rsync -ahvn username@hostname:/var/www/html/* /var/www/html/ --max-size=10M -a を指定することでなるべくコピー元のファイルと同一条件でコピーする。 -h でファイルサイズの視認性をよくする。 -v で詳細を出力する。 -n または --dry-run で対象ファイルを確認する。 --max-size で転送対象のファイルサイズの上限を指定できる。 ファイルの転送状況の表示
rsyncを使いこなせば、あなたが想定するバックアップのニーズのほとんどに対応できるようになる。ここでは、あなたをrsyncマスターにするためのポイントを解説する。 この2カ月でわたしはあちこちに出かけた。その間、メインで使っているデスクトップコンピュータは眠ったままだった。もしrsyncを使いこなせていなかったら、きっと厄介なことになっていただろう。しかし、このユーティリティを定期的に使っていたおかげで、すでにわたしのデータ(とにかくその大部分)は別の場所にコピーされていつでも使える状態になっていた。rsyncの習得には少し時間が掛かるが、いったん覚えてしまえば、ごく短いスクリプトを使ってバックアップのニーズのほとんどに対応できるようになるはずだ。 rsync の素晴らしさはどこにあるのか。1つは、毎回ファイルを丸ごとコピーするのではなく、新旧ファイル間の差分をコピーすることでファイル転
このドキュメントの内容は、以下の通りです。 はじめに ファイル転送のコマンド ファイル転送の進捗を調べる方法 はじめに パソコンやサーバでファイルを転送することはありますでしょうか? たくさんのファイルを別のコンピュータに送りたい、というケースはいろいろあるのではないでしょうか。たとえば、システムのバックアップが取りたいときでしょう。 ファイル転送のコマンド Unixには、ファイルを転送するためのコマンドがいくつもあります。 例えば、以下のコマンドがあります。 rsync ftp sftp scp ファイル転送を行う際には、多機能な rsyncを利用することが多いです。それは、更新されたファイルだけ転送するなど、更新のないファイルを再送信しないといった実装になっているからです。 なお、ここで挙げた scpは、廃止されるようです。 ファイル転送の進捗を調べる方法 Unixは、ファイル転送にr
rootログイン禁止による影響 sshd_configでPermitRootLoginをnoに設定してrootログインが禁止されているとき、ssh経由でrsyncを使用すると不都合が起きる。 相手サーバにsshでログインできないため、rsyncもできなくなる。 root以外でログインしたとしても、同期対象のディレクトリ/ファイルの権限と所有者によっては、読み書き、所有者の変更等ができない。 解決手順 remote側のサーバでrsyncをsudoできるように設定する。 # visudo rsync用user ALL=(ALL) NOPASSWD:/usr/bin/rsync rsync実行部分を修正する。 rsync -a remoteip:コピー元 コピー先 ↓ rsync -a -e 'sudo -u rsync用user ssh -l rsync用user' --rsync-path=
rsyncコマンドを使用します。 事前準備 rsyncがインストールされていない場合はインストールをします。 [shell] apt-get install rsync [/shell] バックアップ(同期)方法 /home/www-data フォルダ以下を、192.168.0.11の/home/backup にバックアップしたい場合、バックアップ元で次のコマンドを実行します。 [shell] # rsync -avuz –delete /home/www-data user@192.168.0.11:/home/backup user@192.168.0.11’s password: (パスワードを入力) [/shell] コマンドを入力するとパスワードが聞かれるので、ユーザ「user」のパスワードを入力します。 rsyncではSSHを使ってファイル転送をします。「user」は192.1
rsync の挙動を誤解しててミスしそうになったので、忘れないようにメモしておきます。 rsync で UID/GID を保ったまま転送したいときは -a オプションを付ければいいと思っていたのですが、これではうまく行きません。オプションの認識が間違っていました。 -a オプションには -o (--owner) と -g (--group) が含まれていますが、この 2 つのオプションはユーザ名とグループ名で同期します。 例えば、こういうことです。コピー元の hoge ユーザは UID 500、コピー先の hoge ユーザは UID 1000 だとします。このとき hoge ユーザのファイルを -a オプション付きで転送すると、コピー先ではそのファイルの UID が 1000 に変わります。要するに、コピー元とコピー先に同じユーザ名(グループ名)が存在すれば rsync が良しなにマッピン
ファイルの中身に差分がある場合だけrsyncします。ファイルの中身が同じ場合は、タイムスタンプが違っていてもコピーしません。タイムスタンプの違いは無視です。 Last Update : 2014年02月04日 ファイルの中身に差分があるファイルだけrsyncする 目次 rsync の checksum オプション 差分ファイルだけrsync 1. rsync の checksum オプション rsyncにchecksumというオプションがあります。 checksum(チェックサム)というのは、転送元と転送先でデータに誤りがないかを確認する仕組みの事です。 転送元のファイルと転送先のファイルでそれぞれある計算を元にファイルのデータから値を算出し、算出した値が一致するかを調べます。 算出した値そのものをチェックサムと呼ぶ場合もあります。 rsync に checksum オプションをつけると、
CentOSからUbuntu Serverへの移行を徐々に始めないといけない訳だが、Sambaのすべて改訂版を片手に(って、片手で持てる重さじゃないよ!)試行錯誤しながら行ってるSambaの設定がちっとも進まない。ということで、まずはデータの移行を実施。 元々のCentOSはUnisonを使ってWindows Serverにデータを同期させてバックアップを取っていたんだけど、昨年末にこのWindows Serverをリプレースした後、再設定してなかった。ということで、新しいWindowsサーバー上で作った公開鍵をCentOSに登録して同期させようとすると…エラーで止まる。根本原因は不明だけど、同期対象のデータの中にNTFSでは許可されない文字を使ったファイルなども存在してるため、どうも実は結構前からまともに同期できてなかった模様。 今となっては双方向同期は必要ないので、今回は素直にrsyn
rsync についてかなり深く調べる機会があったので、そのまとめです。この記事を書いている時点の最新版は 3.0.7 で、すでに 3.0.8pre1 が出ています。 Red Hat Enterprise Linux 5.x (CentOS5 )に付属しているのは 2.6.8 です。 2系と3系での違いとして、2系では差分比較がすべて終わってからファイルの転送が開始されていましたが、3系ではファイルの差分比較をしながら並行してファイル転送されるようになっています。 転送元、転送先ともに rsync コマンドがインストールされている必要があります。ファイルを取ってくることも、送ることもできます。 基本的なオプション rsync -acvz -e ssh --delete server1:/var/log/hoge/ /var/backup/log/hoge/ server1 の /var/lo
Linuxなどを利用する上で、「これはどうやったら実現できるのだろう」と思うことは数知れない。本連載では、ユーザーがひんぱんに遭遇するであろう問題と、その解決方法を解説する。上級者には新たな発見を、初心者には上級者への道の手引きとなるだろう。 ファイルやディレクトリをバックアップ/同期するためのツールは幾つも存在していますが、rsyncはとりわけ大きな人気を誇っているといってよいでしょう。変更分を検出して差分のみを転送することで、ネットワーク経由でも効率的にバックアップ/同期が行える点や、sshなどのリモートシェル経由での利用が可能な点など、機能の洗練度はさすがに登場から10年以上たっているだけのことはあります。バックアップやミラーリングなどの用途であれば、基本的にはコピー元とコピー先でわずかな違いしか発生しないはずで、ファイルの相違部分だけを転送するrsyncは効率的に機能します。 そん
WebOS Goodies へようこそ! WebOS はインターネットの未来形。あらゆる Web サイトが繋がり、共有し、協力して創り上げる、ひとつの巨大な情報システムです。そこでは、あらゆる情報がネットワーク上に蓄積され、我々はいつでも、どこからでも、多彩なデバイスを使ってそれらにアクセスできます。 WebOS Goodies は、さまざまな情報提供やツール開発を通して、そんな世界の実現に少しでも貢献するべく活動していきます。 最近、 Infosketch の開発などで rsync を利用する機会が増えてきました。 rsync はネットワーク経由のコピーも可能なファイル・ディレクトリ同期ツールで、コマンドひとつでディレクトリツリーを一気に転送できるほか、差分のみの転送やコピー対象の条件指定といった多彩な機能を搭載しています。 rsync という名前に反してローカル間のコピーも可能で、 m
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