仏中首脳が会談 ウクライナ、貿易摩擦で溝 時事通信 外信部2024年05月06日23時54分配信 6日、パリのエリゼ宮(大統領府)で中国の習近平国家主席(左)を迎えるマクロン仏大統領(EPA時事) 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は6日、パリのエリゼ宮(大統領府)で中国の習近平国家主席と会談した。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長も参加。ロシアのウクライナ侵攻や緊迫する中東情勢、欧州と中国の貿易摩擦を議論したが、双方の溝が浮き彫りとなった。 プーチン氏、戦術核演習を指示 「西側への対抗措置」 習氏の訪仏は2019年以来約5年ぶり。セルビア、ハンガリーを含む欧州歴訪の最初の目的地で、5~7日の日程で滞在する。 マクロン氏は3者会談の冒頭、ウクライナの和平実現には欧州と中国の「連携が決定的(に重要)だ」と強調した。中国国営メディアによると、習氏は「危機の政治的解決を支持する」と