展覧会『PHASE 2015 カンパニー:ニッポン・北のヒミツ』が、8月1日から青森・青森県立美術館で開催される。 「PHASE」は、国内外のアーティストたちを迎え、美術館の空間を最大限に活かした展示や企画を実施するプロジェクト。昨年に続いて奈良美智をディレクターに迎え、同美術館南側の「創作ヤード」と呼ばれる敷地にある八角形をした建造物「八角堂」をメイン会場に開催される。 今回の展覧会で奈良がピックアップするのは、フィンランド出身のヨハン・オリンと韓国出身のアーム・ソンの2人によるデザインユニット「COMPANY」。2000年に設立され、フィンランド・ヘルシンキを拠点に活動する同ユニットは、世界各地の伝統工芸品を新たな製品として生まれ変わらせるシリーズ「シークレッツ Secrets」を展開している。 COMPANYが昨年の夏と今年の春に宮城、山形、青森などへの旅で発見した「北のヒミツ」を紹