【読売新聞】 大阪府は2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに2501人確認されたと発表した。1週間前の同じ曜日から328人減った。死者は8人だった。
【読売新聞】 大阪府や兵庫県で4月以降、新型コロナウイルスのクラスター(感染集団)が発生した高齢者施設で、入所者が入院できないまま死亡する例が目立っている。神戸市長田区の介護老人保健施設「サニーヒル」(定員150人)では死亡した入所
新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増え続ける大阪府。累計死亡者が1700人を超え、今なお入院もできず、自宅やホテルでもがき苦しむ重症者が数多く存在する。5月上旬の7日間の大阪府の死者数は人口100万人あたり22.6人。インドの同16.5人を上回っている。その最前線に立つ看護師たちの本音とは――。 大阪府内の病院の救急科で日夜、重症者対応に追われる看護師・Aさんが現状を吐露する。 「私たちが限界と言ったらいけない……そんな思いでなんとか踏ん張っていますが、正直言ってしんどいですよ。できることならもう辞めたい。疲れた……。通常の3倍、4倍の業務量なので、日勤も遅くまで残業したり、16時間にも及ぶ夜勤は普通、仮眠を2時間ほど取れるのですが、それも取れていません。17時に入って、入院対応や急変対応しているうちに気がつけば午前0時になっているとか、酷い日は午前3時、4時になっているなんてこともざら
4月2日、大阪府は613人の新型コロナ新規感染を発表した。5日からは「まん延防止等重点措置」が適用された。昨年から続く大阪のコロナ禍はここにきて、新たな局面に入った。 大阪のコロナ対策として記憶にあるのは、吉村知事の「イソジン騒動」だろう。吉村洋文知事と同じ「日本維新の会」の盟友、松井一郎市長も、感染者急増での医療用防護服(サージカルガウン)が足りない事態に対し、ひろく市民に「雨ガッパ」の供出を呼びかけていた。 昨年4月14日に記者会見で呼びかけられると、36万着もの合成樹脂製の雨ガッパが大阪市庁舎の玄関ホールに殺到した。企業や団体などからの提供もあったが、その多くは一般の個人からのものだった。 もちろん急場しのぎだったのだが、この松井市長の呼びかけは、実は無駄だった可能性があるという。 情報開示請求などを通し、行政の問題点を明らかにする通称『開示請求クラスタ』の一人、沙和(ツイッターアカ
吉村知事 太田房江元知事のコロナ提言に反論「もうやってます」 拡大 大阪府の吉村洋文知事が17日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス対策に関連した、元大阪府知事の太田房江参議員議員のツイートの誤りを指摘した。 たびたび「吉村知事。」の書き出しで、自身が知事を務めていた大阪府政への“提言”を行っている太田議員。16日には「吉村知事。大阪市の保健所を、一部作業の外部化や人員増強によって支援することは、PCR検査待ちの短縮、濃厚接触者の追跡調査がさらに広くでき、高齢者の重症化を防ぐ鍵になります。」などとツイートした。 この投稿に対し、吉村知事は17日、「太田議員。大阪市保健所の一部作業の外部委託化や人員増強はもう既にやってます。僕も市長も多くの府市職員も毎日コロナと向き合っていますので、太田議員が考えつく範囲のことは既に検討済みか実施済み、実行中です。それよりも、特措法の改正等、国会議員でしか
「都構想」反対派に安堵 コロナの影響指摘も―大阪市民ら 2020年11月02日13時38分 大阪市を廃止して四つの特別区に再編する「大阪都構想」が否決された住民投票。反対派の市民からは2日朝、安堵(あんど)の声が上がる一方、賛成派の中には新型コロナウイルスにより支持拡大に影響が出たと指摘する声もあった。 大商会頭「ノーサイドで課題解決を」 住民投票結果受けコメント 「住民サービスがどうなるのかも不透明で、メリットがいまひとつ分からなかった」。否決された2015年の前回投票と同様、反対票を投じたという無職山本恵一さん(83)は、予想に反して賛否が競り合ったことに驚き、結果を見て胸をなで下ろした。30代の男性会社員は、反対に一票を入れたが「論争ばかりで、よく分からなかった」と話した。 「コロナ禍が収まっていれば、(賛成が)上回ったかも」と指摘するのは会社員広川義彦さん(59)。「知事や市長が『
「反対多数」の住民投票の過程で 11月1日、大阪都構想での住民投票は、賛成66万7200票、反対67万8800票(開票率98%時点、十の位以下切り捨て)と、反対多数になった。 5年前の2015年5月に行われた住民投票では否定されたのと同様、2回目の否決。前回に反対した公明党が党として賛成に回ったが、それでも賛成票は伸びなかった。 松井市長は、約束通りに政界引退を表明した。 これをどのように解釈したらいいのか。二重行政に関しては否定的な思いが市井にもありつつも、「大阪市」は今のまま残しておいて欲しい、ということなのか。特別区である東京の筆者からみれば、不思議なことだが、大阪市民の判断だから、尊重しなければならない。 それよりも、今回の住民投票の過程で、看過できない事態が起こった。「218億円問題」だ。 投票戦も大詰めになった10月23日(金)、あるテレビ局での政治家討論において、山中智子市議
大阪都構想の住民投票で外国人にも投票権を認めるよう求めて記者会見した在日コリアンや市民団体メンバーら=2019年11月、大阪市役所 大阪市を廃止して4特別区に再編する「大阪都構想」の賛否を問う住民投票で、外国人住民に投票権がないことに「私も市民なのに」と疑問の声が上がっている。大阪市の外国人住民は14万人を超え、政令指定都市では最多。市長は「国籍を取得して」と話すが、識者からは「日本社会は外国人抜きでは成立しない時代。議論を進めるべきだ」との指摘が出ている。 法律に基づく今回の住民投票では、投票権があるのは日本国籍を持つ18歳以上の大阪市民。市では昨年末現在、外国人住民が約5%に当たる約14万5千人いて、比率・人数とも20政令市でトップだが、投票できない。
大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する「大阪都構想」の制度案について、市議会は3日、大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決した。大阪府議会でも8月28日に可決されており、大阪市の有権者を対象とする2度目の住民投票が実施されることが確定した。新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、現時点では10月12日告示、11月1日投開票の日程が有力視されている。 都構想の根拠法「大都市地域特別区設置法」は、府市両議会で可決され、府市選管に通知後60日以内に住民投票を実施するよう定めている。維新代表の松井一郎市長は、新型コロナの感染状況を見極めるため、天災などの場合に投票を延期できる「繰り延べ投票」の適用を視野に、実施の最終判断を、10月12日まで引き延ばすと表明。ただ現実的に適用は難しいとみられる。
【読売新聞】 新型コロナウイルスの重症者が増えている大阪府内で7月以降、新たに感染が確認された時点で重症だった患者が計41人(17日現在)に上ることがわかった。府が発表した感染者情報を読売新聞が分析した。東京都によると、都内では同じ
【読売新聞】 新型コロナウイルスの感染拡大が続く大阪府で、重症者の急増に警戒感が高まっている。府内の重症者は8月1日時点の20人から約半月で3倍以上になり、他都市に比べて突出。重症者用病床は4割近くが埋まっている。高齢者施設でのクラ
新型コロナウイルス禍の4月半ば、大阪市の松井一郎市長は突如、大阪市立十三市民病院(大阪市淀川区)を「コロナ専門病院にする」と発表。入院患者や出産予定者は急きょ、別病院に転院しなくてはならず対応に追われた。コロナ専門病院になることは事前に病院関係者に周知されておらず、現場では戸惑いが広がった。専門病院の設置は専門家からも評価する声が出ているが、十三市民病院で働くスタッフの話からは、医療現場の抱える矛盾が浮かび上がる。 ■病院を支える裏方に危険手当はない コロナ専門病院となった大阪市の十三市民病院=大阪市淀川区、筆者撮影 昨年5月から十三市民病院で働く50代の女性は「重要なことが事前に何の説明もなく、テレビニュースで知らされる」と嘆く。5月22日には松井市長は「ワクチンが開発されるまでは十三市民病院はコロナ専門病院にする」との方針を示したが、これも病院関係者の多くは寝耳に水の話だった。「病院で
大阪府が新型コロナウイルス特別措置法に基づき店名を公表したパチンコ店には、一夜明けた25日も午前中から大勢の客が集まった。府は感染拡大を防ぐため利用を控えるよう求めたが、店の駐車場には車が並び、常連客からは「いつもと変わらない」との声が上がった。 堺市堺区の「P.E.KING OF KINGS大和川店」では開店前から、約300人がずらり。入り口には手指消毒を呼び掛ける紙も張られ、整理券を受け取った客らはスタッフの誘導で1~2メートルの間隔を空けて列を作った。 近くに住む常連客は「名前が出たから、他の店を探さずにここに来る人も増えるんじゃないか」と話した。
雨がっぱ買い取り方針 新型コロナの医療現場で防護服不足―大阪 2020年04月14日18時24分 医療現場での防護服不足を受け、雨がっぱの提供を呼びかける大阪市の松井一郎市長=14日午後、大阪府庁 大阪市の松井一郎市長は14日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大阪府内の医療現場で防護服が不足していることを受け、「家庭に使用していない雨がっぱがある人、在庫が余っている人はぜひ大阪府市に連絡してほしい。しっかりと購入させていただく」と述べ、提供を呼び掛けた。 航空会社の客室乗務員が防護服の縫製支援 新型コロナ対策 府庁で開かれた医療機関関係者らとの会議後、記者団の取材に語った。医療現場では防護服が足りず、「ごみ袋をかぶって(医師らが)治療している状態だ」と窮状を説明。一般市民らの協力の必要性を訴えた。 雨がっぱは、未開封のものが対象。大阪府市が窓口となって買い取る方針で、詳細は今後詰める。松
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