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ブックマーク / tonmanaangler.hatenablog.com (34)

  • 内田樹先生がなんか言ってますけど - 国家鮟鱇

    ⇒増子化対策 (内田樹の研究室) アフリカは何で人口が増えてるの? (追記) これだけじゃ短すぎるから追記する。記事を見て何はともあれツッコミたかったんよ。 アフリカは人口増なのに日はなぜ人口減なのかつうと、そりゃ、アフリカじゃ子を産めば産みほど「親」は豊かになるからでしょう(それが貧困のスパイラルを引き起こしてるんだろうけど)。アフリカじゃ子は労働力だけど日じゃ消費者なんですよね。アフリカじゃ短期の投資で回収可能だけど、日は長期投資。しかも統計があるのか知らないけれど、今の日で親が死ぬまでに投資を回収できてるのかも怪しい(俺の場合は恥を晒しちゃうけど確実に赤字になるだろう)。 内田先生は、 子供の数が減ったのは、子供の数が増えすぎたからである。 というけれど、この「子供」というのは、もちろんアフリカのように働いて親に貢ぐ「子供」のことではないでしょう。そういう意味の「子供」は日

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  • 『琉球文化圏とは何か』という本 - 国家鮟鱇

    ⇒トンデモ古代史を根拠に非武装を訴える沖縄反戦平和運動の怪 : 週刊オブイェクト 俺は異説が大好きなんだけれど、それは学会では定説としては認められていないが、それなりに説得力があるように見える説が好きでということで、許容範囲も広めなんだけれど、このように説得力のカケラもないトンデモは好きじゃない。「と学会」はこういうの好きそうな感じがするけど(多分)。 ただし、これを真面目に信じる人はそんなにはいないと思われ、ざっと検索してみたところでは、平和運動団体がこれを積極的に取り上げているようには見えない。911陰謀論でサヨクの中でも"少しだけ"浮いた存在の某女史よりも浮いた存在じゃなかろうか。 ⇒邪馬台国総合説・赤椀の世直しOnline掲示板見たら「前世療法」とか書いてあるし… ところで、「名護博 海勢頭豊」で検索すると、 ⇒別冊『環』⑥ 琉球文化圏とは何か - 藤原書店 というが2003

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  • 素人の俺でも疑問を持つ説が大手を振ってまかり通るということ - 国家鮟鱇

    ⇒「ピラミッドは、何のために作られた?」(ハード版) という記事が人気エントリーになっている。 俺がこのブログでこれを取り上げたのが2007年の06/22。 ⇒ピラミッドは公共事業だった? それから、 ⇒ピラミッドは公共事業だった?の続き ⇒クルト・メンデルスゾーン著『ピラミッドの謎』 ⇒ピラミッド公共事業説 と何回も記事を書いた。 上の記事は「2007/9/10 追記」とあるので俺が最初に書いた時にはなかったはず。見ていれば当然これを参考にした。 これを書いた人は吉村作治氏を批判している。しかし、俺はこの説の流布の原因が吉村作治によるものという認識はなかった。そして、俺はこの説に疑問を持ってはいたが、学者の間でも有力な説として受け入れられているのだろうと思っていた。 というのも、この説が登場する文章に「吉村作治によると」などという説明があることは滅多になかったからだ。「吉村作治の著書によ

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  • ウヨクがサヨクとそっくりな理由 - 国家鮟鱇

    いろんな理由があるだろうけれど、一つには左翼の世界観から抜け出ていないウヨクの存在があるんだと思う。 左翼が右翼(保守)を反動と呼ぶ。彼らの進歩主義思想からすればそう見える。もちろん批判の意味で「反動」と呼んでいるのだ。ところがどこの世界にもアマノジャクがいる。来は批判の意味であった「反動」を支持する人がでてくる。で、サヨクの反対だからウヨク。 だが、それは来の右翼(保守)とは異なったものになる。たとえるならば、キリスト教の宣教師が仏教はデーモンを崇拝する邪教だと批判したときに、アマノジャクがデーモンを崇拝するなんて格好いいじゃないかと仏教を誉めるようなもの。元々の仏教徒からすればちっとも誉められているようには聞こえない。その視点はあくまでキリスト教世界のものだから(あくまで例え話、そういうことが実際にあるかは知らない)。 そんなわけで、サヨクの主張と正反対だからウヨクということになっ

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  • 経済成長とゲルマニウムブレスレット - 国家鮟鱇

    最近時々「経済成長は必要なのか」みたいな記事を見かける。 ⇒経済成長ってなんなのよ? - こら!たまには研究しろ!! ⇒経済成長を否定する鳩山邦夫 - Baatarismの溜息通信 結論から言えば「経済成長は必要だ」というのが正解らしい。 今までどおりの時間働いた時の「供給能力」が2%上昇していくと,実際の売り上げのほうも2%で伸びないと,毎年2%の労働過剰が発生することになる! 困りましたね。だから、「潜在成長率の伸びにあわせた実際の経済成長」が必要だ。なるほど、そうですね。 ただ、経済素人の俺としては、この経済成長の「中身」という問題があると思うんですよね。、世の中には既にモノが溢れ返っているんですよね。新たな需要を造りださなければならない。人々に、買っても良い、買わなきゃいけないと思わせるようなものを作らなければならない。それは簡単なことじゃない。しかし、そうしなければっていけない

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  • 平安美人 - 国家鮟鱇

    ⇒日の女が好きである。 - 情報考学 Passion For The Future そして絵画類から美人史を復元する試みは、「セーラームーン」の絵を見て20世紀には顔の二割を占めるような大きい目が美人の条件だったとするのと同じだと指摘している。写実的でない絵画からは、こういう図柄が美人を表すという約束が読み取れるに過ぎない。下ぶくれ美人なんていなかったかもしれないのである。青銅器は出来たばかりは黄金に輝いていたという事実を知ったのと似た驚きがあった。 昔の日の絵画を見ると、みんな目が細いですよね。「引目鉤鼻」ってやつ。 ⇒引目鉤鼻 - Wikipedia つむった眼は細長い墨線ひとすじで、低い外鼻は短い「く」の字形である。 また、顔の輪郭はしもぶくれで、口唇は赤い小さな点であるのも特徴とされる。 描写対象は高貴な人物であることが多い。 ところが、これは目が細いのではなくて、伏目だからな

    平安美人 - 国家鮟鱇
    vitamincba
    vitamincba 2009/06/16
    「これは目が細いのではなくて、伏目だからなのではないかって…。なぜ伏目なのかというと、目には呪力があり、直接相手の目を見るのがタブーだったからってことらしい」
  • 友愛とは何ぞや? - 国家鮟鱇

    鳩山由紀夫の「友愛」が少し話題になっている。耳慣れているようで、良くわからない「友愛」って何なんだ? ⇒アゴラ : 今の日に「友愛」はいらない - 池田信夫 ⇒「友愛」と「第三の道」は同じか〜続・民主党代表選に思う【海難記】 鳩山一郎はフリーメーソンの会員だったと言われる。 ⇒フリーメイソン - Wikipedia フリーメーソンといえば「陰謀論」が思い浮かぶけれど、 ⇒友愛 フリーメーソン 鳩山 - Google 検索 でざっと見てみると意外にも露骨にそういうことが書いてあるのは少ない印象。あと、鳩山由紀夫がフリーメーソンの会員であるということには否定的なものが多かった。でも「友愛」とは何かということは良くわからない。 あとこれ。 ⇒極東ブログ: スカル・アンド・ボーンズ(Skull And Bones)とフラタニティー(fraternity) フラタニティについては俺も前にちょっと書

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  • チンギス・ハン韓民族説と、義経=ジンギスカン説 - 国家鮟鱇

    ⇒ZAKZAK:「チンギス・ハン」はどこの人? 韓中蒙で大論争 オンラインゲームめぐり、三つ巴の“国際問題”に発展 ⇒はてなブックマーク - ZAKZAK:「チンギス・ハン」はどこの人? 韓中蒙で大論争 オンラインゲームめぐり、三つ巴の“国際問題”に発展 こういう話題で注目点になりがちなのは、それが「事実」か「事実でないか」ということ。しかし、俺が注目するのは、それが「伝説」か「科学」かということ。そういう視点でみると、この説は、 韓国では、民族学会代表のポール・キム氏が「モンゴル、靺鞨(まっかつ=ツングースの一族)などは朝鮮族の子孫で、その意味ではチンギス・ハンも韓民族」と主張しており、今回のゲームはその主張に基づいて制作されたとみられる。 ということで、「科学」に分類されるもの。もちろん日での大方の見方は「科学」は「科学」でも「トンデモ科学」「科学を装ったニセ科学」なのだろう。俺は韓

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  • ひのもとのうみ - 国家鮟鱇

    ⇒「『日海』の表記は誤り」 韓国人が米紙に全面広告 - MSN産経ニュース 相変わらずというか、この問題は日海の呼称が変わるまで半永久的に続くのだろう。 日国内では韓国の言い分は認められないという意見が大半のようで、国内的な対立はあまりないと思う。ただし「日海」の呼称は日人が付けたものではないので、韓国が反日感情丸出しの主張をしなかったなら、日海でも東海でもない呼称を提案するとかの案が出て、意見は今よりは割れていたんじゃないかと思う(だが反日感情が無かったら韓国はそもそもこんなこと言い出さなかったかも)。 個人的には、日海という呼称は生まれる前からあるものだから馴染みがあるので、今さら変えたくないって感情はあるけれど、一方、日人が伝統的に呼んできた名前でもないわけで、頑なにこだわる必要もないように思うけれど、何しろ問題はそういうのとは別のところでされているわけで、何ともかん

    ひのもとのうみ - 国家鮟鱇
  • 正論原理主義についてもう一回考える - 国家鮟鱇

    ⇒では正論ではない論を吐くとは? - OAF 俺は結局『文藝春秋』屋で立ち読みしただけなんだけれど、村上春樹氏の言う「正論原理主義」ってのは、イスラエルにはイスラエルの正論があり、パレスチナにはパレスチナの正論があり、その二つの正論の歩み寄りの困難さっていうより、イスラエル人はイスラエルの正論に基的に賛成なのであり、逆らうつもりはないんだけれど、正論原理主義によってどんどん過激化してしまう。パレスチナも同じ。そうなるとどっちかが消滅するまで争いは終わらない。ってことなんだろうと思う。 オウムの場合もオウムの正論なんて、そもそも大多数の人間にとっちゃ正論でもなんでもない。でもオウム信者にとっては正論。で、オウムの正論は間違ってるから改めよって話じゃなくて、正論原理主義によってどんどん過激化してしまうということを言っているんだろうと思う。 内部の人が正論原理主義にどう向き合うのかって問題。

    正論原理主義についてもう一回考える - 国家鮟鱇
  • 勝者の歴史 - 国家鮟鱇

    昨日のつづき よく「歴史は勝者によってつくられる」ってことが言われる。それはそうだとは思うんだけれど、一口にそう言っても、多種多様なものがあるわけでしょう。それをステレオタイプに、勝者を「正当化するため」とか「美化するため」とか、敗者を「貶めるため」とか決め付けるのはどうかと思うんですよね。 例えば、よく見かけるのが、江戸時代の文献に豊臣家のことが書いてあって、それについて疑念があると「豊臣を貶めるため」なんて書いてある。でも、当にそうだろうかと思うことがしばしばある。そのことはよくよく考えてみるべきじゃないのだろうか?「貶めるため」っていうと、徳川が豊臣を滅ぼしたことを正当化するためとか、豊臣が評価されると徳川の権威を脅かすからだとか、徳川に媚を売るためだとか、そういうことを連想してしまう。そういうことも勿論あったとは思う。思うけれども、それだけじゃないだろうとも思う。 勝者は徳川であ

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  • 国家安康 - 国家鮟鱇

    このブログのタイトルは「国家鮟鱇」で、これはもちろん「国家安康」をもじったもの。 豊臣氏当時ものとしては梵鐘が残っているが、この鐘に刻まれた「国家安康」「君臣豊楽」の銘文(京都南禅寺の禅僧文英清韓の作)が徳川家康の家と康を分断し豊臣を君主とし、家康及び徳川家を冒瀆するものとみなされて、大阪の役による豊臣家滅亡を招いたとされる。 ⇒方広寺(ウィキペディア) 家康を呪詛したというのは、徳川方の言いがかりだというのが定説。しかし「国家安康」に「家康」という文字が含まれているのは事実。 これってどういうこと?というのが前々から疑問だった。同じ疑問を持っている人がいたようで、「教えて!goo」に、 「言いがかりをつけた」とか、「難癖をつけた」とか聞いていますが、それにしてもうまい具合に、家康という字と豊臣という字が入っているもんだとも思います。鐘の銘文なので、そんなにバリエーションがないとは思うので

    国家安康 - 国家鮟鱇
  • 「空気の支配」と「正論原理主義」の違い - 国家鮟鱇

    マスコミが家父長的なパターナリズムに陥って、わけのわからない古びた勧善懲悪を振り回す。そういう空気の支配には唖然とさせられるが、その一方でインターネットの世界も空気に支配されている人が少なくない。「反マスコミ」「リベラル」「反サヨク」という空気に呑み込まれて、その論理の質そのものは置き去りにされ、まともな議論は置き去りにされたまま空気だけが支配力を強めていくようなところがある。この空気の支配は、自分を正当化する。議論しない。悩まない。 それこそがすなわち、「正論原理主義」だ。正論原理主義は楽チンである。なぜなら絶対的な正義を背中に背負っていると信じることができれば、思い切り大声で怒鳴ることができるから。怒鳴っているうちに、どんどん気持ちは高揚し、ますます自分は正論を吐いているんだと気持ちよく酔うことさえできる。 ⇒「正論原理主義」を乗り越えて:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNE

    「空気の支配」と「正論原理主義」の違い - 国家鮟鱇
  • 正論原理主義 - 国家鮟鱇

    「文藝春秋」四月号に掲載された村上春樹の「僕はなぜエルサレムに行ったのか」という文の中にある「正論原理主義」という言葉が話題になっている。 ⇒asahi.com(朝日新聞社):村上春樹さんがエルサレムに行った理由 誌上で告白 - 文化 「正論原理主義」とは何ぞや?「文藝春秋」を読めばいいのだろうが、まだ読んでいない。それに、俺は村上春樹の小説を読んだことがないし、どんな人なのかも知らない。ただ、ネット上では、一部を引用しているところがあるので、それを読んでみた。 ⇒「正論原理主義」を乗り越えて:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan の引用を引用。 ネット上では、僕が英語で行ったスピーチを、いろんな人が自分なりの日語に訳してくれたようです。翻訳という作業を通じて、みんな僕の伝えたかったことを引き取って考えてくれたのは、嬉しいことでした。 一方で、ネット空間にはびこる正

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