくらい時間を充てているか調べて分析し、発表しました。 このうち家事や育児に充てる時間は、男性では、デンマーク人が3時間6分で26か国中、最も長いのに対して、日本人は1時間2分で、韓国人の45分に次いで最も低い水準にとどまりました。 一方、女性について見ると、日本人はおよそ5時間で、トルコ人やメキシコ人に次いで長く、最も短いスウェーデン人は3時間27分でした。 また、仕事や通勤にかける時間は、日本人男性が最も長く、最も短いフランス人男性のほぼ2倍でした。 OECDは、各国の男性が家事や育児