コンサートで、さいたまスーパーアリーナに来る機会が多い。 でも、ただ会場まで行って、そのまま帰ってくるだけ。 いや、武道館でも、東京ドームでも、会場まで行って、そのまま帰ってくるだけだけど、なんとなく、周辺の雰囲気は知っている。 でも、「さいたま新都心」は知らない。 どんな町なのか知りたい、スーパーアリーナのあるほうの、逆の方向に遊びに行きたい。 このままだと、一生、「反対側」を知らないままになっちゃう。 ふと、そう思ったのです。
コンサートで、さいたまスーパーアリーナに来る機会が多い。 でも、ただ会場まで行って、そのまま帰ってくるだけ。 いや、武道館でも、東京ドームでも、会場まで行って、そのまま帰ってくるだけだけど、なんとなく、周辺の雰囲気は知っている。 でも、「さいたま新都心」は知らない。 どんな町なのか知りたい、スーパーアリーナのあるほうの、逆の方向に遊びに行きたい。 このままだと、一生、「反対側」を知らないままになっちゃう。 ふと、そう思ったのです。
以前、ウインナーを作ったときから、ずっと考えていたのだけれど……。 カマボコ。 カマボコも、作ってみたかったのだ。 カマボコ、好きだ。板にへばりついたやつを、切って、醤油をつけて食べるのも、揚げたやつをちょっと網であぶって食べるのも、おいしい。 ビールなんか一緒に飲んだら、かなり幸せになれる。 しかし……「カマボコは魚のすり身から出来ている」というのは、知識として知っているワケだけれど、食べてみて、何の魚から出来ているのか、分からない。とくに板カマボコなんかサッパリだ。 ならば、自分で作ってみせようホトトギス、というわけで魚選びからスタート。 (text by 大塚幸代) 埼玉で買い出し ちょうど帰省していたので、買い出しは我が出身地・埼玉県にて。 鶴ヶ島インターチェンジ近くにある「お魚センター」(仮名)は、「料理の鉄人」なんかにも食材を提供していた有名なお店で、休日には観光バスも止まる名
「フェイクの肉」というものに、以前から興味がある。 肉…多くの人が魅了されてやまない食べ物。アツアツのハンバーグで、ごはんパクパク! 砂肝とネギマでビールをキュー! ソーセージでキュー! ケバブでキュー! ジャークチキンでキュー! うまい。生き物の命を頂くことは罪深いけど、罪深いぶん、どうしようもなく美味しい。だから世界中の食文化に、組み込まれているわけだけれども。 偽肉は「肉は食べないけど、肉っぽいものは食べたい」というニーズから生まれた、大豆で出来た食べ物だ。菜食の方にも食べられる、不思議なお肉。 これを味わってみたかった。ジャスト好奇心で。 そこで通販で、いろいろ入手してみた。 (大塚 幸代)
「地球のココロ」というサイトに寄稿させていただいている。 そのサイトの企画で、菜食者向けのお肉っぽいカラアゲ、というのを作ってみたのだが(7月20日公開予定です、見てね!)、それを作っている時、ふと考えてしまったのである。 「これ、肉エキスの入ったものを材料に使って作ったら、もっと肉っぽい味になるんじゃないのか?」と。 肉エキスが入っているものを使ってしまうと、菜食じゃなくなってしまうワケだで…、ただの「にせもの肉」「肉っぽい何か」「肉きどりのサムシング」になってしまうわけだが…、どうしても、やってみたくなってしまったのだ。好奇心に負けた。 気が付いたら、麩を水に付けて、もどしていた。 (大塚 幸代)
正直に言おう。 当初考えていたのは、「何でも買い取るチェーン店・ハードオフ」で、「誰かが録音・録画した、使用済みテープ、CDRを買って、何が入っているのか見てみよう(昔のテレビ番組とか入ってないかな? CDRの選曲センスはどうかな? 知りたいな~)」という企画だった。 行った行った。車で、1日かけて、埼玉のハードオフに、行けるだけ行った。ハードオフ・ホビーオフ鶴ヶ島インター店、ハードオフ・ホビーオフ・オフハウス埼玉東松山店、ハードオフ17号吹上店、オフハウス鴻巣店、ハードオフ・オフハウス桶川店、ハードオフ北上尾店、ハードオフ・オフハウス上尾本町店、ハードオフ白岡店、ハードオフ・オフハウス久喜店……。 しかし一個も無かった。数年前は売っていたのに。 どうやら、個人情報保護のため、使用済みは破棄されるようになったみたいだ。 でも、これだけ回ってしまうと、「ハードオフ自体のすごさ」にやられた。
「最近どうですかあ」 「最近? あのね、近所がたいやき屋だらけになりましたよ」 「…へ?」 某バーのマスターと話してたら、そんな話題になった。 なんでも阿佐ヶ谷には最近、6店舗ものたいやき屋が営業中だという。 「なんでまたそんな大量に。確かにたいやきは流行ってるけど、どうして阿佐ヶ谷に集中しちゃってるんですかねえ」 「なんでですかねえ。うちの奥さんが買ってくるので、食べてはみるんだけど…」 「味、どうですか? 違いがありますか?」 「うーん、そんなに甘いもの好きじゃないんで、よく分からないですねえ」 「えー」 「機会があったら、食べてみるといいですよ」 マスターはメモ帳をやぶって、大雑把な「たいやき屋マップ」を書いてくれた。 で、せっかくなので、中央線・阿佐ヶ谷駅に出かけてみたわけです…。 (大塚 幸代) まずは駅ビル「ダイヤ街」の中にある、「横浜くりこ庵」に行ってみました。 神奈川・東京
5、6年前から、都内に増えた、アルファベットのカラフルな落書き。それを見て「何だコレ?」と思っていたら、ヒップホップが好きな知人が、 「これは、グラフィティといってね、ヒップホップ文化のひとつなんだよ」 と教えてくれた。 「へー」 「ヒップホップというのは、1970年代にニューヨークのブロンクスで生まれたストリートカルチャーなわけだけど……ダンス、ラップミュージック、DJ、グラフィティアート、この4つの要素で出来ているんだ」 「へえ、音楽だけじゃなくって、4つでワンセットなのか。でも、人んちの塀に文字や絵を書くのは迷惑じゃない?」 「これは芸術なんだ、命がけでやっているんだよ」 「……でも、私、日本人だから、英語で書いても、何て書いてあるか、わからないし。分からないメッセージを書くのって、意味なくない? それに『分かってる人同士』にしか分からないものって、芸術としてだめなんじゃない?」 「
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:埼玉のハーブうどん、「すったて」紀行 > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス 大阪うどん……それは、魅惑の「だし」の世界。 大阪では、おつゆのことを「だし」と呼ぶそう。うどんのメインはだし、つまり熱いスープ。麺はスープに合うように、やわらか、もちもち。 腰が強く、醤油をかけて食べる、讃岐うどんとは、まったく違う発想で作っているのです。 それ……知ってました? 私は調べるまで、ぜんぜん知らなかったですよ。 大阪の人に「つまり、大阪のうどんはスープがメインなんだよ!」と力説されたこともなかったし。 そんなわけで、観光客なりに、大阪の町のうどんを食べ歩いてみました。
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:首都圏でロングトレイル > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス そんな私は、いま、低糖質ダイエットなどを始めてしまいまして、うどんの写真を見るたび、悶え苦しんでいます。 この正月、実家に帰ったら、母親に、「二重あご」「ゼイハア言ってる」「ほんとデブ」「私の知ってるお前の顔じゃない」とか言われ続けたので、うどんが食べられないのです。 いや、取材で1日だけならとかだったら、食べられるけと思うけど。 でも先日、健康診断に行ったら「あらー! 血がサラッサラ」と看護士さんに言われたので、健康なデブだと思うんですがね。 それに別にね、うどん食べ過ぎて太ったわけじゃないんですけどね。 うどんは悪くない。 えーと、何の話でしたっけ。 それはともかく。 さて、
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:静岡・黒はんぺんはフライにしたほうが美味い? > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス 鴻巣って、埼玉の免許センターがあるので有名な市なんですが、そのほかの名物は知られていなくて。 でも、日本一の物件があるんですって。 川(荒川)の川幅が、日本一なんですって……。 それで、地域の人が「川幅うどん」というのを考案して、 とにかく平べったい、幅の広いうどんを開発したわけです。 それがコンテストで入賞したりして、有名になったんです。 でも、なぜ「うどん」なんだ? と思いませんか? そうだ、きっと鴻巣にうどん文化があるに違いない! そう思って、都内から鴻巣に行きましたよ。 まずは、NPO法人が運営している、古民家をキレーに改造してある、公民館みたいな雰
私が青春時代を過ごした街、埼玉県・川越市。昨年、当サイトでも特集記事を書きましたが、今回はテレビや雑誌では紹介されない、裏名物をご紹介します。 その名も「発狂くん」。 もう名前からしてアウトです。 しかしこの発狂くん、トウガラシをまぶしてある辛いせんべい、といういたってシンプルな、「食べると狂っちゃうかもー!」という直球ネーミングの食べ物なのです。 川越にはずーっと前から普通にあるので、見慣れてしまっていて、別に変な名前だとも思わず、食べてみたこともなかったのですが、しかし……やっぱコレ食べておくべきじゃないかな? と思い直しまして、このお正月に帰郷した際、トライしてみようと決心したのです。 「……で、発狂くん買いたいんだけど、あれ美味しいの?」 と実兄(川越在住)にきいてみたところ、 「……いいか、あれは翌日のトイレがつらいんだぞ」 と、しょうもないアドバイスをいただいたりもしました。
「友人などに、自分の地元を道案内する時、人はなぜか、得意げになる」……と書いたのは、確かナンシー関さんだったと思う。 小江戸、川越。 新宿から50分。埼玉県の中ではメジャーな町で、観光地でもある。 私の出身地は鶴ケ島市という隣の市なのだが、川越にある高校に通っていたので、3年のあいだ、放課後をずっと、ぶらぶらぶらぶらと歩き倒した。 いまは、兄夫婦が川越に住んでいる。 私のとって、思い入れのある、大切な町なのだ。 んで是非、『デイリーポータルZ』読者の皆さんを、無理矢理、川越案内させていただきたい。 観光の王道コースじゃない川越を、得意げに、紹介出来るかもしれない。 えーっと………こっからタメグチでいいですか? (text by 大塚幸代) 東武東上線、「川越市」駅、下車。 いやあのね、川越の繁華街って、東上線の「川越」駅と「川越市」駅と、西武線の「本川越」って、3つ駅があるのね。 で、私の
「埼玉・加須うどん食べ歩き!」 「埼玉、川島町はうどんが美味い」 「埼玉、鬼うどん紀行」 「埼玉のハーブうどん、『すったて』紀行」 「埼玉・桶川うどんは粉がうまい!紀行」 「埼玉・居酒屋うどん紀行」 「埼玉・飯能はうどん店密集地帯!紀行」 「埼玉・川越鶴ヶ島、うどん名店紀行」と、 しつこく<埼玉は実はうどんが美味いシリーズ>をやっているわけですが、 今回、讃岐の友人が、関東に来る用事があって、「ついでに埼玉うどんも食べたい」というので、コーディネートしてみました。 Mさんは30代男性。頭がきれて、身長は180越えのナイスガイ。うどんを自分でも打つ人で、打ったものをふるまうほどの、うどんマニアです。
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:埼玉・飯能はうどん店密集地帯!紀行 > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス 「鶴ヶ島市」というのは、私の出身地なのですが、埼玉出身の人にも、埼玉以外出身の人にも、「そこドコ?」ときかれる、マイナーな市です。 ええと、川越市って分かります? 江戸テーマパークの観光地、川越。その隣の市でございます。駅伝で強い東洋大学もそばにあります。選手がよくそのへん走ったりしているらしい。 でも東洋大学自体は川越市にあるので……まあなんというか、鶴ヶ島インターチェンジがある以外は、有名なものはナイという、埼玉の一般的な郊外です。 で、そんな鶴ヶ島出身の私も知らなかったんですけど……有名店があるんだって!! ウチの実家、外食はファミレスばっかり行ってたので知らな
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:魅惑の激安洋品店「サンキ」紀行 > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス ところでね、今度、讃岐出身で、讃岐うどんにうるさくて、自分でもうどんを打つ人に、 「へえ、埼玉ってそんなにうどん食べてるの? ふうん? 俺1日だけ行ってみたいんだけど、オススメ店を教えて?」 と言われてるんだけど、埼玉って広くて、かつ、うどん屋さんの営業時間が短いから、埼玉全土の厳選した美味しい店に行くのって難しいんですよね、 ということを、どうやって教えたらいいのかなあ、と悩んでいる昨今です。さぬきと違う方向性のうどんを食べて欲しいのよねえ。どうしよう。どこ勧めたらいいと思います? それはともかく、今回行ったのは「飯能」! ここもなぜか、うどん屋さんが密集する地域です。
なんでも噂では、埼玉で一番太いうどんなんだとか。もっとも太いうどん! それだけでキャッチーです。そそられます。 でも奇をてらって作ったメニューではなく、なんと100年の歴史があるお店の、口コミで広まった一品なんだそうです。……なんでまた、100年かけて、太くなっちゃったんだろう。 しかし、埼玉は太い田舎うどんが、結構あるのですけれど、それを超える太さって一体、どんな状態なんだろう。 京都に「たわらや」って店があって、「一本うどん」という、太いうどんが有名だけど、それとどう違うのかしら。(ライター高瀬さんが、過去に行ってます。) 中に入ってみたら、お客様で満席、歴史のあるお店ですが、ファミレス感覚で使えるような、清潔で広いお店内でした。親子連れも多い。 テレビにも出たことがある有名店なので、お客さんはみな、「太いうどん、食べに行こー!」っていう感じで、レジャー感覚で来ているのかな?……と思っ
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。 前の記事:埼玉、鬼うどん紀行 > 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス 私はハーブが好きです。とくにベトナム料理。 麺料理にも、さまざまなハーブを入れて、立ち上がる香りと麺のハーモニーを楽しみながら食べるのです。たまりません。 埼玉にも、「ジャパニーズハーブ&味噌うどん」を楽しむ食べ方があるらしいのです。 それが「すったて」!! 「すったて」は、以前取材した川島町の名物です。 むかし、農作業のあとに、採ってきたばかりの大葉、ゴマ、ミョウガなどの夏野菜をすって、味噌味にして、うどんをつけて食べたのが始まりだとか。 ささっと食べれるし、さっぱりしてるから、都合が良かったんでしょうね。 ちなみに「すったて」の名前の由来は、「(野菜)すりたて」だそう。直球なネー
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