安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認を巡る14日の衆院予算委員会で、1日の閣議決定の「武力行使の新3要件」に基づく戦時の機雷掃海について、「(中東・ホルムズ海峡の)機雷による封鎖は日本経済に打撃を与え、多くの中小企業が被害を受ける。3要件で判断する」と述べ、経済への影響を理由にした武力行使は可能だとの認識を示した。さらに機雷掃海中、国連決議に基づく集団安全保障による武力行使が始まっても「日本が武力行使をやめることはない」と明言。武力行使が拡大する可能性が浮き彫りになった。 【特集ワイド】核心答えぬ「安倍語」 首相は、攻撃を受けた他国の防衛のために日本が武力行使する条件について、「攻撃国の言動などから、攻撃を早急に止めなければ我が国にも武力攻撃が行われかねない状況が、想定される一例だ」と説明。ただし「政府が情報を総合して個別・具体的に判断する必要がある」と述べ、▽攻撃国の意思、能力▽日本に
【ワシントン=田島如生】訪米中の小野寺五典防衛相は11日午後(日本時間12日朝)、ワシントンの米戦略国際問題研究所(CSIS)で講演し
【ワシントン=田島如生】小野寺五典防衛相とヘーゲル米国防長官は11日午後(日本時間12日未明)の会談で、年末
【ワシントン=田島如生】小野寺五典防衛相は11日午後(日本時間12日未明)、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)について、「(有事に至らない)グレー
首相官邸前の交差点で1日、集団的自衛権の行使容認に反対する団体が安倍晋三首相の退陣を求めシュプレヒコールを上げ続けた。 「安倍は辞めろ、安倍は辞めろ…」 昭和35年、祖父の岸信介首相(当時)が日米安全保障条約を改定した際も、規模こそ異なるが、デモ隊が反対の気勢を上げていた。 安倍首相は反対抗議の最中に記者会見し、行使の意義を強調した。 「安保改定当時は戦争に巻き込まれるという批判がずいぶんあった。しかし、強化された日米同盟は、抑止力として、長年にわたり日本とこの地域の平和に大きく貢献してきた」 米政府高官から「日本を守るために警戒する米艦が襲われても自衛艦が守らずに、日本への信頼感と日本を守る意思が続くか、真剣に考えてもらいたい」と伝えられたことも紹介した。周辺には「いま集団的自衛権をやっておけば日本は今後50年安全だ」と語った。 中国が軍事力を増強する中、日米関係を強固で、少しでも対等な
「自衛隊城下町」千歳の不安 集団的自衛権閣議決定へ 隊員「戦争で死ぬのは嫌」 家族「言い出せずつらい」 (07/01 13:52、07/01 13:58 更新) 千歳の市街地を走る陸上自衛隊の戦車。千歳では見慣れた光景だ 「ここは自衛隊の城下町だから」。政府が1日に集団的自衛権の行使容認を閣議決定する構えを見せる中、二つの陸自駐屯地と空自基地を抱える千歳市は静けさを保っていた。ただ、まちを歩きながら隊員や家族らに耳を傾けると、変わりつつある自衛隊の行方をめぐり、不安と戸惑いの声が聞こえてきた。 30日朝。千歳市中心部に近い空自千歳基地に、迷彩服姿の隊員が続々と出勤した。安全保障政策の大転換となる閣議決定が翌日とされるが、特別な緊張感は感じられない。すれ違った小学生は、見慣れた迷彩服に見向きもしない。日常の光景だ。 集団的自衛権が行使されれば、自衛官が海外の「戦地」に派遣されて犠牲になるだけ
岸田外務大臣はアメリカのケネディ駐日大使と会談し、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを受けて、日米防衛協力の指針=いわゆるガイドラインの見直し作業を進める意向を伝え、ケネディ大使は日本の取り組みを歓迎し支持する考えを示しました。 岸田外務大臣は1日、先週亡くなったアメリカのベーカー元駐日大使の弔問のためアメリカ大使館を訪れ、その際、ケネディ駐日大使と会談しました。 この中で、岸田大臣は政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことを伝え、「今後、日米防衛協力の指針=いわゆるガイドラインの見直し作業をさらに進めていきたい」と述べ、ガイドラインの見直し作業を進める意向を伝えました。 これに対し、ケネディ大使は「今回の閣議決定は日本だけでなくアジア太平洋地域にとって重要なステップであり、喜ばしい。日本の取り組みを歓迎し支持している」と述べました。 また、岸田大臣は中国の北京で行われた日本と
【ワシントン=吉野直也】ヘーゲル米国防長官は1日、集団的自衛権の行使を容認する安倍政権の閣議決定について声明を発表し「地域と世界の平和と安定に大きく寄与しようとする日本にとって重要な一歩だ」と評価した。集団的自衛権
河井前法相の事務所 家宅捜索[写真]NEW! 日銀総裁 増税の影響言及せず[写真]NEW! 島根監禁 交際巡るトラブルか[動画] 心身に傷 パワハラ被害者の声[写真]NEW! 奈良高1少女が不明 公開捜査[写真] ベビーカーを乗せず発車 けがNEW! 白鵬が休場 2日連続金星配給[写真] キムタクCMで「ちょ待てよ」[写真]
7月1日、政府は集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定した。写真は記者会見に臨む安倍首相(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 1日 ロイター] - 政府は1日、集団的自衛権の行使を認める憲法解釈の変更を閣議決定した。日本への直接的な攻撃に対して最小限の武力行使しか許されなかった自衛隊は、親密な他国が攻撃を受けた場合でも、一定の条件を満たせば反撃可能になる。 安倍晋三首相は、抑止力の強化につながると強調。中国の軍事力増強など安全保障の環境が変化する中、日本は防衛戦略の幅が広がる。一方で、条件に当てはまるかどうかは政権の判断に依存しており、武力行使の範囲が拡大する恐れがある。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く