虐待問題を取材していたはずなのに…。朝日新聞千葉総局の記者が、記者会見で大暴れしていたことが、本紙の取材で判明した。5月20日に千葉県庁で行われた「千葉県社会福祉事業団問題等第三者検証委員会」の後に開かれた会見で、この記者は酔っ払った状態で出席。県職員に食って掛かるわ、机を叩くわなどして会見を台無しにした。その後、記者は謹慎したという。関係者は「虐待問題に関する会見で記者が県職員を“虐待”するなんて…」とあきれ、大騒ぎになっている。 問題が起きたのは、千葉県庁で開かれた5月20日の同委員会終了後だった。会議が非公開ということもあり、午後10時20分ごろから内容を説明するための記者会見が設けられた。問題の県政担当の朝日記者は酒のにおいを漂わせながら会見場に現れ、同委員会の事務局の県職員を「無能!」と何度も繰り返して罵倒し始めたという。 この記者は、ある程度の経験を積んだ50代ベテラン記者。そ
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