タグ

ブックマーク / tankaba.jugem.jp (17)

  • 一旦、更新を休みます。 | タンカ -バ- ケモノ

    来であれば今日4年目の最後の更新日となっているのですが、2月の初めから更新をやめていました。自分でも騙し騙し更新を続けてはみようと思っていましたが、残念な事にまったく短歌を作れなくなってしまいました。言葉を考えるだけ考えて、いま私の頭の中は空っぽです。この更新に付き合ってくれた人達には申し訳ないですが、しばらくは短歌を作って公開するのを休む事にしました。 日々の中からふと思いつく短歌もあることにはありますが、日々の更新で毎日作り続けるのは、私の怠惰からでは間に合わない事でした。つまりは自分に負けてしまったのです。情けないです。また、自分の作った短歌に評価をいただける事があり、確かな原動力になってはいたのですが、それは自分の猜疑心の大きさの前では消え失せてしまう小さな灯りでした。この灯りを自らの手で消してしまうのが、とても残念です。 このブログを更新を再開する事は今のところ考えていません。

    一旦、更新を休みます。 | タンカ -バ- ケモノ
    murashit
    murashit 2013/03/21
    おつかれさまでした
  • 1302日目 | タンカ -バ- ケモノ

    20代最後の日々。 今月から来年までで、当にこれで俺の20代が終わってしまうんだなと思う。過ぎてしまった日々を思い返すことはないけれど、あと一年もしないうちに俺がそういう年齢の場所に立ってしまうという事実は変わらない。 結局はこの調子のまま30を迎えそうな気がする。何か30手前に3年も続いてきた私の短歌を形にしたいとは思っているけれど、これでも十分なような気がしている。まだ迷っているが、作る時は電子書籍であれ同人誌であれ、あっという間に作ってしまうかもしれない。 人に評価されないままに書き続いてきたこの短歌ブログも30で終わってしまうかもしれない。あと30歳まで一年だというのにまったく先行きが見えない状態ではある。でも、それが見えてしまうのは実にあっという間なのだった。 しかし、当にだれにも取り上げられずにここまで地味にやっていけるもんだよな。そこまで酷いか、おれの短歌は。 電柱が消え

    1302日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 1150日目 | タンカ -バ- ケモノ

    アイスクリーム会談。 仕事先で何故かアイスクリームの話になり、どのアイスクリームが好きかという話で盛り上がったのだった。もうじき暑い日がやってくるから、その様な話になったのだろうと思うが、その時に喋っていてお菓子をべて悲しい気持ちになるのはウエハースだけでは無かったのを思い出した。 私はカップのかき氷が好きで、その中でもコーヒーフロートを良くべている。カップのかき氷をべる人はわかると思うが、蓋を開けて直ぐのかき氷は木のさじを突き立てるところがないほど綺麗な平面になっている。その平面のかき氷に木のヘラを突きたて力をいれて氷を一口分救い取ろうとすると、今度はその力がそのまま反動になって掬い取った氷を何処かに飛ばしてしまうのだった。 そうして毎回何処かに飛ばしてしまう一口のかき氷を見ながら、どうしてこうもうまくいかないのだろうと悲しい気持ちになってしまうのだった。 まあ、かき氷のコーヒー

    1150日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 1096日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ

    閏年を挟んでしまったのでとても気持ち悪い日数で3年目の短歌作りを終えることになりました。一体、これが何時まで続くのか分かりませんが、とりあえず一区切りが付いて良かったです。ただ、今回はだらだらと前置きを書く気分にはなれなかったので、すぐに自選10首に行きたいと思います。 雨水は床を伝って病室の祖父のベッドの下へ広がる (914日目) あの頃を「若い」と呼べる人達は「大人」の仕組みを知ってるのだろう (931日目) 幻のますのこういち想像し帰りの電車が恐ろしくなる (976日目) いま嘘が綺麗に口からこぼれ落ちあまりに綺麗でもう拾えない (990日目) まっすぐな線が書けない私がわたしの名前をゆっくりと書く (1021日目) 少女らが吐いていたのは溜息を誤魔化す様な煙草のけむり (1026日目) 花束も置かれなくなり『仲間』へと押し込められた七回忌の君 (1061日目) ただ一人休憩室で痰を

    1096日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ
    murashit
    murashit 2012/04/08
    個人的には(あくまで無責任に言って、という意味だけれど)面白くなっているように思います
  • 1061日目 | タンカ -バ- ケモノ

    気のせいさ。 悲しい事があって、しばらくしてそれをすっかり忘れてしまう。多分、これは当は悲しくなんてないという事なのだろうけれど、どうしても一時の感情に流されてしまうのだった。 夜中たまたま立ち寄った屋で、同じ様な黒いジャケットを来た若い男達が数人集まって騒いでいた。漫画でよくある様な男同士の喋って時間を潰すだけの集まりなんだろう。よくよく見ればしょうもない行為でしかないけれど、人達がそれを楽しいとかかっこいいと思っているのなら、それまでの話なのだ。 今まではそういう光景を見ると「迷惑だなぁ」と思っていたのだけど、最近はそういう集まりが出来るのなんて10年も出来ないのかと思えてしまって、それはとても恐ろしく悲しい事だと思ってしまった。その仲間同士のどこかで集まってだらだら喋るだけの付き合いが30歳になっても続いているとしたら、それはますますどうしようもないじゃないか。 そのぐらいの年

    1061日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 1000日目 | タンカ -バ- ケモノ

    日常。 まあ、些細な事だけれどめでたい事なんで夜を奮発して冷凍鍋焼きうどんを買ってきてコンロの上で温めている。ついでに買ってきたノンアルコールビールを飲みながらアルミ容器のバリバリという音を聞いていると情けない事ばかりだった過去を思い出してしまいそうで、うどんをべながらそれを押しとどめていた。 目が覚めて今日は髪を切りに出かけようとしていた事を思い出して、行き慣れた美容室に行くが、どうやら私が最後の客だった様でわたしの相手をしている美容師とは別の美容師が、今日一日の売り上げを確認している。昔の自分だったら気まずい状況として、これをひとり面白がれるのかも知れないけれど、それほど気にならなくなってしまった。30手前、おっさんの図々しさが私にもしっかり存在しているのだった。 帰りに気の迷いからかふらふらお店に立ち寄り、わずかばかりのお金をコインに変えて遊んでいたら数十分程度ですっかり無くなっ

    1000日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 629日目 | タンカ -バ- ケモノ

    書けない物は書けない。 僕は僕を乗り越える短歌を作ろうとして、どうしても他人の心を穿つことばかりに気を取られている。もちろん、それこそが僕の創作の動力となっているのだけれど、あれこれ考えてみた底意地の悪い真っ暗な短歌よりも、憧れる、共感されるような短歌の方がやっぱり人気は得やすいのだった。そういう短歌を作りたかった時期もあったけれど、結局は学歴の高い人達がやれば良いことに気がついて、そういうのを諦めて現在の適当な僕の短歌がある。 (こういう捻くれた冥い感情でもって作る短歌が俺の一つのテーマでもある。ねたみや嫉妬を誰にでも共感できるように明るくはせず、そのまま出してしまうような短歌ばかりを作って人気が欲しいって言っているのだから、ほんとうに始末が悪い) 少し前のバイトの飲み会の席で出た話。それはこの近所で最近起きた火事の話で、火災に遭った家族のうち父親と妹が焼け死んでしまったのだという。それ

    629日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 594日目 | タンカ -バ- ケモノ

    買い物。 祖母が原付のお金を頑として受け取ろうとしないので、それじゃあ代わりに祖母の買い物に付き合うことにした。いつも自転車で同じ店に買いに行っているのだけれど、その手伝いをすることにしたのだった。 お昼ぐらいに祖母と一緒に車に乗り、郊外のスーパーマーケットまで運転して、好きなだけ買いたい物を選んでもらおうと思ったのだけれど、むしろ郊外のスーパーマーケットの商品の多さに戸惑ってしまったみたいで、目に付いた物を適当にカゴに入れていたように思う。 姉と一緒に買い物をしていると落ち着いて買い物が出来ないと言っていたけれど、結局は俺も同じような物だなぁと思う。満足出来る買い物をさせられないなぁ。多分、行きつけの店で買い物をした方が良かったんだろうね。 夜10時国産豚肩切り落とし肉100グラム98円 Tweet

    594日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 369日目 | タンカ -バ- ケモノ

    あめしんどい、そのに。 今日も雨は降り続いている。雨の日が何回も続くと、雨合羽も乾いていないし、手袋も乾かないしでとてもやりきれない。今日は手袋を付けずにバイトに行ったのだけれど、その道中はずっと手が刺すように痛くて、痛さを紛らわすために自作の歌を歌っていなければならないほどだった。(別に痛みを紛らわすのに、歌を歌う必要は無いんだけれど) 真っ赤になった手の平を自動販売機の缶コーヒーで暖めながら、またこの寒い雨の中を帰らないと行けないのかと思うと憂になる。それに手袋も雨合羽も乾かさないと行けない。生きるのに丁度良い季節はいつなんだろうかと思う事がある。 降り続く雨に遊ばれずぶ濡れのてぶくろ口にくわえて帰る Tweet

    369日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 365日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ

    この時期がやって来ましたね。 今回は181日目から365日目までの中から、これは人に見せても大丈夫だろうと思える短歌を10首紹介したいと思います。来は短歌の前に雑文を書いているのですが、自選短歌ではそれを外していますので純粋に短歌だけを楽しんで下さい。 この下半期の間でもう自分の作る短歌はこれ以上先に進めないんだと思えるようになってから、自分の作る短歌が面白いと思えるようになったのは皮肉かも知れません。以前よりもさらに肩の力が抜けていると思います。 相変わらず素晴らしい短歌思い付く事は難しいですが、それでも上半期よりも自分で自分の短歌をおもしろがれるので、あとはこの面白さをどうやって読み手に伝えるかという所ですね。それが一番難しいのですけれど、それは一生の課題としてみなさんの作る短歌の中にも抱えていると思います。 前置きが長くなりました。それでは いつまでも子どものままでいられぬとミニカ

    365日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ
  • 303日目 | タンカ -バ- ケモノ

    少し前、中年男性が国道の中央分離帯を歩いていたのをみて、何かそれはひどく残念な事のように思えてしまって、そこから自殺の短歌を作った。 中央分離帯に立ってるあの人はどちらの車線で死のうか迷い これ1首作って満足してしまったので、気が向けばもう少しそこから広げる事があるかもしれない。広げないかもしれない。 作業している訳でもないのに、中央分離帯を歩く人間というのは、なんとも不思議な光景だなと思う。反対側に行こうとしているわけでもなく、分離帯をただまっすぐ歩いているのは、その人の希望を表しているのだろうか、それとも絶望を表しているのだろうか。 そして、あの人は中央分離帯を抜けることができたのだろうか。今でもまだ中央分離帯を歩き続けているんじゃないだろうかと思う。 ただ一人取り残されたかのように中央分離帯は寂しい Tweet

    303日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 278日目 | タンカ -バ- ケモノ

    メリークリスマスイブ! クリスマスだというのに仕事をしているみなさん、こんばんわ! 僕も仕事です。しかも夜シフトなので、聖なる夜みたいな事は一切御座いません。しかも、家に帰ればファイナルファンタジーの最新作の続きをプレイしますし、全く女っ気が感じられない一日となりました。 あと他にクリスマスらしいこと……。そうだな……。久しぶりに缶ビールを飲んだことかな。それぐらいの贅沢しかできないのと、それ以上の贅沢を思い描けないんで、どうしようもないんですよ。 ああ、そうだタンカバケモノと一緒に過ごすっていう手もあったな。なんで思い付かなかったんだろ。 「と、良いながらずっと私の事考えてないでしょう」実際、ブログ始めた当初の脳内短歌彼女に捧ぐ短歌ブログっていう設定も、殆ど立ち消えだし。自分が生きている事で精一杯な物で。 「1人の人間にそんなに沢山の人格なんて用意できないし」そうそう。脳内彼女とか作って

    278日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 228日目 | タンカ -バ- ケモノ

    少し反省をする。俺のつくる短歌は短歌じゃないんじゃないかと作る度に思っていたけれど、そもそも現代の短歌像という物を俺は意識していなかった。さっき買ってきた現代短歌のアンソロジーを読んでみたら、出来る限り生活を読もうとする人達が多いこと多いこと、どの様な状況に置かれても自らの状況を読むという事について、俺の短歌にもまだまだ手を入れられると思った。俺の短歌は、まだ面白く出来る。 けれど、それはあくまでも自らを短歌として投影している短歌が多くて、俺の一つの目標でもある他者、自己への徹底的な無味乾燥とした「傍観」(俺という存在が他者への現実、ひいては自らの現実に立ち向かえないという意識的弱者から、作られるであろう歌。これは無気力短歌かもしれない)という目線が抜けていたのが気になった。 それは小説映画とかの領分だろとか思われるかも知れないけれど、それでもそういう部分「どうしようもない人間の部分」を

    228日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 205日目 | タンカ -バ- ケモノ

    当にすみませんすみませんの日。当は毎日更新を目標に頑張っているんですけど、根が不真面目なもので、2日で2首という奇妙な更新になってしまっています。平均すると、一日一首という感じでしょうか。 あとは、短歌マラソンの方の続きも更新しなきゃという感じなんですが、そこらへんも滞っている状態ですね。今年中には全部詠いきりたいなぁ。いや詠わないとだめだろうって話ですね。なんとかします。するかも。できるといいなぁ。 きっと忘れてるはずだから伝えとくあなたもいつかさよならを言う Tweet

    205日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 188日目 | タンカ -バ- ケモノ

    この年になってもおもちゃ屋に立ち寄る。子供用のおもちゃを見ながら、このおもちゃ当に面白いのかなぁと思いつつ、自分が遊んでいる姿を想像しているのがすごく楽しいのだ。子どもの時だったら、そういう事を想像すらせずに何でも欲しがってしまっているから、そのような突き放した目線でおもちゃを見る事ができるのがなによりも面白い。 そんな私でも未だにミニカーには指を動かされてしまう。子どもの時に確か一台持っていて、それを畳の上やフローリングの床の上で動かしていた思い出がある。その車も誰かにあげてしまったのか、もう手元にはないのだけれど、おもちゃ屋に並んでいる沢山のミニカーをみると、その車を床の上で滑らせたいという欲求が蘇ってくる。 今だったら、ミニカー10台ぐらい余裕で買うことができるけれど、買ってしまったが最後、全て集めきらないと気が済まなくなりそうだ。 いつまでも子どものままでいられぬとミニカー売り

    188日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 180日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ

    こうして改めて自分の過去作を振り返るのはとても恥ずかしい。けれど自分がぐだぐだ考えている事を振り返って、自分の成長に生かしたいと思うのもまた僕の正直な気持ちでもある。(そして、そんな事どうでもいいとも思っているのも、また正直な気持ちであるのだけれど、それを書いてしまうとグダグダになってしまうので、さっさと自分の選んだ自分の短歌を紹介してしまう) 当は連作の様に短歌を並べたかったのですが、毎日毎日思っている事は、数珠つなぎにはできないので、時系列順に並べたいと思います。すみません。あと気に入らない部分については修正を加えました。 泣き止まぬ幼女の頬を母親は平手打ちする時間は重く (24日目) 身体さえない声もない顔もないのになぜ「忘れない」と言えるの? (39日目 修正) 灰や骨 祖父の在りし日 残さずに ただそれだけを 壺に納める (49日目) 動物の縫いぐるみにも風が触れ呼吸をするよな

    180日目達成 自選短歌10首 | タンカ -バ- ケモノ
  • 15日目 | タンカ -バ- ケモノ

    原付が帰ってきた。意外に早く来て自分でも驚いている。バイク屋の人が気を利かせて早めに修理してくれたそうだ。感謝。修理出した日に銀行行ってお金を降ろしてきて良かった。今日はお金を支払ってこよう。あとは俺が壊れている時のアクセル操作に慣れてしまっているので、いきなり急加速するようにふかしてしまう。そのため帰ってきた時もいつもの様に急加速するようにふかしてしまったら、そのように急加速したので振り落とされそうになった。原付は怖い乗り物だ。 タンカバケモノを追いかけながらも、彼女の夢は余り見なくなってしまった。見たい気持ちが先に来てしまって、彼女は引っ込んでしまっているようだ。夢を見るとすれば追い詰められている夢ばっかりで、目覚めがとても悪い。人が死んでいく夢ばかりみているような気がする。ああ、少しでもいいから、いい夢を見ていたいだけなんだけどなー。 静かなる真夜中にあかりをともせタンカバケモノ褪め

    15日目 | タンカ -バ- ケモノ
  • 1