ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は29日夜、ロシアはウクライナとの和平協議を拒絶しないと述べた。サンクトペテルブルクでアフリカ諸国首脳と会談後、記者会見で発言した。
ロシアのモスクワ州で開かれたバルダイ会議で演説したウラジーミル・プーチン大統領(2022年10月27日撮影)。(c)Sergei GUNEYEV / SPUTNIK / AFP 【10月28日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は27日、国内外のロシア専門家を集めて毎年開かれるバルダイ会議(Valdai Discussion Club)で演説し、向こう10年間は第2次世界大戦(World War II)以降「最も危険」な時代になると述べ、西側諸国が世界を支配しようとしていると非難した。 プーチン氏は「今後、恐らく第2次世界大戦以降最も危険で予測不可能、それと同時に重要な10年が訪れるだろう」と言明。「西側諸国は人類を単独で統治することはできないが、必死でそれを試みている。世界の人たちの大半は、もはやそれに我慢ができなくなっている」と指摘したほか、西
側近らにとっては、指導者の死亡後も影武者を立てることで、権力を維持できるメリットがある。同情報筋は、5月9日に行われた戦勝記念日の軍事パレードなどで影武者が投入され、そのほかメディアで流されているプーチンの音声も事前録音の可能性があるとしている。 プーチンの側近らは、指導者の死を極めて恐れているようだ。諜報筋はデイリー・スター紙に対し、「プーチンは、彼に完全に忠実な高官らからなる少数の集団の長となっている。(取り巻き連中にとっての)真の恐怖は、彼の死がひとたび公表されれば、クレムリンでクーデターが生じ、あるいは将官らがウクライナからの撤退を望む可能性があるということだ」と語った。 このため諜報筋は、「彼が死んだ際、その死は数週間から数カ月にわたり秘密とされるだろう」と予測している。極端な可能性としては、「すでに死んでいる可能性もある」との認識も示した。「把握は不可能だが、プーチンは過去に体
プーチン大統領は憲法を改正し、最長で2036年まで大統領職にとどまることができるようにした(写真:ロイター/アフロ) ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を称賛する人が日本国内にはまだたくさんいる。特に安倍晋三首相(当時)は、ロシアのタス通信が2018年11月に掲載したインタビューで、プーチン氏は「私にとって親愛なるパートナーです」と述べた。同様に、森喜朗元首相も2004年4月、ロシアのクレムリンにおいて、プーチン氏を「私が非常に尊敬している人物であり、私の最も重要な友人である」という趣旨の発言をしている。 日本の若者の多くもプーチン大統領を称賛している。米ピューリサーチセンターが2017年に実施した世論調査によると、18~29歳の日本人の49%がプーチン大統領に肯定的な意見を持っている。この割合は全国民では28%だ。米ハフポストなどメディアの報道によると、プーチン氏の写真が掲載されるカレ
日露首脳会談前にロシアのプーチン大統領(左)を出迎える安倍晋三首相=2016年12月16日、首相官邸(斎藤良雄撮影) 安倍晋三首相は31日夕、ロシアのプーチン大統領と電話で会談し、辞任する意向を伝えた。首相は北方領土を念頭に未解決の領土問題を解決する重要性を強調。両首脳は今後も平和条約交渉を継続することで一致した。 両首脳はまた、医療やエネルギーなど8項目の対露経済協力など日露関係の強化の重要性を確認した。首相は北方領土の元島民による航空機を使った墓参の継続も重ねて求めた。 プーチン氏は「これからも友情を大切にしたい。またお会いするのを楽しみにしている」と述べ、日本語で「シンゾー、アリガトウ」と述べた。首相もプーチン氏をファーストネームで呼び、ロシア語で「ウラジーミル、スパシーバ(ありがとう)」と応じた。
【モスクワ=遠藤良介】任期満了に伴うロシア大統領選の投票が18日に行われ、即日開票された。中央選管によると、開票率94・80%の時点で、現職のウラジーミル・プーチン氏(65)が76・56%を得票し、通算4選を果たした。プーチン氏は同日夜、モスクワ中心部での支持者の集会で登壇し、「(選挙結果は)信頼と希望の表れだ。ともにロシアの名にかけた壮大な仕事に取り組もう」と勝利を宣言した。 今回の選挙には計8人が立候補。共産党のグルジニン氏は得票率12%、極右・自民党のジリノフスキー党首が6%、リベラル派の女性タレント、サプチャク氏が1%台となっており、プーチン氏が大差をつけた。投票率が政権の目標とした7割に達したかは不明。 プーチン氏は2000年の大統領選で53%、04年に71%、12年に64%を得票しており、得票率は過去最高となる可能性がある。 ロシア憲法は大統領の連続3選を禁じており、プーチン氏
平昌オリンピックのメダリストに勲章を授与するプーチン大統領(中央)。左は金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手、右は銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手(写真:ロイター/アフロ) ロシアの大統領選が3月18日に行われる。4選を目指すプーチン大統領をはじめ計8人が立候補しているが、世論調査機関、レバダ・センターが2月8日に公表した調査では、プーチン大統領に投票すると答えた人は71%に上り、圧勝の見通し。波乱のない退屈な無風選挙となりそうだ。プーチン大統領にとって、次の6年が最後の任期となるが、既に体制のピークは過ぎており、内外政策ともに厳しい6年になりそうだ。 宴のあと 前回2012年の大統領選は、モスクワで10万人規模の反プーチン・デモが行われるなど逆風の選挙で、大統領は勝利集会で涙を流していた。その後、プーチン政権は強硬な外交安保政策を推進し、ウクライナ危機ではクリミア半島を併
[21日 ロイター] - 独ハンブルクで今月開催された20カ国・地域(G20)首脳会議では、西側諸国がロシアによる自国政治への干渉や選挙介入を巡る疑惑に対して取るべき戦略に苦慮している状況が明らかになった。 7月21日、欧米の軍事当局は、ロシアのプーチン大統領(写真)の行動やロシア政府の積極的な新軍事ドクトリンに対して、より効果的な対応を示している。写真はモスクワ郊外のジュコフスキーで国際航空見本市を視察するプーチン大統領。提供写真(2017年 ロイター Sputnik/Alexei Nikolsky/Kremlin via REUTERS) しかし、こうした表舞台には現れないものの、欧米の軍事当局は、プーチン大統領の行動やロシア政府の積極的な新軍事ドクトリンに対して、より効果的な対応を示している。 2014年に起きたウクライナ東部でのロシアの武力介入を機に、西側諸国の紛争に対する見方は一
[16日 ロイター] - ロシアのプーチン政権に抵抗する何万人もの人々による大規模デモが12日、首都モスクワなど同国内の180カ所以上で行われ、「ロシアを自由に」と声を上げた。 6月16日、米国内のプーチン大統領支持者の1人として、昨今大いに話題になっているのが、映画監督のオリバー・ストーン氏(写真)だ。写真は15日、モスクワで記者に語るプーチン大統領(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin) 10代の若者を中心とした数百人の参加者は逮捕され、殴打を受けた者もいた。デモを呼びかけ、いまや街頭における抵抗運動の紛れもないリーダーとなったアレクセイ・ナワリヌイ氏は、30日間の禁固刑を宣告された。 今回のデモは、ロシア政府が2012年に反政府デモの再発防止へ厳格な法律を成立させて以来、最も広範囲及ぶ抗議行動となった。この法律が成立して以来、プーチン氏は大統領選挙で再び勝利を収め、
ロシアのプーチン大統領は、北方領土問題をめぐり、「安全保障上の課題について、詳細な検討が必要だ」と述べ、日本との領土交渉を進めるうえでは、日米安全保障条約についての議論は避けて通れないという立場を改めて示しました。 この中で、プーチン大統領は、具体化に向けて今月下旬から、現地調査が予定されている北方領土での日本との共同経済活動について、「領土問題を解決するために、よい環境を整備しなくてはならない」と述べ、領土交渉を後押しするという考えを示しました。 一方で、プーチン大統領は、「問題を複雑にしているのは、この地域で、日本が同盟国に負っている義務など安全保障上の課題だ。詳細かつ入念な検討作業が必要で、最終的な決定は、この作業の行方次第だ」と述べ、領土交渉を進めるうえで、日米安全保障条約についての議論は避けて通れないという立場を改めて示しました。 プーチン大統領は今月1日、北方領土を日本に引き渡
プーチン大統領:トランプ氏のような人物は好き、関係改善実現したい John Fraher、Ilya Arkhipov ロシアのプーチン大統領はトランプ米大統領のような人物が好きだと表明した。トランプ氏を巡っては米政界で議論が渦巻き同氏は厳しい状況に置かれているが、それでもプーチン氏は良好な関係構築に意欲を示した。 プーチン氏はサンクトペテルブルクで開かれた経済フォーラムで外国人記者団に対し、トランプ氏を「真っすぐで率直な人物」だと評価。「トランプ氏を普通の政治家と同じカテゴリーに入れることはできない。個人的にはそれは利点だと思う。新鮮な発想の持ち主だ」と続けた。 ただ、トランプ氏とは電話で会話したことしかないため適切な印象を抱くのは難しいとし、「知らない人間を友人と呼ぶことはできないだろう。直接会ったことはまだない」と付け加えた。 両者は7月にドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G
このあと両首脳は、柔道の演武を見学し、プーチン大統領は、時折、山下氏らと言葉を交わしながら、2人の柔道家が披露するともえ投げなどの技をじっくりと見ていました。
15、16両日に予定される日ロ首脳会談を前に、ロシアのプーチン大統領と親交がある森喜朗元首相が12日、朝日新聞のインタビューに応じた。安倍晋三首相とプーチン氏の会談は、次で通算16回目となる。森氏は北方領土問題や経済協力が中心議題になるとの見通しを示し、「プーチン氏も心構えや覚悟があるだろう」と語った。 ――安倍晋三首相とプーチン大統領の信頼関係は築けていると思いますか。 「1カ月ほど前に首相から、『(森氏とプーチン氏による2001年の)イルクーツクでの会談の記録を全部読みました。よく理解しました』と言われた。(会談後に発表されたイルクーツク声明に至る)私とプーチン氏の話し合いをよく理解しておこう、と思われたんでしょう」 胸襟開くだろう 「プーチン氏は2人だけで話すと素直に自分の気持ちを吐露する。次の会談は首相の地元・山口の温泉地で開かれる。プーチン氏は胸襟を開いて腹蔵なく話すつもりだろう
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