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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (6)

  • 「政権交代の回路崩壊」(朝日新聞政治部長)と3党合意礼賛の「社説」を読む

    「消費税3党合意」のニュースに対して、朝日新聞1面に「政権交代の回路崩壊」という曽我政治部長の記事が掲載されている。次のように記されている。このところの朝日新聞の政局報道には落胆させられることが多く、読んでいて不満が残ったが、今回は「手放し礼賛」ではない。 [引用開始] 民主党がこの3年つづった政権交代の物語はいったん終わった。決められない政治からぬけだそうとはした。だが自公両党との修正合意で払った代償はあまりにも大きい。 思い出してほしい。2009年、民主党は「政権交代。」をうたい、最低保証保年金を銘記したマニフェスト(政権交代)は、「国民との約束」とみえをきって民意をひきつけ、衆院選を制した。 日の政党政治が追い求めた政権交代のサイクル(回路)がやっと循環した。2大政党が公約を示して政権を競い、二大政党が公約を示して政権を競い、勝者はその実現度合いを次の衆院選で問い、敗者は対案と政権

  • 「電力の共同購入」という魅力が現実に近づくには

    海に川が注ぎ込む流れが遅いところには汽水域が出来上がる。海の塩水と川の真水が混じり合い、共存する。私は、現在のエネルギー政策や脱原発をめぐる状況は、ちょうど新旧の価値観が混じり合い、一見何の変化もないように見えて底流には大きな変化を呼び起こすものだと感じている。また、2009年の総選挙で「政権交代」が実現し、2年半後の現在は民主党と自民党の大連立が「政局」はともかく、「政策」では隔たりが小さくなってきたことや、既成政党不信が増大して地域政党や自治体首長の動向に注目が集まる等の事態もまた、このような構造にあると見ている。 PPS(特定規模電気事業者)の導入や、東京電力の大口契約料金の値上げ問題に取り組んでみて、ひとつ痛感するのは、この国の「エネルギー政策」の議論は供給サイドからの一方通行。すなわち、政府・財界・電力会社からのみ組み立てられていて、圧倒的な数の全国民である消費者・需要者サイドか

  • 電力制度改革を「消費者・使用者」の側から求めたい

    東日大震災による福島第一原発事故の衝撃は、当然ながらエネルギー政策について、大きな議論をまきおこした。それは、「原発」への依存度をあげようとしていていた従来の国の路線に根的な変更を求めただけでなく、電力会社の地域独占と不透明な電力料金(総括原価方式)の見直しをはじめ、再生可能エネルギーの普及拡大に向けても「系統」(発送電システム)のあり方も含めて俎上に乗る議論が始まっている。 世田谷区では1月下旬、区施設111カ所で使用する大口契約(高圧受電施設)の電力購入をPPS(特定規模電気事業者)も含めた「競争入札」により決定することを発表した。東京電力の大口契約17%の値上げが発表されていた直後だったこともあり、大きな反響があった。東京23区でも練馬区など他の自治体でも導入・検討の動きが続いていると聞いている。国内メディアの取材以外にも、海外メディアからも続けて取材が現在も続いている。 PPS

    che-hiroshi
    che-hiroshi 2012/02/16
    さすが保坂さん。やはり、消費者の最終決定権がない今までの電力価格決定メカニズムがおかしかった。
  • 世田谷区内の「高線量」の原因物を撤去へ

    日、ようやく平常の業務に世田谷区役所も戻りつつある。昨日の記者会見後、文部科学省は放射線規制室の検査官・審査官を世田谷区内の民家に派遣して、原因物を特定した。報道にもあるように、高い線量は床下に放置されていた「日夜光」というラベルのあるビン数十だったとのことだ。何より、原因究明がされたことと、その原因物の除去のメドがたったとの報告を先ほど受けた。福島第一原発事故の影響を強く疑いながら、他方で地上が高く地表が低いなどの線量測定の結果に納得いかないこともあって、環境測定専門会社の全面的な協力の下に因果関係が解明出来て、その後の線量低減、原因物除去に道筋をつけてくれた関係者の全ての方々に心から感謝したい。一方で、福島第一原発事故の影響が広範囲に拡がるながら、なかなか進まない除染作業に直面している地域の皆さんに思いをよせて、今後の被災地支援の取り組みも続けていくことにする。 今回の情報がもた

    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/10/14
    今回の保坂さん及び世田谷区の対応は総じて合理的、説明のタイミングも適切だったと思う。こういう首長がいるということはとても心強い。
  • 世田谷区内の局所的な「高い線量」計測について

    今日は8回目の記者会見だった。世田谷区内にピンポイントで「高い線量の個所」を確認し、区としてその原因を究明し、また原因物を除去する対策にあたっていることを発表した。記者会見ではあまり多くの質問は出なかったが、夕方からテレビニュースで報道され始めて、NHKの9時のニュースでは冒頭に伝えられた。まず強調しておきたいのは、今回区で確認した高線量の個所は狭く限定された空間(高さ1・5m×幅2m)であるということだ。10月6日に区が確認した最高の数値は「2.707マイクロシーベルト(毎時)」で地上1mの計測値だが、直下の地上5㎝だと半減する。5~6m離れた公園では、0.07前後の世田谷区の平均値の枠内となっている。 10月3日、携帯電話で受け取ったメールには、「区内に高い線量を記録している場所があるので確認してほしい」と書かれていた。この日、定期的に開催している世田谷区役所の放射能問題庁内連絡会議で

    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/10/13
    保坂区長のマネジメント、現時点では適切になされているようだ。区民、特に幼い子供を持つ保護者の安心感醸成に心を配ってほしい。
  • なかなか更新出来ない言い訳を書くと

    週末にブログを更新というテンポになっている。 かつて国会議員として働いていた時には、毎日更新していたのに、どうしてこの春からの区長職では出来ないのかと自問自答する。ひとつは仕事をする時間と私的な時間との区切りがつけくいということが言えるだろう。毎朝、ツイッターのリプライをチェックし、いくつかツイートする。メールをチェックし返す。そして、役所に入ってからは、まず『区長へのメール』に目を通す。一日10程度だが、週末を挟むと30~40の意見の束となり、対応を指示するものをピックアップする。そして、来客、会議、役所内の説明と切れ目がない。昼から夜は、イベントで挨拶が続き、この挨拶文にも事務方案に手を入れて準備する。また事をしながらの意見交換の機会も多い。 さらに議会召集の度に区長としての方針を示す「召集挨拶」(約1万字)に推敲を重ねて執筆することを始めとして、『区のお知らせ』を月に3回、特集

    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/10/12
    自由に発言できないのはなかなか辛そうだ。それにしても事務方の原稿に推敲を入れるというところがいかにも保坂さんらしい(笑)。上司の意向に沿って草案を作る事務方も大変だね(笑)。
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