タグ

ブックマーク / electronic-journal.seesaa.net (23)

  • ●「経済成長否定思想の正体とは何か」(EJ第4007号)

    の経済論壇では、なぜか、日の経済成長はもはや望めな いとする悲観的な論調が勢いを増しています。「日はもう十分 豊かなので、経済成長は必要ない」とか、「日経済は成熟化し ており、もはや成長はできない」といった経済成長悲観論が根強 く蔓延しています。 そういう成長否定論の第一人者である水野和夫氏の大ベストセ ラーの著書の冒頭には、次の記述があります。 ――――――――――――――――――――――――――――― 近代とは経済的に見れば、成長と同義語です。資主義は「成 長」をもっとも効率的に行うシステムですが、その環境や基盤を 近代国家が整えていったのです。私が資主義の終焉を指摘する ことで警鐘を鳴らしたいのは、こうした「成長教」にしがみつき 続けることが、かえって大勢の人々を不幸にしてしまい、その結 果、近代国家の基盤を危うくさせてしまうからです。 ──水野和夫著 『資主義の終焉

    ●「経済成長否定思想の正体とは何か」(EJ第4007号)
  • ●「花見酒の経済学をめぐる笠と石橋」(EJ第3992号)

    花見の季節です。今日は花見に因んで「花見酒の経済学」とい うものについて考えます。落語の演目に「花見酒」というのがあ りますが、何はともあれ、話の内容を知っていただく必要がある ので、この話を現代風にアレンジしている「キャリコネ」という サイトから引用してご紹介します。 ――――――――――――――――――――――――――――― 桜の季節に、長屋に住む兄貴分の熊さんが、弟分の辰さんに持 ちかけた。「安い酒を仕入れて、花見客に高く売りつけ、ひとも うけをしよう」。 11000円で仕入れた一升瓶を10、背中に担ぎ、花見 客で賑わう公園に出かけた。1合を1000円で売れば、1升で 1万円。全部で10万円の売上げになる。仕入れの費用の1万円 が、10倍になる計算だ。 ところが、長屋から花見の場までは遠い。途中で熊さんが言っ た。「おい、1000円を払うから、おまえの背負った一升瓶か ら一杯だけ

    ●「花見酒の経済学をめぐる笠と石橋」(EJ第3992号)
  • ●「10年間ずつ日銀を支配した6人」(EJ第3854号)

    「通貨の量を増減させる」、つまり通貨の量をコントロールで きれば、景気を左右させることができます。通常ここでいう通貨 の量とは、「マネーサプライ」といいますが、日では「マネー ストック」といっています。 ところが、日の中央銀行である日銀がコントロールできるの はマネーストックではなく、「マネタリーベース」なのです。こ れは、「ベースマネー」とか「ハイパワードマネー」ともいわれ ています。マネタリーベースには、銀行が日銀に預ける日銀当座 預金も含まれるので、日銀がマネタリーベースをいくら増やして もマネーストックが増えるとは限らないのです。このことはEJ でも何回も述べてきています。その点が難しいのです。つまり、 日銀はマネーストックはコントロールできないのです。 しかし、日銀が銀行と面接し、マネタリーベースとして出す資 金全額を日銀が指定する産業に融資することを銀行が必ず実行す るとし

    ●「10年間ずつ日銀を支配した6人」(EJ第3854号)
  • ●「GHQの占領政策変更と高度成長」(EJ第3828号)

    米国による対日占領政策が変化したのは、1947年頃からで あり、1948年までに決定的に転換したのです。それは中国情 勢の変化をはじめとする冷戦の激化が背景にあります。 マッカーサー日占領軍司令官は、1947年の史上最大とい われた「2・1スト計画」を強権的に潰し、日共産党に対して 対決姿勢を一段と強めたのです。その時点から、米国は占領政策 を見直し、アジア随一の工業力を持つ日を共産主義からの防波 堤として活用すべきであり、そのためには、日の経済復興に力 を貸すべきである──このように考えたのです。これは「逆コー ス」と呼ばれています。1951年の対日講和条約締結までの出 来事について、野口悠紀雄氏は次のように書いています。 ――――――――――――――――――――――――――――― 49年総選挙で民主自由党が圧倒的勝利を収め、保守党政権の 支配が始まった。50年には、朝鮮戦争が勃

    ●「GHQの占領政策変更と高度成長」(EJ第3828号)
  • ●「日銀独立性をめぐる大蔵との暗闘」(EJ第3829号)

    戦後の時点で経済金融関係において主導権を握ったのは、大蔵 省ではなく、日銀であったことは昨日のEJで述べた通りです。 ここで、どうして大蔵省が主導権を取れなかったのかについて述 べておきます。 大蔵省は戦時中はその権限を大きく規制されていたのです。軍 部と企画院に報告義務を負い、それに加えて内務省によって権限 を大きく制約されていたからです。 ところが戦後になると、軍部と内務省は解体され、企画院は経 済企画庁という下位官庁になり、そこに大きな権力の空洞がポッ カリと空いたのです。 このような事態を大蔵省が見逃すはずがないのです。素早くそ れに割り込み、徴税、関税、国際金融、金融機関の監督、財務政 策、金融政策を取り込んだのです。そうしているうちに、日銀は GHQの協力を得て大蔵省に先行したのです。 このとき日銀は何とかして大蔵省のコントロール下から脱した いと考えていたのです。日銀が求めて

    ●「日銀独立性をめぐる大蔵との暗闘」(EJ第3829号)
  • ●「ウォール街でのデモの原因は何か」(EJ第3789号)

    2011年9月15日のことです。ツイッターに次のようなツ イートが流れたのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 9月17日。ウォールストリート。テントを持ってこよう ――――――――――――――――――――――――――――― これだけでは何のことかわからない。そこでこのツイートに付 いているURLをクリックすると、環境問題などを扱う雑誌「ア ドバスターズ」のブログに導かれ、そこに黒字に黄色の文字で、 「オキュパイ・ウォールストリート」の題字と次のメッセージが 表示されたのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― (エジプト・カイロの)タヒール広場を再現する準備はできて いるかい。9月17日、テントを、キッチンを、平和的なバリ ケードを設けて、真の民主主義を失墜させるゴモラ(聖書の中 の腐敗と罪の都市)である米最大の金融街ウォールストリ

    ●「ウォール街でのデモの原因は何か」(EJ第3789号)
  • ●「消費税増税分の社会保障目的税化」(EJ第3785号)

    消費税の増税分を全額社会保障に使う──これを気で実現す るには、一般会計に「社会保障勘定」を設けて区分経理する必要 があります。2013年度における社会保障関係費は、次のよう になっています。 ――――――――――――――――――――――――――――― ◎平成25年度社会保障関係費 29兆1224億円(一般会計31.4 %) ――――――――――――――――――――――――――――― この社会保障関係費30兆円のうち、基礎年金給付は約20兆 円であり、国庫負担分は半分の約10兆円になります。国庫負担 分2分の1は、2009年4月から実施されていますが、財源が 手当てできていなかったのです。 そこでその財源として消費税を増税する案が浮上したのです。 消費税を1%上げると約2兆円税収が増えるといわれます。した がって、税率を5%上げると約10兆円の税収になります。今回 の消費税税率を5%から

    ●「消費税増税分の社会保障目的税化」(EJ第3785号)
  • ●「荻上チキ氏と財務省の『ご説明』」(EJ第3783号)

    財務省が今回の増税の実現に、いわゆる「ご説明」をする対象 をいかに拡大していたかを示す事例があります。それは、評論家 の荻上チキ氏に対して財務省が電話を入れ、増税の「ご説明」に 訪問しているという事実です。 ところで、荻上チキ氏という評論家をご存知ですか。 実は私は知らなかったのです。偶然4月25日放送の「朝まで 生テレビ」(テレビ朝日)に出演しており、そのとき、はじめて 知ったのです。テーマは「集団的自衛権」でしたが、並みいる論 客のなかでも実に堂々と自分の意見を展開し、33歳ながらその 知識は並みではないという感じで、存在感を示していました。 ちなみに「荻上チキ」はハンドルネームで、実名は明かしてい ないのです。彼はいわゆるネットの寵児であり、著書も多く、最 近はラジオにも毎日のように出演しているのです。ブログも出し ており、ツイッターもやっていますが、ツイッターのフォロワー は6万人

    ●「荻上チキ氏と財務省の『ご説明』」(EJ第3783号)
    ko_chan
    ko_chan 2014/05/05
    チキ氏は心配ないだろうが、単なるPRのアドバイザーという以上に「電通が付いてる」という事実が、露骨な「圧力」に感じられてしまう人や団体は居るるのかもしれないな。
  • ●「伊藤元重教授とはどういう学者か」(EJ第3751号)

    伊藤元重氏という学者がいます。東京大学大学院経済学研究科 の教授です。テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト(WB S)」などのコメンテーターとしての出演したり、日経済新聞 や様々なビジネス誌や経済誌へ多くの寄稿を行っており、新聞や テレビで何度も目にする機会の多い学者です。 政府関係の役職も多く、小渕内閣の「経済戦略会議」、森内閣 の「IT戦略会議」で委員を務め、現在は安倍内閣の経済財政諮 問会議の委員も務めています。 元世界銀行エコノミストの中丸友一郎氏は、安倍首相が8%増 税の決断をする直前の2013年9月4日所載の次の日経の「経 済教室」の記事について、痛烈に批判をしています。 ――――――――――――――――――――――――――――― ◎消費税増税の論点(下) 「金利暴騰リスク、より深刻/財政への信認維持を」 ──2012年9月4日付、日経済新聞『経済教室』 http://

    ●「伊藤元重教授とはどういう学者か」(EJ第3751号)
  • ●「黒田総裁はなぜ増税を推奨したか」(EJ第3757号)

    2013年9月5日のことです。この時期はメディアでも「消 費税増税は実施されるのか否か」の議論がさかんになっていたの です。「安倍首相が増税を見送る」という声もかなりあったから です。そういうとき、黒田日銀総裁は、金融政策決定会合後の記 者会見で、消費増税について次の発言を行ったのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 消費税率を引き上げても成長は続く。むしろ政府の財政規律が 緩めば金融緩和の効果に悪影響がある。2013年度は駆け込 み需要などで成長率を0.3 %ポイント程度押し上げる効果が あり、逆に、2014年度については、駆け込み需要の反動と 消費税の負担増の影響で、0.7 %ポイント程度、成長を押し 下げる効果がある。実質GDPの成長率では、2013年度は 2.8 %、2014年度は1.3 %、さらに消費税率を10% に引き上げる2015年度は1.5 %

    ●「黒田総裁はなぜ増税を推奨したか」(EJ第3757号)
  • ●「首相はなぜ消費増税を決断したか」(EJ第3747号)

    安倍首相はなぜ消費税増税を決断したのでしょうか。今回の増 税は5%を8%に引き上げる大増税であり、しかも、2015年 10月からは税率をさらに10%に引き上げることが予定されて いるのです。 経済再生と消費税大増税は明らかに矛盾します。アベノミクス はせっかく好調に走り出したのに、2014年4月から税率を8 %にすれば、それに急ブレーキをかけるに等しいからです。アク セルとブレーキを同時に踏み込んで、アベノミクスならぬアベコ ベミクスに転落する確率がきわめて高くなっています。 安倍首相が増税の決断をしたのは、短期的な経済成長の好調さ と東京オリンピックの招致決定などに加えて、「こんな良い条件 が揃っているときに増税できなければ、日は政府債務がGDP の2倍以上ある国なのに、増税の決断ができない国であると海外 から思われるという首相の周りを取り巻く識者からの意見があっ たからであると思われ

    ●「首相はなぜ消費増税を決断したか」(EJ第3747号)
  • ●「安倍首相は増税をいつ決断したか」(EJ第3709号)

    安倍政権は、就任直後から「経済再生」を旗印にして、政権運 営に取り組み、就任後1年経ってみて、それなりの成果を上げて いるといえます。 その安倍首相が2013年10月1日に臨時閣議後に記者会見 し、2014年4月からの消費税の税率を8%に引き上げると表 明したのです。17年ぶりの消費税引き上げ決定になります。 消費税増税と経済再生は、明らかに矛盾しています。アベノミ クスは、アクセルとブレーキを同時に踏み込むのと同じで、せっ かく上昇しかけている経済再生を潰してしまう危険性をはらんで いるのです。 ところで、安倍首相は、消費税増税を最初から決めていたので しょうか。それとも経済指標などを分析し、熟慮しながら決定し たのでしょうか。これによって、安部政権の姿勢というか、考え 方がわかりますし、10%への引き上げについてもある程度見通 せると思うからです。 安倍首相の増税決定後に出版された経済

    ●「安倍首相は増税をいつ決断したか」(EJ第3709号)
  • ●「経済弾力条項はどう決まったのか」(EJ第3708号)

    安倍首相は消費税増税を決断し、4月から消費税率は現行5% から8%に引き上げられます。しかし、安倍氏は政権を奪還する 前の2012年6月27日にメールマガジンで次のように発信し ているのです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 昨日、社会保障・税一体改革関連法案が、衆院を通過しまし た。3党合意についての私の考え方は、すでにメールマガジン でご説明した通りです。 報道等ではあまり触れていませんが、現在のデフレ下では消 費税を引き上げず、法案には引き上げの条件として名目経済成 長率3%、実質成長率2%を目指すという経済弾力条項が盛り 込まれています。 つまり現在のデフレ状況が続けば、消費税は上げないという ことです。しかし、野田総理のこれまでの委員会答弁は、この 点があいまいであると言わざるを得ません。 要は民主党政権を倒し、デフレからの脱却を果たし、経済成 長戦略

    ●「経済弾力条項はどう決まったのか」(EJ第3708号)
  • ●「財政を家計にたとえるレトリック」(EJ第3706号)

    安倍首相の進めるアベノミクスは、第1の矢である金融政策、 第2の矢である財政政策までは、デフレ脱却のための経済政策と しては間違っていないと思います。しかし、4月からの消費税率 8%のアップは最悪の選択であったといえます。 安倍首相としては音ではやりたくなかったのでしょうが、自 公民3党で決めたことでもあり、総裁の前任者の谷垣禎一法相が その成立に深くかかわっていたので、意思決定せざるを得なかっ たものと思われます。しかし、これは安倍政権にとって今後深刻 な火種になる可能性があります。 何しろ、この「社会保障と税の一体改革」は、4人の財務大臣 の協力で実現したもので、4人それぞれ実現したことを誇りに感 じているはずです。4人の財務相とは、谷垣禎一氏に始まり、与 謝野馨氏に受け継がれ、民主党になってからは、菅直人氏、野田 佳彦氏とバトンリレーされ、成立しています。なかでも与謝野氏 は、財務

    ●「財政を家計にたとえるレトリック」(EJ第3706号)
  • ●「なぜ菅元首相は増税を決意したか」(EJ第3704号)

    菅元首相が消費税増税に目覚めたきっかけは、一体何だったの でしょうか。野党の時代に菅氏が消費税増税を口にしたことはな いし、「4年間増税せず」を打ち出した2009年の衆院選のマ ニフェストにも反対を唱えていないのです。 そうであるとすると、藤井財務大臣の辞任を受けて就任した財 務相時代──2010年1月7日~6月8日──に変心したとい うことになります。そのときの財務副大臣が後に菅氏の次に首相 になる野田佳彦氏です。 それにしても「洗脳」のされ方が非常に早い。就任して約1ヶ 月後の2月5日~6日、菅氏はカナダのイカルウィットでの主要 7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に出席し、次の発言を しているのです。菅氏にとってはじめての国際会議です。 ――――――――――――――――――――――――――――― 我が国の国債残高は、オリンピックであれば金メダルが間違い なくもらえる水準である。  

    ●「なぜ菅元首相は増税を決意したか」(EJ第3704号)
  • ●「消費増税は真に日本に必要なのか」(EJ第3703号)

    号は今年はじめてのEJです。今年もEJをよろしくお願い いたします。2014年4月1日から消費税が今までの5%から 8%にアップします。さらに計画では、2015年10月から8 %が10%に引き上げられます。無茶苦茶な暴挙です。 普通であれば、そういう無謀な増税を決めようとすると与党に 強い批判が行き、政権がひとつやふたつ崩壊するのは不思議では ないのです。5%を2倍の10%に引き上げるのですから、世紀 の大増税といえます。 そもそも消費税増税10%を掲げて2010年の参院選を戦い 勝利したのは自民党なのです。衆参のねじれはこのとき生じてい ます。しかし、増税を公約に掲げて勝利したといっても、そのと きの自民党は野党だったのです。 野党の公約というものは、政権交代の可能性のあるときは別と して、国民はあまり重視しないものです。実現する可能性が少な いからです。もし、民主党が菅政権ではなく、

    ●「消費増税は真に日本に必要なのか」(EJ第3703号)
  • ●「習近平はラストエンペラーになる」(EJ第3548号)

    中国という国は、経済成長率が1%落ちると、500万人の失 業者が出るといわれています。現在は、10%台だったのが7% 台に落ちているので、1500万人の失業者が出ている計算にな ります。1500万人というと、東京都の人口は約1300万人 ですから、それ以上の失業者ということになります。 中国の失業に関しては、2つのデータからそれが非常に深刻で あることがわかっています。 2012年12月12日に中国のメディアから出た話ですが、 西南財経大学の最近の調査によると、中国の実際の失業率は政府 が公表した数字の倍であるというのです。政府の数字は4.1 % ですから、8%以上ということになります。これが1つ。 もう1つは、資源指数研究院が同じ2012年12月の数字に よると、2012年の第1四半期から第3四半期、つまり、1月 から9月までの中国製造業の雇用者数が、前年に比べると20% 減少していると

    ●「習近平はラストエンペラーになる」(EJ第3548号)
  • ●「衆院解散は今国会の会期末か」(EJ第3362号)

    8月8日夜の自民党の谷垣総裁と野田首相のドタバタ劇、あれ は一体何だったのでしょうか。 次期衆院選をめぐる政局ですが、その総選挙を契機に、大阪維 新の会は国政に進出する構えを見せており、消費税政局の動きと 関係があるので、EJなりの分析をすることにします。 国民の声を無視し、謀略の限りを尽くして、日参院で可決さ れる「社会保障と税の一体改革」は4人の財務大臣による共同作 業で実現されたのです。改めて日という国は、財務省──官僚 機構のトップ組織によって支配されている国であることがよくわ かります。4人の財務大臣の名前を上げておきます。 ――――――――――――――――――――――――――――― 第3・4・5代財務大臣/谷垣禎一氏 第11代財務大臣/与謝野馨氏 第13代財務大臣/菅 直人氏 第14代財務大臣/野田佳彦氏 ――――――――――――――――――――――――――――― 社会保障

    ●「衆院解散は今国会の会期末か」(EJ第3362号)
  • ●「橋下市長の野田首相擁護発言のウラ」(EJ第3342号)

    もう少しツイッターの話を続けます。2010年7月10日/ 19:12時点における橋下徹氏のツイッターのデータです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 2010年7月10日/19:12 ツイート総数   6149 フォロー数      24 フォロワー数 786466 https://twitter.com/t_ishin/ ――――――――――――――――――――――――――――― 有名人はほとんどそうですが、橋下氏もフォローしている数は 24人であり、つねに連絡を取り合う人に限られています。橋下 氏の「プロフィールページ」の「24フォロー」とあるところを クリックすると、この24人が誰であるかがわかります。 河村たかし、逢坂誠二、孫正義、竹中平蔵、古賀茂明、堀江貴 文、池田信夫、高橋洋一氏などの名前が並んでいます。このよう に、交友関係や人間関係もある程度わかる

    ●「橋下市長の野田首相擁護発言のウラ」(EJ第3342号)
  • ●「千兆円の借金で今の日本ができた」(EJ第3304号)

    5月14日のBSフジの「プライムニュース」では、少し痛快 な思いをしました。清水信次さんが出演したからです。少し欧州 危機のテーマから外れますが、お付き合いください。 ――――――――――――――――――――――――――――― 「流通業界の重鎮が直言/消費増税・首相の資質」 日チェーンストア協会会長・清水信次氏 http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120514_0 ――――――――――――――――――――――――――――― この番組で一番印象に残ったのは、反町理キャスターと清水信 次氏との次のやりとりです。 ――――――――――――――――――――――――――――― 反町:日は国の借金が1000兆円を超えていて、第2のギ リシャになるといわれていますが、これについて清水さ んはどう思われますか。 清水:借金が1000兆円を超

    ●「千兆円の借金で今の日本ができた」(EJ第3304号)