タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (200)

  • システムの「作り逃げ」を許すな、運用保守を担う技術者の時間が奪われる

    「このシステムを作ったのは誰だ! 出て来い!」 そんな切ない怒りの声がIT職場に響き渡る。 前任者、あるいは委託先が作った画面やシステムを変更・移行することになった。ところがあまりにも個性あふれる作りで、しかもドキュメントが残されておらず、どこからどう手をつけていいのか分からない。運用保守担当者は途方に暮れる。 ITシステムの「作り逃げ」は闇の深い問題である。過去に「作り逃げ」されたシステムは、現在の担当者の時間とモチベーションを奪う。いわば「未来の時間泥棒」だ。今回は罪深き「作り逃げ」の問題にメスを入れる。 後のことを考えず構築されたシステムで運用保守担当者が苦労する 筆者にも経験がある。以下のようなシステムを目にしてぼうぜんとしたことが……。 設計書が残されていない(あるいは更新されていない) コーディングが雑(あるいは個性的過ぎる) 他システムとの依存関係が不明 データを変更/抽出で

    システムの「作り逃げ」を許すな、運用保守を担う技術者の時間が奪われる
  • 進化する音声合成技術は声優の敵か味方か、大手事務所トップが本音で語る

    音声合成技術の進化が目覚ましい。人間に近い“自然な発話”が可能になったことで、用途が急速に広がった。歌声合成技術や声質変換技術といった派生技術も実用化に向けた動きが進んでいる。 今の音声合成技術では、声優などによる良質な収録音声が欠かせない。声をなりわいとする声優からすると、音声合成技術の普及は声優から「仕事を奪う」リスク要因ともいえる。にもかかわらず、音声合成技術の活用に積極的なのが大手声優事務所の81プロデュースだ。その狙いについて、同社代表取締役社長の南沢道義氏に聞いた。(聞き手は高野 敦、東 将大=日経 xTECH) なぜ音声合成技術の活用に積極的なのですか。 数多くの人気声優や実力派・ベテラン声優が所属する81プロデュース、およびアニメ関連の音響制作や外国映画の日語版制作を手掛けるハーフ・エイチ・ピー・スタジオの代表を務め、多方面から声優、俳優を支援する。さらに、一般社団法人デ

    進化する音声合成技術は声優の敵か味方か、大手事務所トップが本音で語る
    mieki256
    mieki256 2020/02/23
  • ガラケーに「2020年問題」発生、設計仕様に潜んでいた不具合の真相とは

    報告はいずれもKDDIと沖縄セルラー電話が2000年代後半に発売したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)製の端末に集中しているもようだ。2006年に発売した「W43S」や2007年発売の「W53S」、2008年発売の「W64S」や同機種をベースにした「S002」のユーザーが、「時計が0時0分で止まった」といった症状をソーシャルメディアに投稿している。 いずれの機種も3G(第3世代移動通信システム)までにしか対応していない。このためKDDIが2022年3月末に3Gサービスを終了すると携帯電話としては使えなくなる。KDDIは「ユーザーの報告などで事態を把握した。メーカーに問い合わせ、原因の調査や対応の協議を始めた」(広報部)としている。現象が起こっている機種の特定も進めているという。

    ガラケーに「2020年問題」発生、設計仕様に潜んでいた不具合の真相とは
  • Webサイトを改ざんされた財団法人が「ピント外れ」の注意喚起を出したワケ

    著名なセキュリティーリサーチャーのpiyokango氏が注目のシステムトラブルをピックアップ。今週の注目ネタは…。 2019年12月中旬に発生したトラブルを3件取り上げる。最初は、日地図センターのWebサイト改ざんである。 スクリプトファイルの改ざんでカジノサイトへ誘導(12月11日) 日地図センターはTwitter上で、検索サイトの結果に表示される同センターのWebサイトへのリンクをクリックしないよう呼びかけた。クリックすると、同センターのWebサイトとは異なる中国語のWebサイトが表示される恐れがあるとしていた。同センターは元国土交通省所管だった財団法人。 筆者が調べたところ、検索結果に表示されるリンクは日地図センターのWebサイトへのリンクだった。同センターのWebサイトにアクセスすると読み込まれるスクリプトファイルが書き換えられ、スクリプトファイルによって中国語のカジノサイト

    Webサイトを改ざんされた財団法人が「ピント外れ」の注意喚起を出したワケ
  • いびつなRPAが全体最適を一段と遠ざける、日本人はいったい何をしているのか

    部分最適された業務や属人的な仕事のやり方を残したままRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入する――。今、日企業限定で一大ブームを巻き起こしているITトレンドである。実践企業の中には「DX(デジタルトランスフォーメーション)の一環としてRPAを導入した」などと恥ずかしげもなく公言する企業もある。もう、頭が痛いったらありゃしない。 業務を変革(トランスフォーメーション)しないのに何がDXなのだろうか。DXRPAなどのバズワードに踊ること自体を否定しないが、少なくともバズワードは「正しく」使ってもらいたい。冒頭の形でのRPA導入は、業務のブラックボックス化と引き換えて業務効率を高めているだけ。誰も業務を分からなくなったときに、どんな惨劇が起こっても知らないぞ。 まあ、そんな話を何度もこの「極言暴論」で書いてきたが、どうやら多くの日企業には馬耳東風のようだ。まれにユーザー企

    いびつなRPAが全体最適を一段と遠ざける、日本人はいったい何をしているのか
  • プログラミング言語にこだわると、なぜか「できる人」になったと錯覚できる

    プログラミングを始めようとする初心者による定番の質問の1つが「どのプログラミング言語を選べばいいか」というものだ。一般にプログラミングには「難しい」という印象があるため、なるべくやさしく始められる言語を選びたいのだろう。 あるいは、プログラミング言語に優劣があると考えているのかもしれない。劣る言語を学ぶのは時間の無駄なので、なるべく優れた言語でプログラミングを始めたいというわけだ。 プログラミングに少し慣れてくると、自分が使っている言語が「お気に入り」になることもある。それだけならよいのだが、他の言語をけなし始める人も一部には出てくる。「他人よりも優れた言語を使っている」と優越感に浸りたいのだろう。 昔、そのことを皮肉る図を作って雑誌に掲載したことがある。図のタイトルは「言語にこだわると『できる人』になったと錯覚できる」というものだ。 図では、えせRubyistが「Ruby仕事しかしたく

    プログラミング言語にこだわると、なぜか「できる人」になったと錯覚できる
    mieki256
    mieki256 2019/09/27
    disられる言語というとRubyの神様がdisってたHSPを思い出す…
  • Python商標登録に新たな動き、米国本家が「適切な方法で対処」と表明

    プログラミング言語Pythonの開発を支援する米Pythonソフトウエア財団(Python Software Foundation、以下PSF)は2019年9月17日、日国内で「Python」が商標登録されている事象に対し、行動を取る予定があると明らかにした。Pythonの「家」とも言えるPSFで商標委員会(Trademark Commitee)の議長を務めるマーク・アンドレ・レンブルグ氏が、国内最大のPythonカンファレンス「PyCon JP 2019」のクロージングセッションに登壇して表明した。

    Python商標登録に新たな動き、米国本家が「適切な方法で対処」と表明
  • ここが盲点、プログラミング初心者は「イコール」でつまずく

    どんな優れたプログラマーでも、生まれたときからプログラミングを知っていたわけではない。必ず「初めてプログラムを書いたとき」がある。そこからいくつもの壁を乗り越えて、徐々に優れたプログラムを書けるようになるのだと思う。 プログラミングを学習する中で、どんなところでつまづくかは人によって異なるだろう。ただ、「つまずきやすいポイント」はいくつかある気がしている。そこで今回は、私が考える「プログラミングを始めたばかりの初心者がつまずきやすいポイント」を独断で挙げていきたい。 つまずきポイント1:変数と値 プログラミングを学習する際に最初に出てくる概念が「変数」だ。初心者向けのプログラミング解説書だと、変数を「箱」に例えていることもある。これに対して、「箱は不適切だ。ラベルのほうが正しい」と主張する人もいる。 個人的には、変数を何に例えるかは分かりやすさにはあまり関係ないと思っている。なぜなら、中学

    ここが盲点、プログラミング初心者は「イコール」でつまずく
  • 「Python」が商標登録済み?IT関係者の間で話題に

    Python」が商標登録されていると分かった。プログラミング言語Pythonの人気が高まるなか、2019年7月23日現在、IT関係者の間で話題になりつつある。 Ruby開発者のまつもとゆきひろ氏は7月22日午後9時過ぎにTwitterで、Pythonを商標登録した企業の研修コースを紹介するWebサイトを引用して、「登録商標取られちゃったんだ。無効申請すべき?」とツイート。7月23日午後2時30分時点で1500件を超えるリツイートがなされている。 特許や商標などを検索できる「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」によると、株式会社アークが出願人で、2018年5月11日に登録されている。アークのWebサイトによると、同社はIT関連の研修サービスを提供している。アークは「代表が不在でコメントできない」としている。

    「Python」が商標登録済み?IT関係者の間で話題に
  • Pythonはコードが書きやすい?ご冗談でしょう

    Pythonが大変な人気を集めている。先日、都内の大型書店のプログラミング書籍コーナーに行って驚いた。とにかくPythonの解説書が大量にあるのだ。複数の書架をPythonの解説書が埋め尽くしている。すべてのプログラミング言語の中で書籍数が一番多いように見えた。これほどまでに増えているとは正直、思っていなかった。 自社の近くにある中規模の書店でも確かめてみた。ビジネス書が中心で技術書はあまりないタイプの書店だ。それでも、タイトルにPythonを含む書籍は10冊近くあった。他の言語の書籍は、メジャーな言語でもせいぜい1~2冊程度。対照的な状況である。 Pythonが人気を集めるに従って、Pythonのことを褒めそやす記事も増えている。そうした記事には、例えば「Pythonのコードは書きやすい」と書かれていたりする。Pythonで有名なプログラマーが言えば説得力があるが、あまりコードを書かない

    Pythonはコードが書きやすい?ご冗談でしょう
    mieki256
    mieki256 2019/06/14
    Rubyはendだらけになるし、Lisp系は括弧だらけになるし、どんな言語も何かしら○○だらけになるのは避けられないのだろうか、てなあたりが気になり始めたりもして…
  • 国産初の商用「らせん水車」、一関市の小水力に導入

    工営が開発・製造した「らせん水車」が、岩手県一関市にある農業用水路を活用した小水力発電所「八幡沢発電所」に採用された。国産らせん水車が商用として日国内で導入された初の事例になるという。4月10日に運転を開始した。 らせん水車は、低落差で発電でき、枯葉や刈草などのゴミが詰まりにくい特徴から、農業用水路を活用した小水力発電所に向くとされる。今回、八幡沢発電所に採用されたらせん水車は、直径2.0×長さ9.6mで、最大落差は2.51mになる。 使用水量は最大1.346m3/s(常時0.642m3/s)、発電出力は最大19.9kW(常時9.3kW)。年間発電量は11万2759kWhを見込む。発電した電力は東北電力に全量を売電し、建設コストを回収した後、農業水利施設の維持管理に充て農業者の負担を軽減する計画。 施工は平野組(岩手県一関市)で、日工営は水力発電設備の製造・据付け・電気工事・試験を

    国産初の商用「らせん水車」、一関市の小水力に導入
  • Part3 超小型BASICインタプリタを作ってみよう

    知的にエキサイティングな行為はいろいろあります。例えば,パズルを解くこと,囲碁や将棋をたしなむこと,プログラミングなどがそれにあたります。 なかでも,プログラミングにはパズルや囲碁・将棋にない大きな特徴があります。それは,プログラミングに使用する言語処理系を,プログラミングによって生み出すことができという特徴です。パズルを解くことでパズルが生み出されたり,将棋を指すことで将棋のコマが生まれるようなことはあり得ません。しかし,プログラミングの世界ではそのようなことがあり得るのです。それを体験できることが,ほかと異なるプログラミングならではの面白さと言えます。 「いや,理屈はそうであっても,難しくて僕らに作れるわけがない…」,そう思う方々もいるでしょう。もちろん,大企業や有名な団体が開発し,配布しているような有名言語処理系(例えば米MicrosoftのVisual StudioやGNUプロジェ

    Part3 超小型BASICインタプリタを作ってみよう
  • Rubyは果たして死んだのか

    世の中には、数多くのプログラミング言語が存在する。Wikipediaの「プログラミング言語一覧」というページには300以上の言語が列挙されている。現在よく使われている言語に絞っても10や20はあるだろう。 C言語やJavaといった言語の名前を知っている人は多いかもしれない。少し詳しい人なら、JavaJavaScriptは名前こそ似ているものの全く異なる言語だということも知っているはずだ。 そうした中で、とかく「死んだ」とか「オワコン(終わったコンテンツという意味)」と言われがちな言語がある。オブジェクト指向言語の一種である「Ruby」だ。 2017年には「The death of Ruby?」という海外の記事が話題になった。Rubyの人気が以前よりも落ちているのではないかという記事だ。根拠にしていたのは、プログラミング言語別の求人数のランキングや米国電気電子技術者協会(IEEE)が公表し

    Rubyは果たして死んだのか
    mieki256
    mieki256 2019/04/02
    本体はともかく標準以外のライブラリが軒並み死んでる印象がある…ライブラリ開発者をただ乗り野郎呼ばわりしちゃうコミュニティ文化が遠因かもしれんけど…
  • 新型ラズパイでNAS自作、注目ギガイーサの実力

    休日が3日もあれば何か作りたくなるのがエンジニアの性。その素材として今夏の新顔と言えるのが、手のひらサイズのPCボード「Raspberry Pi 3 B+(ラズパイ3 B+)」だ。基性能が強化され、これまで苦手としていた用途も工夫次第でこなせるようになった。 ラズパイ3 B+は、4000円台ながらLinux OSを動かせるArmコアのSoCを搭載するラズパイシリーズ。2018年6月に国内で入手可能になったばかりの最新モデルだ。ネットワークは、有線LANが100BASE-TXから1000BASE-Tのギガビット・イーサネット(GbE)対応に、無線LANがIEEE 802.11nからIEEE 802.11acに、それぞれ強化された。CPU性能は、動作周波数が1.2GHzから1.4GHzに上がった。これにUSB接続の外付けストレージと、ファイルサーバー専用OSを組み合わせると、いわゆるNAS

    新型ラズパイでNAS自作、注目ギガイーサの実力
  • PC-8001 --- 欲しいものを形にした“パソコン”登場

    で最初に市場を作り出したパソコンといえばPC-8001を挙げる人が多いだろう。海外では既に数社がパソコンを販売していたが,日メーカーではNECがいち早く“個人がすぐに使える格的なパソコン”を開発した。システムプラットフォーム研究所モバイルターミナルTGの加藤明部長,NECシステムテクノロジー システムテクノロジーラボラトリの土岐泰之主任研究員,NECパーソナルプロダクツ PC事業部カスタマーサービス部の池田敏昭グループマネージャーは半導体部品の拡販のためPC-8001を開発しパソコンという新たな製品分野を開拓した。 PC-8001が登場したのは1979年。パソコンと呼べる物が出始めた時期であり,カラー表示が可能なPC-8001はそれまでと一線を画す存在だった。NECPC-8001以前と言えば「TK-80」。技術者の教育のためのマイコンキットである。 TK-80は自分で組み立て

    PC-8001 --- 欲しいものを形にした“パソコン”登場
    mieki256
    mieki256 2018/07/29
  • ついに大手電力が「再エネは怖い」と知った

    あけましておめでとうございます。日経エネルギーNext編集長の山根小雪です。年もどうぞよろしくお願いいたします。 2018年はエネルギー業界にとって、大いなる変化の年になりそうな気がしています。2016年の電力全面自由化、2017年のガス全面自由化といった分かりやすいイベントはありません。ただ、大手電力にとっても、新電力にとっても、今年どう動くかがその後の行方を大きく左右すると感じるのです。 その理由は、日のエネルギー業界の巨人である大手電力の“気づき”にあります。 夏に火力発電所がフル稼働しなかった衝撃 「大手電力会社の経営陣から社員までが、初めて再生可能エネルギーを怖いと思った年」。ある大手電力幹部は、2017年をこう表現します。 電力需要が高まる夏になっても大手電力各社の火力発電所がフル稼働しない状況は、相当な衝撃だったと言います。急速に広がった太陽光発電によって、昼間の電力需要

    ついに大手電力が「再エネは怖い」と知った
  • PEZY社長逮捕、スパコンの旗手に何が起きたのか | 日経 xTECH(クロステック)

    スパコン開発ベンチャーPEZY Computingの齊藤元章社長ら2人を東京地検特捜部が2017年12月5日に逮捕してから2日。逮捕容疑となった助成金の不正受給とはどのようなものだったのか、今も情報が錯綜している。スパコン技術の旗手と呼ばれた同社に何があったのか。 複数の報道機関が報じた齊藤氏の容疑は、経済産業省が管轄する新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成金約4億円を不正に受給したというものだ。 まずこれまでのPEZY Computingの活動や受給実績を振り返ってみよう。 NEDOがPEZY Computingに交付を決めた助成金の額は以下の通り。総額は約35億2400万円で、このうち(4)(5)は今後交付予定である。 (1)平成22年度イノベーション推進事業/3次元積層TSVメモリ技術を活用したメニーコアプロセッサの開発 助成期間:2010年度~2011年度 約1億1

    PEZY社長逮捕、スパコンの旗手に何が起きたのか | 日経 xTECH(クロステック)
  • 京都市がシステム刷新失敗、「悲劇を繰り返すな」とご意見番

    京都市が2014年から81億円を投じて進めていた基幹系システム刷新プロジェクトが失敗した事案が、ついに訴訟合戦に突入する。2017年12月8日、京都市議会(京都市会)は門川大作市長名義で提出された訴えの提起を全会一致で可決した。刷新が遅延した原因となったバッチ処理のマイグレーション(開発言語と業務ロジックを引き継ぐ移行)を受託したITベンダーのシステムズ(東京・品川)に対する訴えである。 システムズは2億円を求め、京都市は8億円を求める 京都市の情報システム部門に当たる総合企画局情報化推進室の担当者は日経コンピュータの取材に対し、訴訟額は約8億円、正確には7億9976万2365円となると回答。内訳は既にシステムズに支払っていて返還を求める額が5億662万5000円、稼働遅延に伴う既存システムの延長稼働などの損害賠償金が2億2043万1696円、弁護士費用が7270万5669円という。 もと

    京都市がシステム刷新失敗、「悲劇を繰り返すな」とご意見番
  • どこか懐かしい画面デザイン、ラズパイ向け軽量OS「pipaOS」

    600円台でスティック型の「Raspberry Pi Zero」が人気のPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」シリーズ。4000円台で4コアの「Raspberry Pi 3 Model B」はともかく、ラズパイZeroではGUIを快適に動かすには非力です。そのラズパイZeroでも軽快に動く工夫をこらしているOSが「pipaOS」です。 pipaOSは、ラズパイの公式OS「Raspbian」を軽量化したLinuxディストリビューションです。単純に機能を削ぎ落とすだけでなく、ラズパイのコマンド実行環境で便利な独自ツールや軽量なGUIを独自に用意しているのが特徴です。どこか懐かしさを感じるUIです。 pipaOSをインストール pipaOSをインストールするには、まず公式サイトにアクセスし、「Installation」の項目にある「daily build image」(デイリービルド

    どこか懐かしい画面デザイン、ラズパイ向け軽量OS「pipaOS」
  • 「定年後は開発に500時間かけても怒られない」、もう一人の82歳アプリ開発者

    (前回から続く) 2017年10月26日に東京で開催されたイベント「シニアプログラミングネットワークが目指す!人生100年時代の地域/世代間交流」では、もう一人の82歳のアプリ開発者である鈴木富司さんもiPhoneアプリ開発について発表した。キーワードは「生涯現役」だ。 鈴木さんが生まれたのは1935年。群馬県桐生市の織物屋の六男だという。「商社無用論の時代に東京工業大学から三菱商事に就職したちょっと変わった人間」と自身を評する。 商事時代は自動車の海外事業に没頭したという。そのいきさつを「自動車輸出物語」というWebサイトにまとめている(リンク)。商事会社の定年間際に、米国の動物園設計施工会社に興味を持って転職した。 アプリ開発に出会ったのは2010年、74歳のとき。アプリ開発学校である「RainbowApps」に2期生として入学した。「老後はiPhoneアプリの開発や電子出版で過ごした

    「定年後は開発に500時間かけても怒られない」、もう一人の82歳アプリ開発者