1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:この豆うまいから食べてみてよ > 個人サイト webやぎの目
円安になって物価が上がり、さらに戦争によるエネルギー価格高騰もあってどんどん上がり、今なにが流行ってるかといえば「お金」じゃないだろうか。儲けようとか損したくないとかでなく「お金」そのものを知りたい。 思えば数々のニッチな分野の専門家と街を歩いてきたシリーズであるが、今回は私達の生活にダイレクトに関わってくる「お金」そのものの専門家を呼んでみることにした。 はじめてお金のことが分かった専門家を呼ぶ いつか新聞とか読んで株とかやってお金のことがわかるんだろうなと思っていたが、全部ダメなまま40代に突入した。未だ赤ちゃんのままである。 そんな折、田内学さんの書いた『お金のむこうに人がいる』を読むとお金のことが分かった気がした。世の中には経済の入門書が多くあり専門家も星の数ほどいるのだが、田内さんならこの経済赤ちゃんたちを育てるまでいかなくてもあやすことができるのではないか。 ということで渋谷の
でかいです こちらが那覇ハーリーのレースに実際に使われる爬竜舟。42人乗りで重量は堂々の2.5トン。他の地域のハーリーで用いられる船はサバニと呼ばれる実際の漁船で、漕ぎ手も10名と少ないらしい。船体にはカラフルな竜のペイントがなされていて、この文化が中国の影響を濃く残していることを感じさせる。 ハーリー船、結構巨大。 大人気です ハーリーの体験乗船は毎年かなりの人気で、並んでも時間内に乗れないことがあるらしい。そんな話を聞いて朝一番でやってきた。 そうしたらすでにえらい混みようだった。しかも僕の周りはほとんどが外国人。彼らの気合の入り方が半端ではなく、そのまま戦地にでも赴くのかというくらいの装備(筋肉とかがね)だった。並ぶところ間違えたのかと心配になった。 受付時間前なのにすでに長蛇の列でした。 大部分が外国人部隊。 その顔塗りはたぶん不必要。 沖縄にいる外国人は例外もいるかもしれないが、
1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ドイツには肉の花束を作ってくれる肉屋がある > 個人サイト words and pictures 私は今、両親の住む北海道に帰省しているのだが、先日ちょっと釧路に寄ることがあった。 釧路は母の生まれ育った場所でもあり、道内でも屈指の水揚げ量を誇る街である。 母が子供の頃なんかは、朝ご飯に採れたてのいかそうめんを食べていたとか、東京生まれの私には想像もつかない生活をしていたそうだ。 やはり同じ北海道でも釧路の魚は別物らしく、母に「釧路に行くなら魚を買ってきて」と頼まれた。 釧路で魚を買うのであれば和商市場が有名だが、国道沿いに新しい魚屋さんができたそうなので行ってみることにした。 釧路の魚専門店「釧之助」 向かったのは釧路の水産加工会社「釧之助」の本店。到
1986年生まれ佐世保在住ライター。おもに地元の文化や歴史、老舗や人物などについての取材撮影執筆、紙媒体のお手伝いなど。演劇するのも観るのも好き。猫とトムヤンクンも好きです。 前の記事:婚活、進学、仕事……人生の悩みを駄菓子のプロに解決してもらおう【長崎・吉田玩具店】 > 個人サイト ヤマモトチヒロのブログ 佐世保のローカル乳酸菌飲料「クールソフト」 クールソフトとの思い出を振り返ると、おそらく中学から高校の頃にさかのぼる。 どちらの時期も勉強や部活に熱中していたため記憶がぼんやりとしているが、確か学校の購買部で買っていたはずだ。 お昼のお供でもあり、部活のお供でもあった。乳酸菌飲料だがすっきりと飲みやすかったので、シーンは選ばなかったと思う。 佐世保市内の中学校や高校のほか、スーパーや牛乳屋さんで取り扱われている。あとからメーカーさんに聞いた話によると、長崎県北部と福岡県一部での取り扱い
勝手に食べ放題 海外版 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/17 チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~チェコ・プラハ編(とりもちうずら) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/21 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~タイ・バンコク編(深森サラ) 伝説のカフェに行く チェコでは気になっているカフェがあった。 『地球の歩き方』に伝わりし、伝説のカフェ 涙が出るほど美しいらしい。ちょっと心配になるほどハードルが上がり
「健やかなるときも、病めるときもアホなことだけを書くことを誓いますか?」 はい、誓います。 1974年生まれ。愛知県出身、紆余曲折の末、新潟県在住。 前の記事:遠距離ジェスチャー > 個人サイト 日本海ぱんく通信 すべてを電話に見立ててボケる モノボケでは、とかく別の物を電話に見立てるのがポピュラーである。 ということで今回は、見立てるものを電話に限定してモノボケしていくことにする。 「なんでも電話に見立ててください」 編集部から林さん、安藤さん、そしてイラストレーターのべつやくさんとともに電話限定モノボケをスタートした。 電話に出来そうなものを探す 実の所、今回は新潟在住の私が4月1日に上京して撮影するスケジュールだけを先に決め、何を撮影するかについては3月30日に慌てて林さんと決めた企画であるため、果たしてどうなるのか、とっても心配である。 電話限定モノボケスタート まず、口火を切った
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:今、ティラノサウルスが最高にカラフル > 個人サイト むかない安藤 Twitter かすうどんを知っているか 「かすうどん」は関西でたまに見かけるな、くらいの印象で、実は食べたことがなかった。 ちょうど泊まったホテルの向かいがかすうどんのお店だったのだ。 この日は仕事を終えて夜に奈良に着いたこともあり、ホテルに入ってからまたご飯を食べに行くのが面倒だなと思っていた。 そしたらなんと道を挟んだ向かいの建物に「かすうどん」の垂れ幕がかかっているではないか。 入ったらおしゃれなかすうどん屋さんでした。 ふらふらっと入ってみたらものすごいおしゃれなお店だった。 少し落とした照明の中で、壁に映像が投影されている。「かすうどん」なんて垂れ幕を出してい
デイリーポータルZの無料メルマガ「うっかりデイリー」を転載します。サイトには載せてないランキングやイベント告知、世間話を載せています。 うっかりデイリー 2023年4月15日号 こんにちは。デイリーポータルZ 編集部 林です。 漢字はずっと眺めているとすぐに「こんな形だっけ?」と思いますが、特に爽快の「爽」はすぐにそれが起こります。 10秒眺めてみてください。 爽 メ・メ・メ・メ? 本当にこんな文字でしたっけ?爽快さというよりも何かを隠しているように思えます。おかしい、と思って検索するとお茶もアイスもこの文字が書いてあるんですよね。 進捗の捗の字の右側は「歩」かと思ったら1本足りません。 進捗 これもミスみたいな文字です。これは気づいた瞬間に違和感しかありません。 気づいた瞬間に世界がはがれるような文字、ないでしょうか。 ------ こちらはデイリーポータルZのメルマガです。漢字の話は昨
私は大学イモが好きだ。 カリっと揚げられたサツマイモに、醤油味の甘じょっぱいタレが絡んだ大学イモは、この世のものではないと思えるほど甘美な味わい。いやはや、たまらない。 大学イモが大学イモたるゆえんは、やはりそのタレであると言えるだろう。タレがなければただの揚げたサツマイモなのだから。逆に言えば、大学イモのタレさえかければ、何でも大学なんとかにすることができるのではないだろうか。 ちょうど入学式が行われるこの季節、いろんなものを大学に入学させてみた。 ※2008年4月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目と
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:頭の良い味がする羊羹『イスパハン』 > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes 3種類もいる? と思ってしまった 「やあ! 各種ミルクのチョコレートだよ!」に対し「そう言われても……」という気持ちが沸ていしまって申し訳ない ある日、近所のまいばすけっとに急に各種ミルクを使ったチョコレート3品がずらと並んだ。 このまいばすけっとは狭い。 かつては個人経営の八百屋だった場所だ。八百屋が店をよして、何になるかと思ったらまさか まいばすけっとだったから、近隣住民は一様に、あそこにそんなスペースあんの? とざわついたものだ。 八百屋は間口に品を並べて商売していた。お客は奥
ポテトサラダはドイツ人のソウルフード 石川:「ポテトサラダはドイツの文化遺産」という記事がありましたよね。 ほりべ:ほんとにドイツ人のソウルフードみたいな立ち位置なんですよ。国内でも地域によってマヨネーズ派とかビネガー派、お酢で作る派とかすごく分かれていて、本当に奥深くてびっくりしました。 石川:地域差あるのはお雑煮みたいですよね。 ほりべ:あ〜そうですね。みんなポテトサラダに主張を持ってますよ。絶対お酢が入らないとポテトサラダじゃないとか。 石川:日本人の感覚だと、そもそもマヨネーズじゃない味付けが存在するのが驚きですよね。お酢派!?って。 南ドイツ風のお酢ベースのポテトサラダ(「マヨ派 or お酢派?ドイツ国内のポテトサラダのレシピ調査」より) ほりべ:芋の形もいろいろですよ。潰さないでスライスして入れるとか。 石川:そこまでいくと、違う料理みたいですね。それも地域差ですか? ほりべ:
東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:山崎製パンのあのローズネットクッキーはまだ売られている > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes あのピエール・エルメとのコラボ品だった 羊羹とは言われなければ分からない雰囲気、手のひらの上のよろこび こちらの品、とらやがパリに出展して40周年になるのを記念し作られた、フランスのパティシエ、ピエール・エルメとのコラボ商品らしい。 「イスパハン」というのはピエール・エルメが得意とするフレーバーの名前なのだそうだ。 側面にむちゃかっこいいロゴの並び パリ……ピエール・エルメ……イスパハン……。 お、おお……。 なんもかんも知らん。 なんもかんも……知らんな!!!!
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