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櫻田淳に関するyuigon_infoのブックマーク (6)

  • 菅直人の「大博打」 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎はATG系の映画が好きである。 そのATG系映画に『人魚伝説』というのがある。 劇中、圧巻の場面は、旦那を殺されたヒロインの海女が、原発竣工祝賀会場に乗り込んで、原発関係者や招待客を手当たり次第に刺し殺していくところである。どうにも凄まじいシーンが続くけれども、ヒロインを演じた白都真理が綺麗な女優だったので、こういう殺戮シーンですらも、妙な「快感」を覚えさせるところがあった。東映系ヴァイオレンスの世界と日活ロマン・ポルノ系「濡れ場」の世界に、山薩夫監督が手掛けたような往時の「社会派」映画のようなテイストをまぶしたようなものである。率直に「無茶苦茶で濃厚な」映画でるけれども、それは、「バブル」以前の日の「熱」をヴィヴィッドに感じることのできる作品である。 ただし、この映画を雪斎が思い出したのは、この映画の背景が「原子力発電所」だったということである。 1984年頃でも、「原発誘致

    菅直人の「大博打」 - 雪斎の随想録
  • 対中「臥薪嘗胆」の時節 - 雪斎の随想録

    ■ 金曜日、八戸に行っていた。母校での講演である。 一旦、宮城県北の故地に立ち寄って、日曜夜に帰京である。 ネット環境未整備なので、情報遮断の状態になっていた。 「尖閣」の「その後」が気になっていた。 釈放で決着かと思いきや、中国政府は、「謝罪と補償」を要求したそうである。 「いいわ…。もっとやって…」と雪斎は、反応した。ただし、雪斎は、マゾヒストではない。 日における「対中幻想」が崩れれば崩れるほど、それは、中国政府の足元を揺さぶる。 民間企業関係者を脅せば、中国からの資流出が加速する。 日だけでなく、他の国々も、「チャイナ・リスク」を認識するようになるであろう。 「チャイナ・リスク」が世界のコンセンサスになれば、それで中国の発展は失速する。 清朝というひとつの王朝の崩壊前夜を描いた『蒼穹の昴』が昨日からNHK総合で放映されているのは、何の暗示であろうか。ドラマとしては、「よい作品

    対中「臥薪嘗胆」の時節 - 雪斎の随想録
  • 鳩山由紀夫よ、「友愛」を口にするな。 - 雪斎の随想録

    ■ 「2016年東京五輪」の招致は、失敗に終わった。大望を抱くのが難しい時代になったようである。バラク・H・オバマを投入しても第一回投票で脱落したシカゴの姿は、オバマの「神通力」の失速を世に印象付けることになろう。リオデジャネイロは、45年前の東京、昨年の北京と同様に、「新興国の五輪」を開催することになる。後は、インド、イスラム圏、アフリカ大陸でできるかということであろう。日としては、ブラジルに大いに祝意を示すべきであろう。もっとも、雪斎は、個人としては「東京五輪」をリアルで体験してみたい気がするので、「2020年」に向けて仕切り直しをしてもらいたいと思う。招致委員会も「解散」ではなく「再起」である。雪斎は、それを期待する。 ところで、雪斎は、IOC理事会での鳩山由紀夫総理のスピーチには、率直に唖然とした。「この政治家は、コペンハーゲンに、自分を売り込むために来たのか…」と毒吐きたくなっ

    鳩山由紀夫よ、「友愛」を口にするな。 - 雪斎の随想録
    yuigon_info
    yuigon_info 2009/10/04
    鳩山内閣がいい仕事すれば「友愛」はうるわしい言葉になる。じゃなければ、忌み言葉になるだろうな。
  • 政策における「具体性」の罠 - 雪斎の随想録

    ■ 八ッ場ダムの扱いは、何故、これだけの騒動になっているのか。 この騒動の発端にあるのは、「マニフェストに余りにも具体的なことを書きすぎた」ということにあるのであろう。 もし、マニフェストに、「ダム建設は、建設中のものも含めて全面的に見直す」とだけ書いて、具体的なダムの名前を書いていなかったら、具体的な手順は、その情勢に応じた判断に依るということで逃げることができたはずである。民主党は、具体的な名前を明記してしまった手前、引っ込みが付かなくなったのである。 前原誠司国土交通大臣は、「中止」方針を明言したようである。これは、「引っ込みが付かなくなった」立場としては、当然の判断であろう。前原大臣は、どれだけ地元自治体や住民の「怨嗟」の声を浴びようとも、「中止」方針を貫徹しなければなるまい。そうでなく、「中止」方針を撤回すれば、「早速、マニフェストを反故にするのか」という別の批判が、飛び出すこと

    政策における「具体性」の罠 - 雪斎の随想録
  • 再起のための「基礎体力」 - 雪斎の随想録

    ■ 毎日新聞が民主党獲得議席320という線を出している。自民党も二桁台突入という展望である。このパターンでは、自民党が「まともな野党」として活動するのも厳しくなるような気がする。下手をすれば、「政権交代可能な政治風土」が醸成されるどころか、「一党優位体制」の主体が自民党から民主党に代わっただけの結果に終わりかねない。大方の政治学者が望んだものとは裏腹な結果が出てきそうである。雪斎も、久しぶりに野党的な立場から政治を観察できるであろうと読み、自民党の「再起」の方策を考え始めていたが、自民党二桁台となれば話は別である。再起するにも、基礎体力が失われないことが条件であるとすれば、その最低線は、120前後であろう。「それでいいのか…」と率直に思う。 それにしても、麻生太郎総理も安倍晋三総理も若き日に、どういう書を読んできたのであろうかと思う。日では最も恵まれた条件で育ってきた最中で、どのような研

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  • 【正論】「胡訪日」以後 いま、中国と「共感」の価値は 東洋学園大学准教授・櫻田淳 (1/3ページ) - MSN産経ニュース

    【正論】「胡訪日」以後 いま、中国と「共感」の価値は 東洋学園大学准教授・櫻田淳 (1/3ページ) 2008.5.15 03:27 胡錦濤中国国家主席の訪日は、外交イベントとしては無難なものに落着した。胡主席が江沢民前主席の10年前の訪日の折に比べれば明白な対日配慮の姿勢を示したのは、チベット騒乱、北京五輪聖火リレーの風景、汚染「冷凍餃子」の発覚といったように、中国を取り巻く国際環境を険悪化させる事件が相次いだ中では、事態を深刻にさせないという計算が働いていたというのは、割合、平凡な推測であろう。 ただし、こうした胡主席の対日配慮の姿勢は、どれだけの射程を伴ったものであるのか。現在、中国政府の対応が批判されているのは、結局のところは、他国の人々の「共感」が眼中にないかのような姿勢を続けてきた故である。チベット情勢に関して、「チベット問題は内政問題だ」と居丈高に繰り返したことは、「ミスター

    yuigon_info
    yuigon_info 2008/05/15
    対中関係をどうするかは、日本にとって常に「大問題」。
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