今年の2月、ドイツに新しい政党ができた。AfD(Alternative für Deutschland)、直訳するなら「ドイツのためのもう1つの道」。4月14日の第1回党大会の様子は、大々的に報道された。 ユーロへの懐疑を背景にドイツのインテリ層が新党旗揚げ この政党の主張はただ1つ。ユーロ圏からの撤退だ。ユーロ自体をなくそうというのではなく、ユーロ圏から抜けることを可能にすべきだという主張。 党員は圧倒的に男性、しかも年配者が多く、そういう面々が「マルクに戻ろう」などと気勢を上げていると、なんとなく「爺さん方のノスタルジー」に見えがちだが、しかし、バカにすることは禁物。 AfDのホームページには、彼らの名前が長いリストになっている。 党員数は5月半ばの時点で公称1万2000人。党の代表は3人で、1人は「フランクフルター・アルゲマイネ(Frankfurter Allgemeine)」紙や「
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