プーチンが「電撃作戦は失敗した」と語ったワケ ロシアが意外としぶといことが直近の情報で明らかになってきた。 ロシアのプーチン大統領は4月12日に、「ロシアの金融システムは円滑に機能しており、西側諸国の経済的な『電撃作戦』は失敗した」と述べた。ロシア中央銀行は4月8日、2月末に9.5%から20%に引き上げた政策金利を17%に引き下げ、資本取引規制も緩和すると発表した。 通貨ルーブルの対ドルレートはウクライナ侵攻直後から暴落したが、3月下旬以降、侵攻前の水準に戻り、「金融の安定リスクの悪化は止まり、通貨防衛の必要性が下がった」と判断したからだとされている。