75歳以上の高齢者ドライバーへの医師による認知症の検査が強化される改正道路交通法が、12日施行され、大阪・枚方市では、警察官が高齢者などに法律のポイントを説明して、安全運転を呼びかけました。 改正道路交通法では、75歳以上の高齢者ドライバーについて、運転免許証を更新する際や、認知症が疑われる交通違反を起こした際に受ける認知機能の検査で、「認知症のおそれがある」と判定されると医師の診断が義務づけられ、認知症と判断されると運転免許証の取り消し、または停止の処分となります。 説明を聞いた高齢者の男性は「特にアクセルとブレーキの踏み間違いに気をつけたいです。人身事故を起こさないよう安全運転をしていきたい」と話していました。 枚方警察署の中畑裕文交通課長は「大阪でも高齢者ドライバーの事故が相次いでいる。きょうの法律改正をきっかけにより安全運転を心がけてもらいたい」と話していました。
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