[能登半島地震]石川珠洲市や輪島市の救急搬送、地震から半月でも連日数十人 避難所や高齢者施設からの搬送目立つ
安保戦略に「愛国心」=安倍色前面と野党警戒 政府・与党は11日、外交・安全保障政策の中長期的な指針となる国家安全保障戦略で、国民の愛国心を養う方針を打ち出すことを決めた。沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中対立などを踏まえ、政府の安全保障政策を支える「社会的基盤の強化」の一環と位置付ける。野党からは「政府がイデオロギー的なことを押し付けるのはどうか」(民主党の閣僚経験者)との反発が出ている。 自民、公明両党の安全保障に関するプロジェクトチームは11日、同戦略の概要に「国と郷土を愛する心を養う」との表現を盛り込むことを了承した。政府の原案は「国を愛する心を育む」としていたが、公明党から表現を和らげるよう注文が付き、安倍晋三首相が第1次政権で成立させた改正教育基本法の「国と郷土を愛する態度を養う」との表現に倣うことにした。 同戦略は「国民一人ひとりが国家安全保障の重要性を深く認識することが不可欠」
火星のゲール・クレーター(Gale Crater)に数十億年前に存在していたと推測される淡水湖の範囲を示した図(2013年12月9日提供)。(c)AFP/HO/NASA/JPL-Caltech/MSSS 【12月10日 AFP】火星にかつて微生物が生息していた可能性のある淡水湖が存在していたことを示す痕跡を、米航空宇宙局(NASA)の無人探査車キュリオシティー(Curiosity)が発見した。米国の科学者らが、9日の米科学誌サイエンス(Science)で発表した。 湖があった場所に水はもう残っていないが、ドリルで岩石に穴を明けて採取したサンプルを化学分析した結果、数十億年前に微生物が存在していた可能性があることが示されたという。 岩石には、炭素、水素、酸素、窒素、硫黄の痕跡が確認された。サイエンス誌が掲載した報告では、これら元素は「微生物に最適な生息環境を提供する」とされている。 地球上で
中央アフリカの首都バンギ(Bangui)にある教会に戦闘を逃れて集まった市民(2013年12月7日撮影)。(c)AFP/FRED DUFOUR 【12月10日 AFP】宗教対立に起因する戦闘で400人近い死者を出した中央アフリカで9日、事態の鎮静化を図るため同国入りしている仏軍が、民兵らの武装解除を開始した。 ここ数日間、反政府勢力の連合体セレカ(Seleka)が関与したとされる戦闘が続いた首都ブンギ(Bangui)だが、この日は比較的平穏を取り戻し、市民を恐怖に陥れた武装勢力の姿はどこにも見られなかった。 仏軍のジル・ジャロン(Gilles Jaron)報道官は仏パリ(Paris)でAFPの取材に対し、作戦は「かなり順調に」進んでおり、「武装集団の一部は撤退、一部は武器を放棄している」と語った。 キリスト教徒が多数派を占める中央アフリカでは今年3月、主にイスラム教徒からなるセレカがクーデ
チェコ北部ドクシ(Doksy)村そばの森で行われた、J・R・R・トールキン(J.R.R Tolkien)の古典的名作『ホビットの冒険(The Hobbit)』の戦闘場面の再現に参加するコスプレをしたファンたち(2013年5月25日撮影)。(c)AFP/MICHAL CIZEK 【12月10日 AFP】『指輪物語(Lord of the Rings)』で知られる英作家J・R・R・トールキン(J.R.R Tolkien)のファンタジー小説の舞台「中つ国(Middle-earth)」の環境を、英国の科学者らがコンピューターでシミュレーションした。 英ブリストル大学(University of Bristol)のチームが行った研究によれば「『中つ国』の気候区分は、欧州やアフリカ北部と同様だ」という。 小柄で足が毛深いキャラクター「ホビット(Hobbit)」たちが、「中つ国」の中で多くの集落を作って
(CNN) 人類の火星定住計画を打ち出して参加者を募っていたオランダの非営利団体マーズ・ワンは10日、2018年の無人宇宙船打ち上げを目指し、航空防衛大手のロッキード・マーティンなどと契約したと発表した。参加希望者は20万人を突破したという。 2018年の打ち上げでは無人着陸船と通信衛星を火星に送り込む計画で、着陸船の建造に関する研究はロッキードが、衛星開発構想に関する研究はサリー・サテライト・テクノロジー社が担う。 着陸船は米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「フェニックス」をモデルに建造。ロボットアームやカメラを搭載し、火星の地表で液体の水を生成する方法についての実験も行う。通信衛星は火星からのライブ映像を地球に届けることになる。 18年のミッションで火星に人類が定住するための技術を実証し、順調にいけば、25年に定住者の第一陣を送り込める見通しだという。
米マサチューセッツ(Massachusetts)州ボストン(Boston)のショッピングセンターで、2013年4月に起きたボストンマラソンでの爆発事件のジョハル(Dzhokhar Tsarnaev)容疑者(当時)の顔写真を映すスクリーン(2013年4月23日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Mario Tama 【12月11日 AFP】米ボストン(Boston)マラソン爆破事件の後、より多くの情報を得ようとして1日に6時間ほどメディアを視聴した人は、実際に事件現場にいた人よりも強い心理的外傷を受けたとする米研究報告が9日、発表された。 米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)で発表された研究は、デジタルメディアや従来の媒体が報じた、ボストンマラソンでの惨劇を繰り返し視聴したことに
2001年の7月から9月にかけて、インド南部のケーララ州の村人たちは、奇妙なドーンという音が響いた後、空から赤い雨が空から降ってくるのを頻繁に目撃した。いくつかの地点では赤色の濃度が高く、服が赤く染まったという。 赤い雨が降ったのはこれで終わりではなかった。2012年11月13日、今度はスリランカでまわりが赤茶色に染まるほどの血のような赤い雨が降ったという。 インド、ケーララの赤い雨は発生当時の分析で、藻類の胞子由来によるものとされていた。ところが2006年、マハトマ・ガンジー大学のゴドフリー・ルイとサントシ・クマルが「この細胞は地球外から来たものだ」とする説を発表した為に再び注目を集めることとなった。 インド ケーララ州の赤い雨 2001年の赤い雨は、ケーララ州南部のコッタヤム地区とイドゥキ地区で7月25日頃から降り始めた。赤だけでなく、黄、緑、黒の雨も報告された。地元住民によると、色が
40万年前のホモ・サピエンスはこんな顔だったかもしれない (C)Javier Trueba/Madrid Scientific (CNN) スペイン北部の洞窟(どうくつ)で発見された約40万年前の古人類「ハイデルベルク人」の化石からDNAを抽出し、ほぼ完全に解析した研究結果がこのほど発表された。永久凍土層以外でこれまでに採取された中で、最も古いDNAだという。 ハイデルベルク人の化石は、スペイン語で「骨の穴」を意味するシマ・デ・ロス・ウエソスという洞窟で発見された。独マックス・プランク進化人類学研究所の生物学者スバンテ・ペーボ博士らが研究をまとめ、英科学誌ネイチャーに報告した。 報告によると、研究チームは化石の大腿(だいたい)骨の部分から細胞小器官ミトコンドリアのDNAを抽出した。これを解析した結果、ハイデルベルク人は「旧人」と呼ばれるネアンデルタール人、デニソワ人と関係が深く、両方の共通
(CNN) 自分が見たものを写真に撮ると、その被写体についての記憶は薄れる傾向にある――。そんな研究結果が心理科学誌に掲載された。「カメラを取り出すと、自分が見ているものに注意を払わなくなり、実際にそこにいることよりも写真を撮ることの方が大切になる」と研究者は指摘している。 米フェアフィールド大学のリンダ・ヘンケル氏は、美術館で大学生に作品を鑑賞してもらい、写真撮影と記憶との関係を調べた。 1回目の実験では27人が絵画や彫刻、陶芸など30点の作品を鑑賞。一方のグループは作品名を声に出して読み上げ、20秒間鑑賞した後に写真を撮った。もう一方のグループは30秒間鑑賞しただけで写真は撮らなかった。 翌日、覚えている作品名を書き出してもらい、作品30点のリストの中から自分が見たものと写真に撮ったもの、見ていないものを選んでもらった。また、作品の細部についても質問した。 その結果、写真を撮ったグルー
自民、公明両党は10日、政府の外交・安全保障政策の指針となる国家安全保障戦略(NSS)に、「愛国心」を明記する方針を了承した。国の安全保障政策が、個人の心の領域に踏み込むことにつながり、論議を呼びそうだ。 政府がこの日の与党・安全保障に関するプロジェクトチーム(PT)にNSSの政府案を提示。その中で、国家安全保障を支える社会的基盤を強化する目的として、「国を愛する心を育む」と記した。 これに対し公明党は、2006年の第1次安倍内閣下で成立した改正教育基本法に基づき、「我が国と郷土を愛する態度を養う」とするよう求めた。そのため「愛国心」に関する記述をすることは確認。具体的な表現ぶりについては、今後政府と公明党とで調整したうえで、17日をめどにNSSと防衛大綱を閣議決定することを了承した。
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