映画「おくりびと」を観た。 主人公の「納棺師」を通して、ヒューマニズムを描いていた秀作だ。 とりわけ印象に残ったのは、火葬場で働く人を名脇役・笹野高史が好演していたこと。 火葬場・・・そうなんだ、人はいつか灰になる。 と、頭ではわかっているつもり。 「当たり前だけど、灰になったり土に帰るのだから、 自分の体を人様に差し上げても別にたいしたことはない」 と、思う人は少ないが、まったくいないわけではない。 エムソンというカナダの生物学者は、 人体なんて宇宙の中の有機体のプールに あるに過ぎないから、リサイクルをして、 欲しい人にやってもいいのでは、 と壮大な考え方を示している。 ・・・なんと太っ腹な考えなんだろう。 こういう考え方は見習いたいが、 日本人はやっぱり遺体や遺骨にこだわってしまう。 イギリスに住んでいた時、スコットランド人の友人の父親が亡くなった。 悲しみが和らいだ頃、埋葬をどのよ
無宗教で葬儀をしたい・・・ そんな方も増えています、しかしながら 無宗教とはいいながら、「お線香は上げてあげたい」 そんな方も多いのです 要は「お寺様」はいりませんとおっしゃっているようなのです ふ~むぅ・・・ですなぁ・・ そして、通夜のとき、お寺様が居ないから あっという間に「食事」の時間となりました ばたばたと準備をして、通夜の食事です 宗教色がないということも、なんか、時間の配分とか 何がしかの「カタチ」がないと、 どうも収まりがわるいようです かといって、わざとらしいセレモニーは、ちょっと 遠慮したいですけど、自由な発想はかまわないと思いますが なにも発想がないと、無宗教は難しいのかも知れません 何もしないでくれと故人様が言ったとしても 何かはしたい家族の方・・・ やはり、生きているうちに決めておくといいのでしょう・・ 特に、無宗教とかは・・
先日、あるお寺の奥様がお亡くなりになられて、 フューネにお葬式のご依頼がありました。 今は葬儀会館をほとんどのお客様がご指名頂けるのですが、 さすがにお寺の関係者はお寺以外でお葬式をすることは 時代が変わろうとも今後もありえないのではと思います。 お寺さまのお葬式は一般のお葬式とはちょっと違い、 お葬式当日も、一連の儀式が2時間半位かけて行なわれます。 簡単にいうと私たちが通常良く目にするお葬式のほとんどが略式で、 今回のようにお寺さま関係のお葬式が本式な訳です。 フューネのスタッフも本来の儀式を直接目にすることが出来、 この度は大変勉強になりました。 今、フューネをはじめおそらく日本中の葬儀社では 自宅でのお葬式や寺院でのお葬式が大幅に減少して 古来のお葬式の技術を若い世代に伝えることが年々困難になってきています。 葬儀会館でのお葬式しか知らない葬儀社の社員は 自宅やお寺でのお葬式では機
近畿各地の大学、個人寄付集めに知恵 「特典」にも工夫(1/2ページ)2008年9月20日印刷ソーシャルブックマーク 龍谷大に500万円以上の寄付をすると納骨の権利を得られる「浄華壇」=京都市東山区の大谷本廟龍谷大が100万円以上の個人寄付者に贈る聖徳太子像の掛け軸=京都市伏見区大阪大の中之島センター玄関に掲げられた寄付者顕彰プレート。上から順に金銀銅に色分けされている=大阪市北区、南部泰博撮影 各地の大学が個人からの寄付獲得に知恵を絞っている。国からの補助金が減り、少子化による大学間競争の激化で学費の値上げも難しく、厳しい資金繰りを補おうとの発想からだ。様々な特典を用意して、遺産や退職金を持つ卒業生にも秋波を送る。 京都市の京都大医学部付属病院。敷地内では地上8階、地下1階の新病棟の建設工事が進む。建設費70億円の全額を、ゲーム機メーカー任天堂(同市)の山内溥(ひろし)相談役が個人で寄付し
日本独自の文化として花開いた備長炭。炭焼き料理には欠かせない燃料だが、持ち前の消臭、浄水、調湿といった効果を利用し、用途がますます広がっている。部屋のインテリアになるおしゃれな置物や塗料、食品…などさまざま。さらには、シックハウス症候群の予防に有効な壁材としての可能性も探られている。(渋沢和彦) 「オブジェとして見ていて楽しいですが、置いておくと空気(の香り)が違うような気がします。外国の友人にお土産として持っていくと喜ばれます」。こう話すのは、東京都内の会社員女性(43)。備長炭と藻が入った透明なガラス製の花器を購入し、インテリアとして自宅玄関に飾って楽しんでいる。 東京・銀座の紀州備長炭専門店「掌(たなごころ)」では、備長炭の発祥地、和歌山県(紀州)産の最高級品を使って商品化した、鉢植え状に仕立てた大小さまざまな置物をはじめ、マドラー、アクセサリー、繊維に備長炭をすり込んだTシャツなど
≪「ファイン・シティー」≫ 8月にシンガポールに赴任して以来、この国の政治、経済、社会のシステムが良くも悪くも、日本とは比べものにならないほど厳格かつ効率的に運用されていることに驚かされる毎日である。公共の場での喫煙、ガムの販売や、路上にゴミを捨てたり、つばを吐いたりすることはもちろん、公園の花を摘むのもご法度だ。何にでも罰金(FINE)が科されるので、国民は「すばらしい」という意味もかけて、「FINE CITYだからね」と、自嘲(じちょう)気味に言う。 政治、経済システムはもっと厳格だ。汚職を禁じる汚職行為法は公務員のみならず、私企業も対象となる。心付け程度でも不正と認められれば、10万シンガポールドル(約800万円)以下の罰金もしくは5年以内の禁固刑と相成る。 こうした厳しさは、外資導入などに必要なルール作りを優先してきたためでもある。それを推進してきたのが、独立以来、先頭に立って国を
日本には100年以上続いている企業が5万社もあるという。世界に類のない長寿企業国である。時代の波にもまれ、数々の危機を乗り越えて生き残ってきた企業がこれほど多いのはなぜなのか。米国ではサブプライム問題に端を発した金融危機で巨大企業が相次いで窮地に追い込まれ、日本経済にも悲観的な見通しが流れる。その現実を直視するためにも、日本が誇る長寿企業のサバイバルの秘密をさぐっていきたい。 大阪市のJR天王寺駅を降りて谷町筋をまっすぐ北へ歩くこと15分、右手に大きな石造りの鳥居が見えてくる。聖徳太子が物部守屋討伐に際して建立を発願したとされる四天王寺だ。 その鳥居のほど近く、お寺の西方を守るような位置に建設会社「金剛組」がある。聖徳太子は敏達天皇6(577)年、四天王寺建立のため百済から3人の宮大工を招いた。その一人、金剛重光を始祖とし、1430年の歴史を誇る世界最古の老舗企業である。 金剛組は四天王寺
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