・中国の絵画(Wikipedia) ・中国の陶磁器(Wikipedia) → 秀逸なWikipediaの記事があったので紹介しておく。実際の書籍で探すと,陶磁器はともかく,中国絵画史の入門書は数が少なく,貴重である。しいて言えば『中国絵画入門』(岩波新書)が2014年に出たけれど,これはちょっと美術史というより美学史に偏っている上に,新書サイズという限界があって図版は見づらい。それよりさかのぼろうとすると,意外なことに本当に無い。ゆえに,このWikipediaは非常に役に立つ。この2記事は執筆者が同じなようで……何者ですか。 → 若干話はそれるが,中国絵画史をそれなりにしっかり勉強する気力があるなら,小学館の『世界美術大全集 東洋編』(1〜9巻)を読むことを勧める。『西洋編』も良いものだが,あちらは別にこれに限らなくても良い全集がいくらでもあるのに対し,『東洋編』は本当に小学館のものくらい