米グーグル、米アップル、米エヌビディア、米インテル、中国百度(Baidu)…元々は自動車業界と縁のなかった大手IT企業が、続々と自動運転ビジネスに参入している。 なかでも、自動運転を実現するソフトウエアやハードウエアを組み合わせたプラットフォームの開発競争がヒートアップしている。いずれのIT企業も、自社の得意分野を生かしながら様々な企業と提携・協業し、先進技術の粋を集めた「自動運転プラットフォーム」の開発を狙う。自動運転プラットフォームを構築できれば、将来性の高い自動運転の世界でのビジネス拡大が見込めるからだ。 ITproプレミアム会員の方は印刷可能な拡大画像をご覧いただけます これまでの自動車業界は、車台とエンジンを内製する自動車メーカーを頂点とする垂直統合モデルが支配的だった。これが自動運転の時代には、PCにおける「ウィンテル連合」のように、優れたプラットフォームを広く提供する企業が勝