22日、高齢の両親を車に乗せて川に入り、無理心中を図ったとして、埼玉県深谷市に住む47歳の三女が殺人と自殺ほう助の疑いで逮捕された事件で、三女は認知症の母親の介護を続けていたということで、警察では病気で父親が働けなくなった生活苦のほか、介護の心労も背景にあったのではないかとみて、詳しいいきさつを調べています。 警察の調べによりますと、一家は3人暮らしで、慶秀さんが新聞配達の仕事で生計を支えていましたが、病気のため、先月から働けなくなったということで、波方容疑者は「収入がなくなり、父親から『一緒に死にたい』と言われた」と話しているということです。 また、近所の人によりますと、ヨキさんは認知症の症状があり、波方容疑者が介護を続けていたということです。 警察は、病気で父親が働けなくなった生活苦のほか、介護の心労も背景にあったのではないかとみて詳しいいきさつを調べています。 近くに住む48歳の女性