薬不足が深刻です。ジェネリック薬品だけでなく先発薬品すらも供給不足となり、命の危険のある患者が薬を飲めないということにもなりえます。今後2~3年は供給不足の状況が続くと予想されていますが、国はこの事態を予見できなかったのでしょうか?(『らぽーる・マガジン』原彰宏) 【関連】日本の貧困層は飢えずに太る。糖尿病患者の半数以上が年収200万円未満の衝撃=鈴木傾城 ※本記事は、『らぽーる・マガジン』 2021年12月20日号の一部抜粋です。ご興味を持たれた方はぜひこの機会に今月すべて無料のお試し購読をどうぞ。 2~3年は続く医薬品の供給不足 「薬がない…」近所のお世話になっている薬局の薬剤師先生が、嘆いていました。 ジェネリック医薬品が足りないのはニュースにもなっていますが、先発品も品薄状態で、すでに欠品が続出。その薬剤師の方の話では、向こう2~3年は供給が厳しい状況が続くだろうとのことです。 「