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ブックマーク / sumita-m.hatenadiary.com (10)

  • King of Mountain - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 大阪府・大阪市の簒奪に成功した橋下徹だが、留意しなければいけないのは、みんなの党だけでなく、亀井静香も小沢一郎も、さらには石原慎太郎までが橋下に擦り寄っているということだろう。あれだけ「既成政党」を敵視していたにも拘わらず。或る人曰く、 一部の人たちの危惧に私も共鳴する。ある点で自民党内異端だった小泉よりホンモノ度が高いからだ。彼は何者でもない。まだどこにも所属していない。これから何かになろうとしているのだ。ああこわい。 http://d.hatena.ne.jp/nessko/20111128/p1 日のルイ・ボナパルト? 現象としての橋下徹を理解するためにはマルクスの『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』を読まなければならないのか(汗)*2。ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日 (岩波文庫 白 124-7) 作者: マルクス,伊藤新一,北条元一出版社/メーカー: 岩波書店

    King of Mountain - Living, Loving, Thinking, Again
  • 田原総一朗の影の下で? - Living, Loving, Thinking, Again

    「現代日の「テレビ政治」」http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20120304 「誤解を恐れずに言えば、この10数年を振り返ると、テレビ政治報道番組や討論番組などで主流となってきた主張の通りに、全体として政治が動いてきた印象がある」という。そして曰く、 テレビは既に古いメディアであるかのように言われることが多く、確かに産業としては縮小・衰退局面に入りつつあるのかもしれないが、現実政治においては決してそうではない。若い世代の「テレビ離れ」が指摘される一方で、人口層が多く政治的にもヴォーカル・マジョリティである年金生活者層においては、むしろ「テレビ漬け」とも言える現象が進んでいる。「テレビばっかり見てないで・・・」という、かつての親の子どもに対する小言は、今や高齢者層にこそ当てはまる言葉になっている。 1990年代初めくらいまでは、テレビ政治動向が理解できる

    田原総一朗の影の下で? - Living, Loving, Thinking, Again
  • 佐野眞一ナベツネをdisる - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120304/1330825992 佐野眞一氏*1の『ちくま』コラム(をまとめた)が言及されている。それにつられて、490号(2012年1月)に載った「読売のDNA」(pp.4-5)から抜書き。その前に、「DNA」という比喩は大嫌いだということは申し上げておきたい*2。 このテクストの直接の背景は昨年の清武英利の造反による巨人の「お家騒動」*3である。ナベツネをdisりまくり。 「ナベツネは東大共産党時代に培った人心収攬術で老人を籠絡し、ライバルはこれも共産党伝統の粛清と裏切りで蹴落としていった」(p.5)というのはたんなる事実なのだろうけど、それに続いて、「正力[正力松太郎]は”大正力”と呼ばれたが、ナベツネを”大ナベツネ”と呼ぶ者は誰もいない」という。また、 正力とナベツネじゃ、人間の器が恐竜とイタチほど違う。日

    佐野眞一ナベツネをdisる - Living, Loving, Thinking, Again
  • 鈴木善幸の功績など - Living, Loving, Thinking, Again

    http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120121/1327105127 http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20120121 茨城県以北の太平洋沿岸の諸県の中で岩手県だけ原発がない。それは鈴木善幸の老獪ともいえる政治力のおかげだったという。鈴木善幸って大平正芳と中曽根康弘の間で、相対的に影が薄いともいえるのだが。また小沢一郎が鈴木善幸の〈手柄〉を横領しているとも。 ところで、http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120120/1327071210に早川由紀夫*1の「私はきびしいことを言うが、きびしい現実をありのままに言っているだけだ。そのきびしい現実をつくりだしたのは私ではない」という言葉*2が引用されている。早川が非難されているのは「きびしい現実をありのままに言っている」からではないだろう。あくまで

    鈴木善幸の功績など - Living, Loving, Thinking, Again
  • エクリチュールは体力 by 村上春樹 - Living, Loving, Thinking, Again

    Emma Brockes “Haruki Murakami: 'I took a gamble and survived' “ http://www.guardian.co.uk/books/2011/oct/14/haruki-murakami-1q84 村上春樹の『1Q84』*1の英語版刊行*2に因んで、布哇に飛んでの村上春樹へのインタヴュー。 To Murakami, built like a little bull, it's a question of strength. "It's physical. If you keep on writing for three years, every day, you should be strong. Of course you have to be strong mentally, also. But in the first pl

    エクリチュールは体力 by 村上春樹 - Living, Loving, Thinking, Again
    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/10/16
    村上春樹の小説には現代人の疎外感を描いたものが多いように感じますが、1Q84の女性主人公・青豆のような殺し屋の動態描写を見ると、書き手の村上氏が確かに精神的肉体的にタフなことが想像できます。
  • 尾崎、中沢、菅(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again

    3つの名前を並べたからといって三題噺をするわけではない。ただの新聞切り抜き。 『読売』の記事; 尾崎豊ファン聖地、取り壊しへ…二十回忌の年に 若者の苦悩を歌って「10代のカリスマ」と呼ばれた歌手・尾崎豊を慕うファンに開放されてきた東京都足立区の通称「尾崎ハウス」が10月上旬、所有者の家の建て替えとともになくなることになった。 「15の夜」「十七歳の地図」など数々のヒット曲を残し、26歳で急逝してから19年。二十回忌の節目の年、ファンは思い出の地から「卒業」する。 1992年4月25日早朝、泥酔した裸の若い男が1人、小峰忠雄さん(72)宅の庭にいるのをの豊子さん(70)が見つけた。それが尾崎だった。体に打撲や擦り傷もあり、救急車で病院に運ばれたが、その日午後に肺水腫で死亡した。 直後から小峰さん宅前にファンが訪れるようになった。半年後、毎晩泣いていた女の子を小峰さんが「いつまでも外にいない

    尾崎、中沢、菅(メモ) - Living, Loving, Thinking, Again
  • ポスト鮎? - Living, Loving, Thinking, Again

    スギナミ「日アイドルファンがK-POPにハマらないワケ」http://nikkan-spa.jp/54710 曰く、 少女時代、KARAに代表されるK-POPアイドルの日での人気の過熱ぶりはいまさら説明するまでもないが、従来の日アイドルグループと比べて決定的に違うところがある。そう、それは「ファン層が10代前半から20代の若い女子ばかり」という点だ。最近こそ男性のファンも増えてはきているが、ライブ会場の客層を見る限り、男女比は1対9といったところ。 その理由について、K-POP事情に詳しいフリーライターの小野田衛氏は次のように語る。 「 “女のコが憧れる女のコ枠”が日国内で空席になっていたという事実があります。浜崎あゆみは同世代のカリスマと呼ぶには年を取り過ぎてしまったし、 AKB48は女性ファンもだいぶ増えてきたとはいえ、基的には男性に向けたアイドルグループ。90年代後半の

    ポスト鮎? - Living, Loving, Thinking, Again
    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/09/11
    この論証には概ね同意。女子が憧れる女子ね。安室→Speed→鮎は確かに何となくわかる。
  • 美しき日本語を破壊した罪? - Living, Loving, Thinking, Again

    「のだめ」内閣*1の閣僚第一号として、鉢呂吉雄経済産業相が辞任したという。罪状は福島原発周辺地区を「死のまち」と形容したこと、また「記者団の1人に「放射能をつけちゃうぞ」と述べ、防災服をなすりつけるようなしぐさをしていた」こと(『朝日新聞』)*2。 「死のまち」発言については、これが何故非難されなければならないのか、さらには辞任に値する罪なのかよくわからなかった。これについては、宮武嶺という弁護士の方の弁護*3は全く正論だと思う。別の言い方をすれば問題がなかったともいえるわけで、これはかつて撤退を転進、敗戦を終戦、占領軍を進駐軍と言い換えた日語の美しき伝統を侵犯していることが非難されているんだな(と勝手に思うことにする)。 「死のまち」といえば、今デヴィッド・バーンの『ちゃりんこ日記』を読んでいるのだが、彼がブエノスアイレスのRecoletaという瀟洒な高級住宅街にある霊園を訪ねる話が出

    美しき日本語を破壊した罪? - Living, Loving, Thinking, Again
    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/09/11
    同感。毎日新聞は記者の記者会見を実施すべき。
  • パラダイム・シフト(笑)が必要なのかも知れない - Living, Loving, Thinking, Again

    「努力が報われるという共同幻想」http://d.hatena.ne.jp/Room-B/20110227/p1 少し以前のエントリーではあるが、偶々見つける。 曰く、 考えてみれば、ゆとり教育には、そういう競争ではない価値観を作り出す、という期待があったのかもしれません。でも少子化と景気の低迷のせいもあるのでしょうが、それはあまり成功したようには見えません。むしろ社会の中ではタコ壺の中のちまちました競争が激化して、多様化には失敗しているような気もしますが、それとゆとり教育の関係もわかりません。たぶん誰にもわからないでしょう。 競争に勝って生き抜く、という価値観は自分の中にも植え付けられていて、自分の中から「競争」という思い込みをなくすのはなかなか容易ではありません。でも、競争に勝つ、ということはひとつの幻想であって、見かけがどうであれ、競争することにはほとんど意味がないのではないかと思い

    パラダイム・シフト(笑)が必要なのかも知れない - Living, Loving, Thinking, Again
  • 小島毅『靖国史観』 - Living, Loving, Thinking, Again

    靖国史観―幕末維新という深淵 (ちくま新書) 作者: 小島毅出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/04メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (37件) を見る 小島毅氏の『靖国史観』を読了したのは既に1か月くらい前。 はじめに 第一章 国体 第二章 英霊 第三章 維新 おわりに あとがき 参考文献一覧 書の主張は「はじめに」で述べられた 「靖国神社の思想的根拠は(神道というよりは)儒教にある」。これが私の学説である。そして、靖国神社が国際問題として扱われることを憂慮し、そもそもの起源においてそれが国内問題であったことを、いまあらためて声を大にして訴えていくこと。それが現代日に生きる儒教思想研究者としての使命であると、近年強く感じるようになった。(p.9)ということに要約されるのであろう。また、高橋哲哉氏の『靖国問題』に言及して、 高橋氏の議論は

    小島毅『靖国史観』 - Living, Loving, Thinking, Again
    che-hiroshi
    che-hiroshi 2011/08/17
    高橋哲哉の靖国問題に近い感じの本かな。今度読んでみよう。
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