「Noと言えない日本人」というが、実はいつも日本人はノーと言っている。お笑いコンビ・パックンマックンのパックンこと、パトリック・ハーラン氏が日本外国特派員協会にて、外国人タレントから見た日本のテレビをテーマに会見を行いました。「ちょっと上と相談します」「持ち帰って検討します」、ビジネスの現場でよく使われる、はっきりと名言しないお断りの文句。日本のコミュニケーションは非常にハイコンテクストで、アメリカ人には通じないと認識しておく必要があるとパックンは指摘します。また、日本とアメリカでは、演技に対する考え方がまったく違うと自身の体験をもとに話しました。 もっと冗談を言えるようになることが大事 パトリック・ハーラン氏(以下、パックン):とにかく、アメリカ人と日本人のお笑いの違いは、教育による影響が大いにあると思います。私は、学校でたくさん学びました。ハーバードでも、たくさんの情報を学びました。情