昨年、漫画の海賊版を配信するWebサイトへの接続を遮断する「ブロッキング」の是非が大きな議論となったが、議論されていたブロッキングの法制化について、政府は今月下旬に召集される通常国会での関連法案提出を断念する方針を固めたという(産経新聞、読売新聞、時事通信)。 こうした海賊版配信サイトを巡っては、政府がISPに対し自主規制を要請する状況となったものの、サイトが閉鎖されたこともあって結果的にブロッキングは実施されないことになっていた。 その後、知的財産戦略本部の海賊版サイト対策検討会においてブロッキングの法制化が議論されたものの、賛成派と反対派で意見がまとまらないという事態となっていた。そのため政府は現時点ではブロッキングの法制化を断念する方針になった模様。 今後は海賊版サイトへと誘導するサイトの規制や、海賊版サイトへの広告掲載抑制、漫画のダウンロード違法化などを対策として検討するという。た
昔のアニメのリメイクが増えた昨今だが、株式会社CMサイトは昨年10月にインターネット上で行ったアンケート結果をもとに、「リメイクしてほしい昭和アニメランキング(ロボット・メカ編)」を公表した(クランクイン!、ランキングー)。 このアンケートでは10代~60代の男女を対象に1万3237名の回答が寄せられた。ランキングでは1位が「宇宙戦艦ヤマト」、2位「機動戦士ガンダム」、3位「マジンガーZ」、4位「鉄人28号」、5位「エイトマン」という昭和の名作が並んでおり、これら作品の人気を伺わせる物となっている。 ……のだが、アニメに詳しい方々は当にお気づきのことと思うが、これらの作品のうちエイトマン以外は「宇宙戦艦ヤマト2199」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」「真マジンガー 衝撃! Z編」「鉄人28号 (2004年版)」としてすべて平成以降にリメイクがなされている。そのため、アニメファンから
「“著作権厨”をなんとかしたい」――慶応義塾大学の田中辰夫教授は1月10日、都内で開かれたシンポジウム「著作権延長後の世界で、われわれは何をすべきか」で、こう話した。著作権法の在り方について考える上で、現行の著作権法を絶対と考える“著作権厨”の存在がネット上での議論を阻害しているという。 2018年12月に著作権保護期間が作者の死後50年から70年に延長されたことを受け、著作権者と連絡がつかない、あるいは著作権者不明の著作物「オーファンワークス」の増加が懸念されている。オーファンワークスを利用するには、著作権者の捜索や文化庁への申請などの手間がかかり、新たな形での流通や資料としての保全が進めにくいといった課題もある。 田中教授はオーファンワークスへの対策について、「柔軟かつ複合的に考え、一番良い形を目指すことが重要。(著作物の中には)誰が作ったのか分からないものもたくさんある。これを活用す
DMM GAMESが運営する人気ブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」のサーバ群が、海外から執ような攻撃を受けているため、プレイ中に接続が切断される可能性があると、運営が告知している。攻撃からの防衛を続けるとともに、関係当局に届けるという。 公式Twitterによると、攻撃は1月9日夜から波状的に発生。防戦してきたが、接続が不安定になるなどの障害も起きていた。 攻撃は15日現在も続いており、プレイ中にサーバとの通信が不安定になることがあるという。攻撃により接続が切られた場合は、数分おいて再接続を試み、再接続ができない場合は、ブラウザのキャッシュ削除後に再接続を試すよう呼び掛けている。 攻撃は執ようなため、「流石に頭にきました」という。海外からの攻撃とみられるため「限界はある」が、「関係当局に届ける」としている。また、この件以外でも、執ようすぎる業務妨害行為には「必要な処置を取っていく
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く