
ガンプラ40周年で、1980年当時に大人気だった昔懐かしい“旧キット”へ熱い視線が注がれている。しかし80年代、たくさんのロボットアニメが次から次へとプラモデル化され、なかには「何だこりゃ?」というキットまで発売され、いささかヤケクソ気味に市場を盛り上げたからこそ、現在のガンプラの評価があるのではないか? そのような勝手な思い込みから、筆者は「80年代、確かに店頭で見かけはしたが、買って組み立てたことはなかった」ロボットアニメのプラモデルを収集しはじめた。そして、それらの素組み(色を塗らず、製品の仕様どおりに接着剤のみでストレートに組み立てること)を行うのがこの連載である。 第1回は、パイロットフィルムが劇場公開されたのみの異色アニメ「テクノポリス21C」(1982年)より、青島文化教材社(アオシマ)製の「1/16 テクロイド スキャニー」を選んでみた。当時価格300円、ガンプラの小さいほ
前回、「機動戦士ガンダムZZ」などという超メジャーアニメのプラモを組み立てたので、今回はガンプラでもなくバンダイでもない、「80年代に模型屋の棚にあったのかもしれないが買わずじまいだった」立ち位置のキットを探してみた。 結果……、「亜空大作戦スラングル」から、トレッカー・ビークル“チャンサー”! 国際映画社のアニメを、青島文化教材社がプラモデル化しているのが美しいよね。1/48スケール、当時価格300円(正式な商品名は、「キャプテンチャンス用トレッカー・ビークル チャンサー CH-011G」)。 そんなこと言われても「スラングル」って何だっけ?と言われてしまうかもしれない。1983年1月放映で、「銀河旋風ブライガー」「魔境伝説アクロバンチ」などを手がけた山本優さんの原案だ。山本さんが国際映画社でつくったロボットアニメは、アウトローたちを主人公にした軽快なアクションという印象が強いが、「スラ
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」に登場するモビルスーツ、「ディランザ」を警察仕様に改造したプラモが、「機動警察パトレイバー」を想起させる仕上がりで好評です。イングラム何号機だ? ちょっとふっくらしてるけど、雰囲気はしっかりイングラム 作ったのはTwitterユーザーのうせだ(@soboro2302)さん。「HG 1/144 ディランザ(一般機/ラウダ専用機)」を白黒を基調に塗装して、警察車両風に仕上げました。 「警視庁」や「POLICE」などの文字は、パトカーのプラモから転用したデカールを貼って表現。拳銃やシールド、肩のパトランプなどは、コトブキヤの改造用パーツを使用したものだそうです。 参考にしたのはもちろん、「パトレイバー」の警察用レイバー「98式AVイングラム」とのことで、リプライでは「違和感が仕事しない」「趣味の世界だねえ……」と大好評。うせださんは操縦者について何も言っていないの
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「伝説巨神イデオン」のプラモデルに小型の有機ELディスプレイを仕込み、起動時の「目に走査線が走る」シーンを再現した改造が見事です。これはやばいやつが発動しそうな予感。 起動時の「ヒュイ~ン」を再現!(画像提供:6jiroさん) 0.42インチの有機ELを内蔵して表現している(画像提供:6jiroさん) 改造のベースは、青島文化教材社が11月に発売したばかりの「1/450 伝説巨神イデオン」。イデオンを新造形で可動も豊かに再現したプラモデルで、イデオンソードや波動ガンなど付属パーツも充実しています。全方位ミサイルのエフェクトパーツで、カミューラ・ランバンのかたきもとれる優れもの。 450分の1スケールでも全高約24センチの大物(Amazon.co.jpより) モデラーの6jiro(@6jiro1)さんはイデオンの頭部に、0.42インチ
プラモデルのランナーだけを材料に作り上げた、初代ガンダムが秀逸です。中身はスカスカだけど、外枠は完全にガンダム……! スケールは48分の1。144分の1スケールのガンプラと比べると、その巨大さが分かる 製作したのは、このためにTwitterアカウントを立ち上げたStick Man(@StickGundam/YouTube)さん。ガンプラ4個分ほどのランナーを地道に棒状へ整え、接着して48分の1スケールの巨大なガンダムに組み上げました。 塗装はせず、各部の配色はランナーの色で表現。顔やビームサーベル、手指など細かい部分も、全てランナーの束で再現しています。 途中で飼い猫に粉砕される悲劇を乗り越えて完成した力作は、「ワイヤーフレーム風でかっこいい」「見事なジャングルジム、もといジャングルガンダム」「エコだよそれは」と話題に。フレームが目立つビジュアルと、主演が古谷徹さんという共通点から、「ビデ
「ガンプラを不当な高価格で販売する一部流通業者について、改善のない場合は厳格な措置を講じる」とする、BANDAI SPIRITSが取引先へ送付した文書がSNSに出回り、注目を集めています。ねとらぼ編集部では同社に文面の事実を確認し、詳細を聞きました。 高額販売の一例(Amazon.co.jpより)。2021年12月発売の「HG 1/144 ガンダムパーフェクトストライクフリーダム」は希望小売価格2530円だが、Amazon.co.jp上では3125円~3700円で出品されている 文書はBANDAI SPIRITSが取引先に対し「『買い占め、転売』『不当な高価格での販売』『並行輸出』対応についてのお願い」と題し送付したもの。店舗関係者がSNS上で公開したことから、同社が転売や不当な高価格での販売に「ブチギレている」として大きな話題になりました。 書面では「一部流通業者において『不当な高価格で
ガンダムのプラモデルについて、横流し転売疑惑が上がっているホビーショップ「METALBOX」(大阪市)は2月21日、疑惑を否定する文書をTwitterで公開した。転売を行った事実はないとした一方、Amazonマーケットプレイスでは複数のアカウントを使い、一部商品についてはメーカー希望小売価格を超える価格で販売していたこともあったと認めた。 METALBOXはフィギュアやプラモデルと販売するホビーショップ。ネット上では2月中旬から「METALBOXが問屋としてメーカーからプラモデルを入荷し、小売店に卸さずヤフオク!やメルカリで転売していた」「Amazonで複数のアカウントを使い、メーカー希望小売価格を超える価格で販売していた」との指摘が挙がっていた。 METALBOXは転売疑惑について「当社は小売店であり、メーカーから商品を直接仕入れていない。ヤフオク!やメルカリで転売していた事実はない」と
バンダイナムコホールディングスは2月8日、2022年3月期の第3四半期決算短信を公開した。その決算説明会における質疑応答で、コロナ禍以降の巣ごもり需要からガンプラの供給不足が発生している問題について解答を行ったという。同社は2020年12月に静岡の生産拠点を増床したものの、世界的にも需要の高まりから供給不足となり、さまざまな転売問題などが起きているとの指摘が出ている(gamebiz)。 決そのときの回答によれば、グループ内機能の活用・設備の増強などにより、生産体制の強化を行なっていく考えであるという。なお決算を見てもガンダム関連の第3四半期累計(21年4~12月)の売上高は、前年同期比9.7%増の339億円、グループ全体では同12.5%増の761億円という高い数字を記録しているとのこと。 ガンプラ品不足の一因となっている転売に関して、一部の問屋が行っているのではないかとの疑惑がネット上で指
Eile mit Weile(急がば回れ) @hahahababytry ドール&模型・旅行好きなデジタルガジェットヲタの万年丙提督兼指揮官で元ちょろいリスナー。現在は東山奈央さん激推し中 20130826リンガ鯖着任→20180801呉鎮に転属 20171107マドラス鯖着任 Eile mit Weile(急がば回れ) @hahahababytry 某フリマで #ガンプラ を大量出品しているアカウント。 スネーク達が色々調べてみたら模型取扱の玩具系問屋だったみたいな話が出て来てて笑えねぇ。 転売屋は問屋でしたとか、冗談にもならねぇなw これがマジなら #バンダイ がいくら作っても量販店にすら入荷しないワケだよ。(呆れ ※画像はその出品 pic.twitter.com/dtIDgb9Mw5 2022-02-10 17:41:35
終戦で役目を終え、人知れず朽ち果てていたZガンダムが少年と出会う――。新たな物語の始まりを感じさせるジオラマが好評を博しています。 朽ちたZガンダムからトタン板に至るまで、細かい作り込みが見る者をぐいぐい引き込む Twitterユーザーのくまごろ(@kumagoro_mk2)さんが、『月刊ホビージャパン』のガンプラコンテスト「全日本オラザク選手権」に向けて製作したジオラマ。時代設定は宇宙世紀134年(「機動戦士Zガンダム」の時代から46~47年後)、舞台はサイド7の1バンチコロニー。上半身の一部のみが残るZガンダムや、うずたかく積まれた鉄くず、散乱するトタン板やドラム缶など、全てに徹底された汚し塗装やダメージ表現が長い時の流れを感じさせます。 約半世紀前にニュータイプの乗機として活躍したモビルスーツに、少年は何を感じるのかと想像がふくらむこのジオラマ。作者のくまごろさんに、製作の意図など詳
東京の下町・江戸川区にある町工場が作った「ルアープラモ」が、「本当に魚が釣れるプラモデル」として模型ファンと釣り人の間で話題になっている。 作ったのは創業から40年以上、プラモデルや鉄道模型などホビーの金型を手掛けてきたマツキ。これまで業界の裏方に徹してきた同社が、初の自社ブランド商品としてルアープラモの販売を間もなく始める。代表取締役を務める鈴木崇嗣さんに話を聞いた。 「自社商品やりたいね」「実は……」 きっかけは2年ほど前、仕事の合間の雑談だった。鈴木さんが「自社製品をやりたいよね」と何気なく話したところ、ある社員が「ルアーを作りましょう」と言い出した。 面白そうだと思い「それなら製品データ作っていかなきゃだね」と言うと「社長、実はデータもうあります」と衝撃の告白。釣り好きの社員数人が暇を見つけてはルアーの設計をしていたという。 鈴木さんは「社員が『密かに金型まで作っちゃおうかと思って
ホットプレート BALMUDA The Plate Pro(バルミューダ ザ・プレート プロ) 角型 ヒーター式 クラッドプレート 4段階温度調節 ステンレスホットプレート ブラック K10A-BK
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