〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-5-3 日宝茅場町ビル8階 TEL: 03-5651-5810 FAX: 03-3669-7810 URL: https://www.life-bio.or.jp/
〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町3-5-3 日宝茅場町ビル8階 TEL: 03-5651-5810 FAX: 03-3669-7810 URL: https://www.life-bio.or.jp/
2013年12月8日、神奈川工科大学ITエクステンションセンターで第5回医食同源バイオカフェを開きました。お話は元明治製菓スーパーバイザー 梶睦さんによる「チョコレートの科学」でした。 栄養生命科学科教授 松本邦男先生より、かつて企業時代に化学合成でつくっていた抗生物質を初めて微生物の力でつくることに成功し、神奈川工科大学にいらしてからはヒスタミンオキシダーゼという酵素の立体構造の予測を行ったお話をうかがいました。そして、2013年PISAで日本が過去、最高点をとったこと、神奈川工科大学の学生本位主義、国民の生涯学習(critical thinking からactive citizenへ)について、未来に向かうお話がありました。 チョコレートの歴史 中部アメリカで紀元前1000年から飲料として使用され、2000年前の遺跡にも残っている。 16世紀、アステカ帝国(モクテスマ王がチョコレート愛
食の安全を守るために、日本ではリスク分析という手法がとられています。リスク分析には、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションの3要素があります。くらしとバイオプラザ21では食品や医薬品のリスクコミュニケーションに取り組んでおり、主に遺伝子組み換え作物・食品やくすりの副作用をめぐるリスクコミュニケーションを行ってきました。 参考ページ 食品安全委員会の取り組みについて このたび、米国食品医薬品局(FDA)元バイオテクノロジー専門官 マリアンスキー氏に、遺伝子組換え食品のリスクコミュニケーションが初めて米国で行われたときのお話をうかがう機会を得ました。また日本の生活協同組合はどのように歩んできたのか、日本生活協同組合連合会安全推進室長 鬼武和夫氏、コープこうべ参与 伊藤潤子氏、雪印乳業社外役員 日和佐信子氏からもお話をいただきました。併せて報告します。 初めてのバイオテク食品 米国で初
筑波大学形質転換植物デザイン研究拠点との共同研究として、2010年より作成してきた3部作冊子が完成しました。 2011年度 ○「メディアの方に知っていただきたいこと~食品添加物」 参考ページ くらしとバイオニュース バックナンバー502 2012年度 ○「知っておきたいこと〜遺伝子組換え作物・食品」(改訂版) 参考ページ くらしとバイオニュース バックナンバー461 ○「メディアの方に知っていただきたいこと〜農薬」 3部作の作成は、毎日新聞 小島正美さんの「メディアが記事を書くときに整理された情報があるといい」というご提案がきっかけでした。また、私たちも「無添加・無農薬・遺伝子組換え不使用」という表示が、安全性審査を経ている食品添加物、農薬、遺伝子組換え作物・食品にはリスクがあって避けるべきものと誤解を大きくするのではないかと懸念していました。一方、食品安全委員会が毎年、食のリスクについて
2013年2月8日、茅場町サン茶房で、バイオカフェを開きました。お話は日本たばこ産業㈱経営企画部小鞠敏彦さんによる「ご存知ですか?遺伝子組換えトウモロコシを牽引していることを」でした。初めにクラリネット演奏が中村紋子(あやこ)さんによって行われました。メンデルスゾーンの春の歌など、なじみ深い旋律が優雅に奏でられました。 日本たばこ産業とは 日本たばこ産業(JT)は、売上の7割がたばこですが、食品も盛んで、食品メーカーの中では上位にいて、飲料、冷凍食品、調味料などいろいろな食品をつくっている。例えば、焼き立てパンのベースとなっている、冷凍パン生地などを販売している。 植物の分類 植物には単子葉類と双子葉類という分類がある。このほかに、裸子植物と被子植物というもっと大きなわけ方もある。食べ物に関係する植物のほとんどは被子植物だが、ギンナンの採れるイチョウは裸子植物である。また、ワラビ、ゼンマイ
2012年10月17日、ACU会議室(北海道 札幌)において「食の安全を考える〜浅漬けによる食中毒問題の教訓」が食の安全安心財団主催で行われました。企業、行政、一般市民など200名が参加し、異なる立場からわかったことを確認し、食中毒対策について話し合いました。 戦後の混乱期には年間、数百人が食中毒死があったが、2009年、2010年死者はゼロ。2011年にユッケ・生肉で11人、今年は浅漬けで8人の死亡者が発生した。食中毒は届けられたものしか把握されていないので、これは氷山の一角で、実際の食中毒患者数は500万人と厚生労働省研究班は推測している。 日本の農業では人糞を使っていたために、寄生虫の問題があり生野菜を食べることはなかったが、1960年代から、食肉消費の増加とともに生野菜を食べるようになった。このような流れの中で、野菜や肉を生でたべるときには注意が必要だということが忘れられてしまった
初めに、重要な10項目をまとめました。時間がないときは、この3ページだけ読んでください。その後に解説があります。A5判とバッグに入る大きさで、全部で48頁です。どうぞ、読んでみて下さい。そして、感想、ご意見をお寄せ下さい。 1.食品添加物の安全性は科学的に評価されている 食品添加物は、安全性と有用性が確認され、厚生労働大臣が指定する「指定添加物」と、いわゆる天然添加物である「既存添加物」、「天然香料」、「一般飲食物添加物」に分類される。各種の毒性試験により、食品添加物の安全性は科学的に評価されている。また、一日許容摂取量(ADI)が決められ、それを超えないように使用基準が決まっている。 2.食品添加物は基準に従って製造され、使用されている。 食品の安全性を確保するために、食品添加物には、必要に応じて成分規格や使用基準が定められている。食品製造業者は、「成分規格」に適合するように作られた食品
平成20-21年度に、科学技術振興調整費「重要政策課題への機動的対応の推進」プログラムで行われた「遺伝子組換え技術の国民の理解に関する調査研究」の報告書(概要)ができました。 本研究では、国内外の遺伝子組換え作物・食品に対する市民の捉え方、理解を進めるために行われている海外の事例、日本の教育にどのようにとりいれるか、研究者、生産者、流通などの関係者はどのように考えているか、不安を感じる理由などを、科学・技術だけでなく心理学の分野からも検討しました。 私たちNPO法人くらしとバイオプラザ21では、コミュニケーション手法の開発とその評価について研究しました。 コミュニケーション手法の研究については、研究代表 筑波大学遺伝子実験センター長 鎌田博氏による「セミナー」と参加者とスピーカーが遺伝子組換え不分別食材を用いて調理実習を行い、それを試食しながら、カフェ形式で講演を聴く「キッチンサイエンス」
2011年4月8日(金)、茅場町サン茶房にて、桜満開の中、第72回バイオカフェを開きました。お話は原子力研究開発機構 小林泰彦さんによる「食品から検出される放射能〜福島第一原子力発電所事故より」でした。初めに、池澤卓郎さんによるバイオリン演奏がありました。 基本的な「放射線と放射能の違い」に始まり、環境放射能があること、医療では上手に利用されていることなど、知らなかったことを多くうかがいました。これからは、事故をめぐる報道を見たとき、恐れるだけでなく学んでいこうと思いました。 私の専門は放射線生物学なので、福島原子力発電所の事故については、新聞やインターネット情報程度しか知りません。けれど、放射線、放射能を解説するいろいろな資料が作られているので、それらを使ってお話しし、皆の不安の整理に役立てたら嬉しく思います。 放射能と放射線 放射能と放射線について、最低限知っておくべきことを巧みに説明
内容を精選し、大きく4つの章に分けました。冒頭の10項目の要約を次の2つの章で解説する流れになっています。最終章である「科学的な情報の読み方と伝え方」では、情報の信頼性、データの扱い方、単位など、科学の基本的な内容について書きました。 ○メディアの方に知っていただきたいこと〜10項目の要約 ○遺伝子組換え食品編 ○遺伝子組換え農作物環境評価編 ○科学的な情報の読み方と伝え方 1.栽培のメリット GM作物は1996年に米国で栽培が始まって以来、世界的に拡大しており、29カ国(2010年)で栽培されています。その栽培面積は約1億5000万㌶で、日本の耕地面積のおよそ30倍です。 GM作物の栽培によって、世界的に農薬の使用量が減り、GM作物を栽培する農家にとってメリットのひとつとなっています。 2.企業の種子支配はあり得るのか 巨大企業が種子を支配するとよくいわれますが、企業間の種子開発競争は激
セミナー報告 「欧州における遺伝子組換え作物の現状と将来像」 ~欧州バイオ産業協会 ラファエラ コロンボ氏による現況報告~ 2007年9月28日(金)、コンファレンススクエアエムプラス「サクセス」で開催されました。講師は、ラファエラ コロンボさん(欧州バイオ産業協会(ヨーロッパ・バイオ)ヨーロッパ・グリーン・バイオテクノロジー プロジェクト・マネジャー)でした。 参考サイト:「未承認の遺伝子組換え作物(GMO)がEUの飼料輸入と家畜生産に及ぼす影響」(“Economic impact of unapproved GMOs on EU feed impacts and livestok production”http://www.ec.europa.eu/agriculture/index_en.htm) 1.欧州バイオ産業協会(ヨーロッパ・バイオ)について 81の法人メンバー、11の準メン
2009年2月13日(金)、茅場町サン茶房にてバイオカフェを開きました。お話は農林水産省技術政策課の小松晃さんによる「飼料自給率向上を目指して〜アミノ酸いっぱいの遺伝子組換え飼料米」でした。初めに松村一郎さんによるバイオリン演奏がありました。数学的理論をとりいれたバッハの作品が選ばれました。 遺伝子組換え技術とは はじめに、細胞外で加工したDNAを細胞に導入する手法を遺伝子組換え技術と言います。農林水産省では遺伝子組換え技術による農作物の開発について、育種法の一つとして有効な手段であると認識し、今後も推進していく方針です。市民とは双方向で話し合いながら、正しい知見に基づく情報提供を含めて、コミュニケーション活動を全国で実施しているところです。 農作物における品種改良では、それぞれ味が良いとか病気に強い等の良い点持っている作物同士を掛け合わせても、良いところ同志をあわせ持った品種がすぐには作
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く