『Gのレコンギスタ』第7話でのベルリの母親、ウィルミット・ゼナムが「笑う」シーンには確かに違和感があった。 例えばグダさんなどは「ストレスのたまる男たちとの仕事の前にウィルミット・ゼナム長官はカバを見て爆笑して気持ちをリセットするというライフハックをしているようだ」というように考察している(Gのレコンギスタ第7話「マスク部隊の強襲」落ちるか?飛べるか?不安!)が、だとしてもあまりに唐突である。 ここで考えたいのが「笑う」という行為に違和感を感じるということは「笑いには理由がある」と思っており、その「理由」が第7話で描かれていない、と感じているということである。 何か「面白いこと」や「嬉しいこと」があった時に笑う、とするならば確かに第7話のウィルミットには「笑う」理由が存在しない。 ならば考えられるのは、『Gレコ』の作品内で「笑う」という行為は「面白いこと」「嬉しいこと」と結びついていないと