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ブックマーク / infrascape.exblog.jp (54)

  • 米、メキシコ湾石油流出事故Part4 | インフラあれこれ

    4月末にメキシコ湾で石油掘削リグが爆発炎上としてお伝えしたBPの事故ですが、その後6月28日にPart3、そして6月23日に沖合い掘削を巡る裁判所判断しました。 事故が起きてから3ヶ月が過ぎ、やっと光明が見えてきました。 この封じ込め作業を行っている元沿岸警備隊司令官のアレン氏は8月1日にリリーフ井戸にセメントや泥を注入する封じ込め作業を開始する予定だと発表しています。Gulf of Mexico Oil Spill Response 7月中頃に設置したフタによって今のところ流出は止っていますが、これが上手く行けば、恒久措置になると見られています。 BPの事故に関する情報サイトを見ても、7月15日以来、M252は上手く作動しており石油の流出はない。DDIIIリグはセメント注入の準備を行っているとあります。 この情報サイトを見ていてすごいナァと思うのは、この流出に対し、処理に人や船が殿ぐらい

    米、メキシコ湾石油流出事故Part4 | インフラあれこれ
  • 英、波力発電に150万ポンドの助成金 | インフラあれこれ

    28日、29日のお休みを取り、恒例の真鶴貴船祭りに行ってきました。 真鶴はいろいろな意味で面白い町で、お祭りもさることながら、久しぶりに半島の突先にある「お林展望公園」を歩き、森の厚さ、この樹木の厚み・豊かさが豊かな漁場を生むのだナァと感動しつつ、世界中で魚が取り難くなっている、型が小さいといった問題がでているのは、乱獲・多獲もあるでしょうけど、気候変動に加え、山を崩す、ダムを作る、河川の護岸工事、干拓地・沿岸部の埋め立て、堤防といった工事で山と海とが繋がらず、汽水域・フランクトンの減少もあるのではと、このあたりはグローバルに考えるべきではと愚考。 そこで日は英国の波力発電の話題を選んでみました。 波力発電に関しては2008年9月に「ポルトガル、商用波力発電」と題して2.5mWの発電が始まったこと、そして家英国は2010年3月の「英、10ヵ所で波力+潮力発電」としたき記事で英国の商用化

    英、波力発電に150万ポンドの助成金 | インフラあれこれ
  • 最近の湾岸諸国 | インフラあれこれ

    2022年のワールドカップに日と並んでカタールが立候補したりと、相変わらず湾岸諸国から景気の良いニュースが流れてきます。そこで日は湾岸アラブ諸国のニュースをお伝えします。 まず7月20日付けConstruction Week OnlineはGCC construction projects worth $1,368b underwayと題し「世界的な景気低迷により業界が不況に追い込まれているにも係らず、いまだUAEが全湾岸アラブ諸国GCC)の建設プロジェクト過半数を占めている」と伝えています。ドバイ商工会議所が発表した調査報告書は、UAEにおいて計7149億ドルの建設およびインフラ計画が動いていると記しているそうです。 各国機関のデータをもとにした数値は全GCCのパイプライン開発は総計1,368bnとあります。1兆3680ドルということですね。サウジアラビアは2838億ドルのプロジェク

    最近の湾岸諸国 | インフラあれこれ
  • 米東海岸11州 低炭素燃料基準導入へ | インフラあれこれ

    昨日に続き日も環境系の記事です。 1月5日付けのL.A.TimesにEast Coast states push green fuelsとあるのを見つけました。欧州が環境に配慮した政策をとり低酸素排出社会に向け舵を切っているのに対し、米国政府は京都議定書を批准せず他の先進国から批判を浴びている、というのが普通に新聞を読んでいる者の理解です。しかし米国内は若干ねじれがあり、東海岸側では大量に二酸化炭素を排出する電力企業の火力発電所に対し規制をかけ(これは裁判沙汰になっています)、西海岸(主にカリフォルニア州)は自動車に対し非常に厳しい排ガス規制をかけています。また昨年(2008年)秋に、エタノールを10%含むガソリンなどの燃料使用や販売を、電力会社やガソリンなどの燃料輸入会社に課すLow Carbon Fuel Standard (LCFS:低炭素燃料基準)を2009年春に導入すると発表し

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  • 米、グリーンビルディング協会のニュース | インフラあれこれ

    大抵、欧米の建設専門誌、大手英字新聞などなどを見て面白そうな記事を探すのですが、日は久しぶりに米グリーンビルディング協会を見たところ、Real Estate Investors benefit from Green Building Momentumという記事があり、記事の論旨よりも、記事内に引用されている数字に驚かされました。 まずロサンゼルス周辺の不動産売買リストにある住宅の90%が担保物件だとういうこと。サブプライムの破綻=カリフォルニアの土地バブル破綻とは理解していましたが、90%が抵当流れ物件というのは凄い。 McGraw Hill Constructionのグリーンビルアウトルックによれば、2005年にグリーンビル建設は100億ドルであったものが、2008年にほぼ500億ドルに増加した。さらに2013年までにこの数字は1500億ドル近くにまで伸びると予想されている。 建設費用

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  • 米初の商用流体タービン設置へ | インフラあれこれ

    2009年初のInfrascapeはどんな記事を紹介しようかと少し考え、経済+環境+ニッチ系というのが面白いでしょうということでこの記事に。 これはAlternative Energy Info というサイトに上がったFirst commercial hydrokinetic turbine installed in Mississippi Riverと題された記事です。 要約するとHydro Green Energy社がミネソタ州Hastings近郊を流れるミシシッピ川に、商用利用として初の流体タービンを設置したというものです。この流体タービンですが、「水中の風力タービン」といったもので、現行の水力発電・ダムの下流に設置され、今後さらに1台が設置されることで、水力発電プラントの出力が5%超あがるということです。 写真でみると「水中の風力タービン」というのが良く分ります。 この手のタービン

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  • ドバイ、不動産金融立国崩壊? | インフラあれこれ

    ドバイの不動産および建設プロジェクトについて、たびたびお伝えしてきました。 また、仕事でもブルジュ・ドバイやパーム・ジュメイラの記事翻訳にかかわっていたので、どんなプロジェクトが進行しているかは知っていました。でも昨夜TV朝日の報道ステーションのドバイ特集を見て、パースや写真とは違う、リアルな映像をみると、まるでSF映画みないな世界が現実にあることに改めてびっくり(当はびっくりとは違う、もっと空恐ろしいかんじ)またこのブログでもリーマンショック以降の不動産市場の混乱はお伝えしていましたが、都市の一角でスーパープロジェクトが進む一方で、都市崩壊も進んでいることも空恐ろしい。創造と崩壊は新陳代謝みたいなもので、なんにでも起こることですが、それが目で見える姿でそれも大変な規模で起きていること、そしてその影響を大なり小なり私たちも受けるであろう事が、また空恐ろしい。 これについては雑誌でも「やっ

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  • アマゾンの森林伐採進む | インフラあれこれ

    環境系のお話が続きます。 BBCを見ていたら11月29日付けのニュースとしてAmazon deforestation accelerates がありました。 ブラジルにあるアマゾンの熱帯雨林で森林伐採がすすんでいるという記事です。なんでもサテライト画像によれば、今年7月までの1年間で11,968平方kmの森林が伐採されており、その新直立は2007年に比べ4%近く高いものだということです。 政府の温暖化防止の政策とは別に、農作物の増産を願う農民は森林を伐採し、農地として転換していく。これに加え、違法伐採も行われている。それらのことが熱帯雨林の伐採、しかも皆採を押し進めているという背景があります。 しかしこの3年ほどブラジル政府は伐採率の軽減に成功してきたのに、4年目にして増加に転じてしまったというのが今回の記事です。 ブラジルといえばエタノール、今年の夏までは原油価格高騰のトレンドが続き、代

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  • LEED 2009 改定へ | インフラあれこれ

    日は久しぶりに環境系、グリーンビルの話題です。 環境に配慮した持続可能なグリーンビルといっても、その評価方法を巡り各国がしのぎを削っています。英国はBREEM、日はCASBEE、そして米国はU.S. Green Building Council(米国グリーンビル協議会)がLEEDという評価システムを導入しています。 このUSGBCに関してはNEDOがレポートを出しています。 これは建物のみならず、飲料水の使用量の削減、代替エネルギーの導入、建築材料の有効利用、室内環境の品質改善、といった観点からの評価も数値化しての評価システムです。その評価システムが改定に向け最終段階に至ったというニュースが米国の建築専門誌であるENRや環境ニュース配信のENNで流されました。 どちらにも「9月2日まで改定内容に対するパブリックコメントが行われ、その期間中に1万8000人の会員中約7,000の意見が送付

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  • 加州の高速鉄道計画、ゴーサイン | インフラあれこれ

    ちょっと古い話ですが、11月4日の選挙の日はオバマ大統領選出で沸き返りました。このElection Dayは大統領選挙だけでなく、各州でいろいろな住民投票が行われます。その1つに10月6日にお伝えした高速鉄道計画実施に向けた債券発行の是非が加州で問われました。 そしてその結果ですが、11月5日付けのPlanetizenは CA High Speed Rail Proposition Appears To Win Narrow Approvalと題して、100億ドルの高速鉄道債券は95%の投票区で52.2%が可としたことで勝利を収めた。米選挙民から初めて支持された州債券発行による高速鉄道だと伝えています。(それでも総費用の3分の1しか賄えません) この事業はカリフォルニア導水路(California Aqueduct:州北部のヨセミテから南部へ水を送る全長800kmの導水路 )よりも大掛かり

    加州の高速鉄道計画、ゴーサイン | インフラあれこれ
    ruletheworld
    ruletheworld 2008/11/22
    カリフォルニア新幹線は喜ばしいが、カリフォルニアでさえ再生エネルギー推進がこの体たらくか。度し難い国だ
  • 英風力発電業界、送電網の改善求む | インフラあれこれ

    このところ不動産関係のニュースが多かったので久しぶりに環境系のニュースを選んでみました。 英建設専門誌のNCEのWind industry says investment plans held up by limited access to gridが目を引きました。 以前、風力発電は安定性に欠け(風任せなため常に一定量の発電が行えず、送電網が過電流に陥ったりすることがある)これを安定性運営するために費用がかかるという記事がありました。 そして今回の記事はエネルギー相のオブライエン氏は、「Ofgem(Office of Gas and Electricity Markets・ガス電力規制局)が主導する現在の規制制度は国内送電網や風力発電企業がネットワーク改善に投資を行うのを制限している」と語ったという文章で始まります。さらに同相は「陸上、海上の両者で送電インフラを補強し既存の送電網を拡大す

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  • 米1位のエタノール企業 倒産へ | インフラあれこれ

    秋は連休が多く、良いような困るような。こういった情勢のとき、世界は動いているのに日はお休みになるのがクッションとして働くのでしょうか? 都市インフラと景観を主に扱っていこうと言うことでインフラスケープというブログ名にしました。そういう意味では東京で話題の丸の内中央郵便局の建替え問題など扱う必要があるのかしらんと思いながら、今日は米のエタノール企業倒産のニュースです。 11月3日付けのCnet NewsのGreen TechにEthanol maker VeraSun files for bankruptcyという記事がでました。 このVeraSun社は米サウスダコタ州のスーフォールズを拠とする、米第1位のエタノール製造企業です。同社は年初のトウモロコシ価格下落を予想できず、10月31日に破産保護申請を行ったということです。同社はトウモロコシ購入におけるヘッジ戦略の変化により現金が枯渇し

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  • 米カリフォルニアの新幹線計画 | インフラあれこれ

    このところアメリカ発の金融危機で暗いニュースばかりでした。 今日のニュースもアメリカ、それもサブプライム問題の源泉的なカリフォルニアのお話です。 10月15日付けのL.A.TimesにBackers push bullet-train measure as a dramatic change in California transportationという記事と輸送中の新幹線新型の写真がでました。 あの車社会のカリフォルニア州で新幹線計画ですか?というのが最初の疑問だと思いますが、加州での新幹線計画は四半世紀前から浮上しては消えということを繰り返してきました。また意外に思われるでしょうが、サンフランシスコでは地下鉄も走っています。 今回のL.A.Timesの記事は、総延長800マイルの新幹線網建設計画の手付金として100億ドル近い債券発行に関する1A提案が11月4日に投票されるというものです

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  • ユーロトンネル火災のその後 | インフラあれこれ

    英国とヨーロッパ大陸(フランス)の間にある英仏海峡、ドーバー海峡と言ったほうが分りやすいですが、その海底にロンドン・パリ・ブリュッセル間を結ぶ高速列車のユーロスターが走るユーロトンネルまたはドーバー海峡トンネルといわれるトンネルがあります。この海底トンネルはトンネルボーリングマシン(いわゆるTBM)により掘り進められたトンネルで、その工事についてはプロジェクトXで紹介されています。 このユーロトンネルですが、工事としては非常に面白いのですが運営は問題を多く抱え、1994年の開通後2006年に1兆5000億円の負債を抱えトンネル運営会社のユーロトンネル社は破綻しています。その後債務の減債が行われ、新会社のグループ・ユーロトンネルへ株式交換がなされました。 このトラブル続きのトンネルは開通後の94年にもトンネル火災を起していますが、またしても今年(2008年)9月11日にトンネル内のフランス側

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  • 欧米の駐車場事情 | インフラあれこれ

    10月8日付けのFTにRents for the lowly parking space stay high in the world's citiesという記事があり、ある意味面白かったので紹介です。 駐車場、この記事の場合月極め駐車場です。 ここ数年、ニューヨーク、特にマンハッタンは開発が進み駐車場が減ってしまった。現在の市場価格は1平米約12900ドルであり、人の住むアパートの1平米あたり単価が約13600ドル(2008年第二四半期)であることから、駐車場の値段は人が住むアパートと同じぐらいの価格になっている。2007年に15万ドルで購入した駐車スペースが2008年に30万ドル弱になっていることから、マンハッタンの駐車場は良い投資先と見なされている。 2008年初頭、パリ17区に駐車場を約3万ユーロで購入した人は、10平米の駐車場の借り手を捜すのに2日以上かからず、維持管理費はほぼ無

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  • 中国、シンガポールの支援で天津にエコシティー建設 | インフラあれこれ

    9月29日付けの中国日報はEco-city to showcase strategic partnership with Singaporeとした記事を掲載し、温家宝首相やゴーチョクトン元シンガポール首相が出席し、天津で建設されるエコシティーの起工式を祝ったことを伝えています。 この記事に関しネットサーチをしたところ、2007年11月のAFP伝に中国の温家宝首相がシンガポールを訪問した際、エコシティー創設協定に調印したというのがありました。これによれば、「2006年の2国間貿易は約590億ドル(6兆5500億円)と、2005年の440億ドル(4兆8900億円)から増加した。シンガポール政府の統計によると、2005年、中国はシンガポールにとって第4位の貿易相手国だった。」とありますし、シンガポールは行政や経済活動に占める中国系シンガポール人の割合が高いことから、内心は銅考えているのか????

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  • バチカンも太陽光発電へ | インフラあれこれ

    カソリックの大山バチカン市国、そこで太陽光発電のパネルが設置されたというBBCのニュースは、ちょっとびっくりしました。 バチカンもエコですか? 9月29日付けのBBCはVatican installs solar panel roof というタイトルで、伝統を重んじるバチカンもエコの世界に入ってきたことを伝えています。 現在カソリックの信者、教会のトップに君臨しているのは大265代ローマ教皇のベネディクト16世(ドイツ出身)です。そして保守的なカソリックの中でも保守的な考え(避妊や妊娠中絶の否定、女性聖職者の否定、同性愛差別の肯定)を支持する人でもあります。その超保守のベネディクト16世ですが、パウロ6世会堂の屋根を太陽光発電パネルで覆うことを命じ、このたびそれが完成したということです。 ここで説明です、ローマ法王は毎週水曜日に世界中から集まった巡礼者に対し一般謁見をサンピエトロ広場で行

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  • ポルトガル、商用波力発電 | インフラあれこれ

    昨日に続き環境系のニュースです。 でも昨日とちょっと違うのは、明るさのあるニュース。 9月24日付けのBBCにPortugal embraces wave power という記事がありまして、長いことフィージビリティー調査をしていたのがやっと日の目を見たんだとちょっと感慨無量です。 簡単に紹介すると、ポルトガル北部の港湾都市のポルトの北にあるAgucadouraの海岸沖合い5kmで、世界初の波力発電が始まりました。 ペラミス(海蛇の古語)と名付けられた発電機は直径3.5m、長さが142mほどあり、イメージとしては電車の車両を3つほど繋げたようなものです。この連結部分が波に揺られてピストンの役目を果たすことで発電します。私が言葉で説明するよりもこのYou tubeを見たほうが速いし、ガーディアンのサイトにもなかなか楽しい画像があります。 現在は1基ですがあと2基設置されるフェーズ1で、150

    ポルトガル、商用波力発電 | インフラあれこれ
  • タイの洪水被害 | インフラあれこれ

    リーマンショック以降、適当なインフラ関係のニュースが出てきません。活動の源、金融が混乱すると混乱が収まるまで大型プロジェクトは凍結されるし、特に今回は不動産が混乱の源にあっただけにその影響は大きいようです。 逆に言えば不動産価格にまつわる話はいろいろと出て、トピックの2柱である景観に大きな影響を与えています。とくに景観を大きく変える大型プロジェクトは費用もかさむだけに、これの動きが止まるのはある意味、良いことかなと思います。 大型プロジェクトは景観を変えるだけでなく周辺環境も変えます。例えば、汐留に超高層ビルが乱立したことで、都心のヒートアイランド現象が加速したというのが揚げられます。 そのほかハリケーンカトリーナに代表される台風の大型化、そしてそれに伴う被害の拡大。以前は50年に1度、100年に1度の災害に耐えられるように堤防を建設していたのが、200年に1度、さらには500年に1度の

    タイの洪水被害 | インフラあれこれ
  • ソーラーアスファルト | インフラあれこれ

    ここのところ金融関係の暗いニュース(Mスタンレーがワコビアを買う?とかロイズがHBOSを買ったとか、バークレーズがリーマンの一部を買うとか)が流れており、いろいろなことが不確実に成って行く中、全世界的に金融再編の動きがあるのはだけは確かといったところでしょうか? 暗いときに暗い話をすると余計暗くなり、いい方向へ向かないので、こういうときこそ前向きな話題が必要です。 それで少し古い話ですが、米マサチューセッツ州にあるWorcester Polytechnic Institute(WPI)が発表したアスファルトを利用した太陽光発電のお話です。 同研究所が8月11日に発表したプレスリリースによれば、道路や駐車場は太陽エネルギーの回収所として利用価値が大変高いというのがあります。道路からの輻射熱を思い出せば、この話が実感できるでしょう。 要約するとNovotech社の委託をうけたWPIの研究者は、

    ソーラーアスファルト | インフラあれこれ