イギリス紙「テレグラフ」9月7日付けの記事は、イスラム国が本拠地にしているシリアの都市ラッカには、若いイギリス出身女性たちが指揮する、女性だけの「宗教警察」があることを伝えた。街を監視して「非イスラム的な服装」や「西欧文化的な影響」などを規制する組織だが、ブルカをまとって視認が難しい女性について、敵かどうかを確認する役割等もあるという。 同記事によれば、この「宗教警察」の中心人物は、アクサ・マフモードというグラスゴー出身の女性だと考えられている。彼女は、グラスゴーの名門校と大学で学んだ女性であり、「Umm Layth」という名前でテロ行為を煽るTwitter投稿を頻繁に行っていたと報道されている(日本語版記事)。