韓国で「桜」をめぐって騒動が起きたワケ 韓国では新型コロナウイルスによる社会的距離確保措置が段階的に緩和され、日本よりも先に日常生活が戻ってきそうだ。 そんな韓国でも日本より少し遅れて桜が見ごろを迎えた。桜の名所では過去2年間、感染防止のために花見が禁止されていたが、今年は全面開放されて花見を楽しみたい韓国人らによって賑わいを見せた。 そうした中で、ある男性がソウルの汝矣島(ヨイド)でデモを行い話題となった。 全身白い衣服を身にまとい、白い帽子とマスクにサングラスという完全防備のその男性の手には「桜は日本の花」という文句と日の丸が書かれた旗があった。彼は「韓国人なのに日本の花である桜を見て楽しんでいるのが信じられない」としきりに叫んでいた。 また、順天(スンチョン)市にある生態文学教育園近くの人工芝サッカー場とインラインスケート場では、3月に一帯に植えられた樹齢15年の桜の木3本とヒトツバ