サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台と東北学院大は19日、学術・プロスポーツの分野で協力して地域活性化に貢献することを目的とした包括連携に関する協定を結んだ。 東北学院大の教養学部のゼミ生が5年ほど前から、ベガルタ仙台のホーム試合の観客調査を行うなど交流を続けており、さらに関係を強化する。 協定締結後は、(1)地域の小学生を対象としたサッカー教室(2)ベガルタ仙台のスタッフ・選手を派遣した大学での講義・セミナーの開催-などを予定している。 仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で締結式を行い、東北学院大の松本宣郎学長は「学生が大学から外に出て貴重な社会経験を積む機会を設けたい」とあいさつ。ベガルタ仙台の西川善久社長は「在仙私学で最も影響力がある。スポンサーとの連携強化や集客にもつなげたい」と述べた。
◎心つかみ苦境救う サッカーJ1仙台は29日、来季のJ1残留を決めた。苦しいシーズン。序盤に沈んだチームを立て直したのが、4月上旬から指揮を執った渡辺晋監督(41)だ。選手、コーチとして在籍14年目。周囲から「ナベさん」と慕われる実直な人柄でチームを支え続けた。 この日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台で徳島に2-1で勝利した瞬間のベンチ。渡辺監督は雨でぬれたスーツ姿のまま、選手、スタッフの肩をたたき、ねぎらった。 大宮が負けてJ1残留が確定した。渡辺監督はピッチで行われたセレモニーで「このような成績になり、おわび申し上げる。悔しい。残留が目標ではなかったが、何とか一つのノルマを達成できた」と神妙な面持ちで報告。約1万7000人の大観衆から「ワタナベ」コールが起きた。 今季序盤、グラハム・アーノルド前監督の下、チームは危機的状況にあった。4月6日、開幕から6戦勝ちなしに終わった
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